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女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ その他の病気…②

甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 主な症状: 首のはれ、動悸、息切れ、微熱、発汗、下痢、体重減少、手のふるえ、疲れやすい 等 どんな病気? 前頸部にある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが、過剰に分泌されている状態。 甲状腺が働きすぎて起こる「 バセドウ病」です。 甲状腺の炎症や自己免疫性疾患が原因でホルモンが出てしまう一 過性の「亜急性甲状腺炎」「無痛性甲状腺炎」などがあります。 日本では90%以上がバセドウ病によるもののため、 甲状腺亢進症といえばバセドウ病と示すことも多くみられます。 バセドウ病は、 甲状腺に対する自己抗体である抗TSH受容体抗体が生産されてし まう自己免疫疾患です。なぜそうなるかはよくわかっていません。 TSH受容体は甲状腺のTSH受容体という甲状腺ホルモンの生産 を促す受容体を刺激するため、 甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまうのです。  遺伝的な体質の影響が多いとされ、頻脈・甲状腺のはれ・ 眼球の突出が特徴的な症状ですが、 すべての人にみられるわけではありません。 自己免疫疾患は女性に多くみられ、バセドウ病も20~ 30代の若い女性に多く、患者数は男性の4~ 5倍になるといわれます。     ―――――――――――――――――――――――― 甲状腺が亢進すると… 甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、 代謝や各臓器の働きが必要以上に活発になり、次のような症状が。 眼球突出・動悸・息切れ・暑がり・ 発汗・頻脈・すぐ疲れる・イライラ・ 気分高揚・情緒不安定・食欲増進・ 体重減少・血圧上昇・月経不順・ 無月経・早口・成績低下 ――――――――――――――――――――――――     ο甲状腺ホルモン 全身の多くの臓器作用し、成長・発育にも関係し、 エネルギー生産や代謝、心臓の機能を調節するなど、 生命を維持するために大切な働きをしています。 女性ホルモンとリンクしているとされ、 甲状腺機能障害は女性に多くみられます。   どう治す? ● バセドウ病 治療方は大きく3つあります。 はじめに行われる治療法は、 甲状腺ホルモン合成を抑制する抗甲状腺剤を服用する方法です。 TSH受容抗体...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ その他の病気…①

◇ 膀胱炎・腎盂腎炎 膀胱炎の主な症状:  頻尿、尿のにごり、排尿痛、残尿感  など   腎盂腎炎の主な症状:高熱、腰痛、倦怠感、頻尿、排尿痛 など どんな病気? 膀胱の粘膜に起こるのが 「膀胱炎」 。 腎盂から腎臓の実質が炎症を起こしているのが 「腎盂腎炎」 です。 女性は尿道口から肛門までが近く、男性より尿道も短いことから、 炎症を起こす細菌が尿道から膀胱に入りやすいので、 急性膀胱炎を起こしやすいとされています。 ● 急性膀胱炎 一般的に「膀胱炎」といわれるものは、 大腸菌やブドウ球菌などの細菌が、尿道から膀胱に入って炎症を起こすものです。 女性の5人に1人は経験するといわれる、よく見られる病気です。 膀胱に菌が入っても、 膀胱粘膜の防御機能や排尿による自浄作用で流され、 必ず発症するわけではありません。 疲れて抵抗力が落ちたとき・トイレを我慢することや、 冷えなどが誘因となって細菌が増殖すると膀胱炎を起こします。 トイレが近くなったり、排尿の終わりに痛みが出たり、 残尿感をおぼえたり、白血球がまじって尿が濁ったりします。 ● 間質性膀胱炎 膀胱の粘膜と筋肉の間にある間質という部分が炎症を起こし、 かたくなっている状態。 なぜ起こるか、原因はよくわかっていません。 症状が似ているため急性膀胱炎とされることが多く、 診断のむずかしい病気です。 特徴的な症状は、 尿が膀胱にたまってきた時に、強い痛みや違和感があります。 排尿すると楽になるのでトイレの回数が増え、 1日に数十回も行くようになります。 ● 腎盂腎炎 細菌が尿道口から膀胱、尿管を逆行し、腎臓内でつくられた尿が集まる腎盂や腎杯、 腎実質まで運ばれ、炎症を起こしたものです。 まれに、体のほかの感染部位から血液やリンパ液に細菌が入り、 腎臓で炎症を起こすこともあります。 尿の流れを悪くする要因があったり、 疲れて抵抗力が落ちたりしているときに発症しやすくなります。 背中や腰が痛み、高熱が出ます。 背中、腰の痛みは左右どちらか片側だけのことが多いようです。 きちんと完治させないと慢性化したり、 重症になると腎不全を起こしたりするので注意が必要です。 尿路への細菌感染を防ぐには? ●疲れやスト...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 卵巣の病気…②

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◇卵巣腫瘍(良性) 主な症状: 下腹部のはり・ 下腹部痛 ・腰痛・頻尿・便秘 など どんな病気? 卵巣に腫瘍ができて、大きくはれる病気。 卵巣にできる腫瘍にはさまざまな種類があります。 およそ90%は良性ですが、 腫瘍が良性のものか悪性のものかの区別がまず重要です。 良性・悪性を区別する時に大きな出掛りとなるのは、 腫瘍の内容物です。 卵巣腫瘍は内容物が液体状の「のう胞性腫瘍」と、かたまりの「 充実性腫瘍」のふたつに大きく別けられます。 ●のう性腫瘍 卵巣腫瘍ではもっとも多いもので、 卵巣の中に分泌液がたまってはれたものです。 そのほとんどが良性の腫瘍「卵巣のう腫」です。 ですが、 液の中に充実性の部分がある場合は悪性のことも考えられ、 注意が必要です。 ●充実性腫瘍 こぶのような固いかたまりができます。 悪性のものは多くはこのタイプです。 中には良性のものや、悪性と良性の中間に位置するものもあります。 どちらの場合も腫瘍が小さいうちは自覚症状がありません。 大きくなるにつれ、下腹部がふくらんだりしますが、 それもただ太ったと感じる人がほとんどです。 そのため、 ほかの病気のための検診を受けたときに、 偶然発見されることが多い 病気です。 ある程度大きくなった卵巣が、何かのきっかけで根元からねじれる「 茎捻転」といわれる状態になることがあります。 そうなると、突然強い下腹部痛や嘔吐などの症状が起こります。 茎捻転が起こったら、ねじれた部分から血が回らなくなり、 卵巣が壊死する危険があります。腫瘍の種類や大きさに関係なく緊急手術が必要です。 検査は? 腫瘍のほとんどが良性ですが、なかには悪性のものもあるため、 検査では良性・悪性の判断が大切です。 問診、内診のあとは、超音波検査を行います。 ここで、良性か悪性かのだいたいの見当がつけられます。 さらにしっかりと見きわめるため、 血液検査やMRI検査を行います。 最終的に手術で摘出したものをみないと診断が困難な場合もありま す。 どう治す? 悪性か疑われる場合や、大きさが5~6㎝以上の場合には手術をします。 良性と考えられるものには、体への負担が軽く傷あとも小さい、 腹腔鏡下手術を行うことが増えています。 良性で腫瘍がまだ小...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 卵巣の病気…①

◇卵管炎・卵巣炎 主な症状: おりもの・下腹部痛・吐きけ・高熱・不正出血 ・排便痛・排尿痛 など どんな病気? 卵管や卵巣が炎症を起こす病気。 卵管はとても炎症を起こしやすく、同時に卵巣まで炎症が及ぶことがほとんどです。 卵管と卵巣を合わせて子宮附属器というので、卵管炎・ 卵巣炎を合わせて子宮附属器炎ともいいます。 炎症の原因となるのは、 大腸菌やブドウ球菌・クラミジア・淋菌などの感染症です。 人工妊娠中絶や流産・出産時、 タンポンの長時間使用などで膣に感染する。 多くの場合は腟炎から子宮頸管炎、 子宮内膜炎と炎症が広がって附属器に炎症を起こします。 このように下から上に広がる感染経路は上行感染といわれ、 附属器炎がさらに広がると骨盤腹膜炎を引き起こします。 急性期には高熱が出たり、激しく下腹部が痛むなどな症状があり、 おりものが増えます。 炎症が慢性化すると、熱などの症状はおさまりますが、 直ったわけではありません。 卵管が周囲の臓器と癒着したり、卵管内にうみがたまって「 卵管留膿症」になったりして、不妊や子宮外妊娠の原因になります。 どう治す? 急性期になるべく早く抗生物質や消炎剤での治療を行うことが重要です。 同時に、安静も重要なので、症状が強いときは入院して治療します。 通院して治療する場合や、退院後も、 完治するまではできるだけ安静にし、無理は禁物です。 入浴なども医師の指示に従いましょう。 症状がおさまったからと途中で治療をやめてしまうと、 慢性化や習慣化をまねきます。 慢性化によりほかの臓器との癒着がひどくなってしまった場合や、 薬の投与と安静では症状が改善しない場合には、 手術をして病巣をとり除くこともあります。 ◇ 骨盤腹膜炎 主な症状: 発熱・下腹部痛・腰痛・吐きけおりもの・不正出血  など どんな病気? 卵管炎、卵巣炎から感染が骨盤腔に広がった炎症が骨盤腹膜炎です。 卵管炎や卵巣炎なども含めて「卵巣内炎症性疾患(PID)」ともいわれます。 高熱や激しい下腹部痛が主な症状で、 おりものや不正出血も伴います。 下腹部の痛み方が虫垂炎と似ていることがあり、 間違えられやすいので注意が必要です。 診察では、内診で圧痛やしこり...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 乳房の病気…②

乳腺炎 主な症状:乳房のはれ・痛み、 発熱、 わきの下のリンパ節のはれ どんな病気? 乳腺が炎症を起こす病気で、 次の3つ があり、急性の乳腺炎は授乳期多くみられます。 1) 乳汁うっ滞症 出産後、乳管内に乳汁がたまり(うっ滞)、乳房がはれた状態で、細菌の感染は起こしていません。 初産の産褥期(出産後母体が回復するまでの期間)によくみられる。 多くは片側のお乳の出が悪くなり、乳房がはれ傷みを伴います。 初産の場合、乳管が未熟で十分に開いてないことや、 赤ちゃんが授乳に不慣れで、十分ににおっぱいを吸えないことなどが、うっ滞を起こす要因です。 妊娠中から乳房や乳頭をマッサ―ジし、乳管を開くようにして、 積極的に授乳することが、 乳汁うっ滞症の予防になります。 2)急性化膿性乳腺炎 ほとんどが乳汁うっ滞症をもとに、 細菌が入り込んで炎症を起こすもので、 出産後2~ 6週ごろに起こしやすい病気です。 授乳中は、乳頭に小さなひびなどができやすく、 そこから黄色ブドウ球菌や連鎖球菌などが侵入します。 感染を起こし乳房がはれ上がって激しく痛みます。 乳汁うっ滞症よりも強い症状で、腋窩(わきの下のくぼみ) のリンパ節まではれて痛むこともあり、 38度以上の高熱が出たりします。 お乳に血やうみが混ざる事もあり、感染が長引くと、 乳房内にうみがたまっで膿瘍ができることもあります。 3)慢性乳腺症 授乳期以外に乳頭から細菌が侵入して、慢性的に乳腺が炎症を起こし ている状態。 主なものとして 「乳管拡張症」 や 「乳輪下膿症」 などがあげられます。 乳管拡張症  … 更年期の女性に多く、なんらかの原因で拡張した乳管に分泌物などが         つまり、周囲が炎症を起こすものです。         乳頭陥没や皮膚のただれ等が表れることもあります。 乳輪下膿瘍   … 乳輪の下にうみがたまるもので、しこりができ、赤くはれたりします。         ひどくなると膿瘍なら皮膚に通じる穴(瘻孔/ロウコウ)ができ、         うみがでます。陥没乳頭を伴う場合が多く、再発しやすい病気です。 どう治す? どの場合でも、 炎症の原因となっているものをとり除くことが、まず必要で...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 乳房の気になる症状…①

乳房の気になる症状 比較的自分で発見しやすい乳房の異常。 気になる症状がみられたら乳腺外科のある病院へ! ■ 乳房にしこりがある しこりがあってもすべて乳がんとは限りません。 乳房にしこりを発見すると、すぐに「これは乳がんでは」と不安になりがちです。 しかし、しこりがあってもすべて乳がんというわけではありません。 乳腺症や乳腺線維腫瘍という良性のしこりができる病気もあります。 乳がんよりむしろこちらのほうが多いくらいです。 乳房のしこりはその形態によって良性・悪性の特徴がありますが、 自己判断は禁物! しこりを感じたら早めに受診して、検査を受けるようにしましょう。 しこりの他の症状にも気をつけて 乳がんは乳房にできたしこりが早期発見の手がかりになります。 乳頭から血がまじった分泌物が出ることもあり、 これも重要なサインとなります。 茶褐色の分泌物が出た場合は、至急乳腺科などの専門医を受診しまし ょう。 乳腺症でも分泌物が出ることがありますが、 この場合の分泌物は透明か乳白色をしています。 乳腺症が乳がんに移行することはないとされていますが、 区別の自己判断は難しいものです。 念のため乳がんの検査を受けておくほうがよいでしょう。 受診するときは乳房の専門医に 乳房を専門に扱うのは「乳腺科」や「乳腺外科」です。 女性の病気ということもあって産婦人科と思いがちですが、 乳腺の専門科がない総合病院では、外科が扱っているのが一般的です。 もし、乳がんの疑いがあって受診するなら、 乳腺の専門医のいる病院を 受診するとよいでしょう。 乳がんの検診は産婦人科で行っている場合も多いので、確認してみま しょう。 レディースクリニックに乳腺外来を設けているところや、 乳腺専門のクリニックもあります。 -- TIPS --------- -- マンモグラフィ―検査は月経後に 病院では、乳がんの検査をすることになります。 マンモグラフィ―と超音波での検査方法があります。 マンモグラフィ― の検査を受ける場合は、 月経前や月経中はホルモンの影響で乳房が張 りがちなので、 月経後から排卵期ぐらいの間に受けた方が痛みは少ないでしょう。 はじめてマンモグラフィ― を受けるときは、 特に痛みを感じる人もい...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 子宮の病気…⑩

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子宮体がん どう治す? 大きく分けて4つの治療方があります。 「手術療法」 「放射線療法」 「化学療法」 「ホルモン療法」 原則として、まず 「手術療法」 を行います。 そして、 その際の病理検査の結果などにより、ガンの進行期の分類がされ、 手術 後の治療方針を検討するのが一般的です。 手術結果、再発の可能性がないと判断されれば、経過観察となります。 進行期が進んだものであったり、 リンパ節にもガンが転移していたり、 その後に再発しそうな危険因子がある場合には 「術後補助療法」 として、放射線療法や化学療法が行われます。 「ホルモン療法」 は、 主に初期ガンで将来妊娠を希望する人のために子宮を残す治療法と して行われます。 それぞれの治療にはマイナス面もあります。( ▶︎ 2017年1月バックナンバー参照 ) 自分の治療がどのようなものになるのか説明を受けるようにし、 きちんと理解し納得してのぞむことが大切です。 子宮体がんの術後進行期分類 手術療法について 子宮体がんの手術はガンを取り除くため、また、 がんの広がりなどを観察して 病気の進行期を確定し治療方針をたてるために行われます。 体がんは卵巣にも転移しやすいため、手術では子宮の全摘出に加え、 卵巣・卵管を切除(両側付属器切除術)するのが一般的です。 そして、がんがリンパ節や骨盤内に広がっているか、 どのくらい深く浸潤しているか、 また、 がんのタイプなどについて摘出したものもくわしく検査し、 最終診断されます。 ガンがあきらかに広がっている場合、 広汎子宮全摘術になることもあります。 ( ▶︎ 2017年1月バックナンバー参照 ) 放射線療法について 放射線をがん細胞に照射して、がんを小さくする治療方。 手術の結果がんが子宮の外側に広がっていたり、 手術ではすべて切除し切れなかったりした場合にも行われます。 頸がんには効果的ですが、 体がんには効果がやや低いともいわれています。 化学療法について 抗がん剤を使用した治療法です。 放射線療法同様に、手術の結果、再発のおそれがある場合に行われます。 3~4週間の間隔で、5~6回の投与が一般的です。 再発・転移の場合も行われ、 その場合、術後とは違...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 子宮の病気…⑨

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◆子宮体がん 主な症状:不正出血、おりもの、発熱、下腹部痛、腰痛など ライフスタイルの欧米化により最近増えてきている子宮がん。 閉経前後の不正出血には注意して。 ▽どんな不正出血でもとにかく病院へ 子宮体がんは頸がんと違い、比較的初期の段階から不正出血などの症状が見られる。 そのため、見つかったときに早期の人が多く、治りやすいがんです。 進行すると、おりものの量が増え悪臭がしたり、下腹部痛・ 発熱などの症状が出てきます。 そうなる前に検査を受けることが大切です。 閉経前後に多いがんなので、その頃は特に気をつけて、 少量の不正出血でも放置せず、病院を受診しましよう。 不正出血を閉経前の月経不順と勘違いしないよう注意が必要です。 どんな病気? 子宮内膜に発生するがんで「子宮内膜がん」 とも呼ばれます。 欧米では婦人科のがんでいちばん多いのは子宮体がんです。 日本では子宮がんといえば子宮頸がんがほとんどだったが、 最近、子宮体がんの割合が増加する傾向にある。 その理由として、 食生活の欧米化により肥満傾向の人が増えたことや、 出産回数が減少していることなどがあげられる。 病気の原因ははっきりしませんが、 ひとつには女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン) が長期間分泌されることが関係しているとされています。 子宮内膜に異常な細胞ができたとしても、 毎月の月経ではがれ落ちてしまえば問題ありません。 それがはがれ落ちないでいる期間が長くなると発症します。 そのため、月経がなくなった閉経後のほか、 月経が不順だったりした場合もリスクが上がるとされています。 若いときの月経不順もほっておかずにきちんとケアしておくことが 大切です。 早期発見の決めては、不正出血を見逃さないことです。 閉経前後にがこの病気がもっとも多発する時期ですが、 30代でかかることもあります。 不正出血は多くの病気のシグナルですから、 ほかの症状がなくても一度受診しましよう。 検査は? 細胞診や超音波検査を行い、 異常が疑われるとさらに組織診など詳しく調べます。 不正出血がある場合、 出血しているからと受診を控えるのは間違いです。 出血があればすぐに病院へ行きましょう。 そうでない場合は、月経直後の検査がよいとされてい...

女性の病気 徹底検証 子宮の病気…⑧

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子宮頸がん   どう治す? 子宮頸がんの治療には大きく分けて3つあります。 『手術療法』 『放射線療法』 『化学療法』 進行期によってどのような治療方を選ぶかが決まります。 将来、妊娠・出産を希望するかしないかなど、治療後の生活のことも十分考慮して選択することが大切です。 自分の希望をきちんと伝えて、主治医と話し合い、副作用などについても納得したうえで、治療にのぞみましょう。 治療後は、治療によって起こる障害をケアしたり、再発した場合に早期発見するために、定期的に通院して検査を受けたりすることが必要です。 子宮頸がんの臨床進行期分類と標準的な治療法 ●手術療法 頸がんの一般的な治療方法で、0期・Ⅰ期・Ⅱ期 の場合に行われます。 『円錐切除術』『単純子宮全摘出術』『広汎子宮全摘術』のいずれかが選ばれます。 Ⅰ期 の初期段階までで、将来妊娠を希望しているなら、子宮を残す円錐切除術をできるだけ行うようにします。 ごく初期にはレーザーでがん細胞を焼き、死滅させる治療も行われます。 ●放射線療法 放射線をがん細胞に集中的に照射して、がん細胞を殺し小さくします。 がんの浸潤が深かったり、広かったりして、手術が難しい Ⅲ期 以降に行われる。 また、リンパ節に転移があった場合は手術後に追加の治療としても行われることもある。高齢で体力がなかったり、合併症があって手術ができない人にも選択される治療法です。「同時化学放射線療法」と呼ばれる、抗がん剤の治療(化学療法)も同時に行う治療法が、高い効果が期待されています。 ●化学療法 抗がん剤での治療です。単独、あるいは放射線療法と組み合わせます。 手術療法のむずかしい Ⅲ期・Ⅳ期 に、子宮頸部以外に広がったがんに対する効果を期待して行われます。 また、がんが大きかった場合に手術前に行いがんを小さくします。 手術後に追加治療として行われることもありますます。 使われる抗がん剤はそれぞれの状況に応じて選ばれます。 それぞれの治療法のマイナス点 ▼手術療法 円錐切除術 子宮を残す分、再発する危険性が残る。 単純子宮全摘出術・広汎子宮全摘出術 子宮をとってしまうため妊娠ができなくなる。 卵巣も切除した場合には女性ホルモンが分泌されなくなるため、更年期のような症状がでることもある。 広汎子宮全摘出術 リンパ節を切除すると足や...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 子宮の病気…⑦

◆子宮頸がん 主な症状:初期は無症状、不正出血、セックスの後出血、おりもの 等 ・早期発見でほぼ100%治る子宮頸がん。 ・最近20~30代に増えている。 ・若いからと安心しないで検診を受けましょう。 セックスの経験があれば誰でもかかる可能性がある。 子宮頸がんはセックスで感染するヒトロパピローマウイルス(HPV)というウイルスが大きな原因のひとつ。 40~50代に多発しますが、 最近は初体験の年齢が下がっていることなどから、 20代でかかる人が増えている。 まずは病気に関心をもち、検査を受けることが大切です。 各自治体で20歳以上を対象に子、宮頸がんの住民検診が行われています。 病院での自費検診より安く受けられます。 また、社員の検診費用を補助する企業も増えてきています。 どんな病気? 子宮の入り口、頸部にできる癌です。 進行すると不正出血や性行為の際に出血が見られたりしますが、 初期には自覚症状がまったくありません。 子宮の入り口という見やすい位置にできるがんのため、 検診を受ければ早期でも確実に発見することができます。 がんになる前はには「子宮頸部異形成」という前がん状態があり、 検診ではその状態でも見つけることが可能で、 定期的な検診が有効です。 がんになる前に発見できるという点では「予防できる癌」 でもあるのです。 また、がんといっても治癒力が高く、早期発見、 早期治療でほぼ100%治る病気です。 がん発生の原因となるのは、ヒトロパピローマウイルス(HPV) 16型・18型などの感染です。 HPVはよくみられるウイルスで、 性体験のある一般女性の多くが感染します。 感染してもほとんどの場合は免疫力によってウイルスが自然消滅し てしまいます。 消滅せずに感染したままの状態が続くと細胞に変化を起こし、 がんになることがある。 がんになるには、前がん状態をへて、 感染から10年以上もかかるといわれています。 子宮頸がん検診を受けることは前がん状態でみつかるのでがんの予 防になります。 20歳から定期的な検診を受けましょう! 〓〓〓ドクターアドバイス〓〓〓 子宮頸がんと喫煙の関係 喫煙習慣は子宮頸がんになるリスクを高くすることがわかっていま す。 喫煙によって子宮頸がんの原...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 子宮の病気…④

子宮筋腫 主な症状: 経血量が多い、月経の期間が長い、不正出血 ・ 貧血、      月経痛 ・ 頻尿 ・ 排便痛、下腹部のしこり・ふくらみ      流産 ・ 不妊 どんな病気? 子宮の筋肉の一部に硬いコブのような腫瘍ができる病気。 ほとんどは良性ですが、 まれに肉腫等の悪性の変化が伴う場合があります。 自覚症状がなく、 子宮筋腫に気がつかずに過ごしている人も多くいると考えられる。 40歳以上の女性では、4人に1人が筋腫を持っていると思われます 。 (原因ははっきりわかっていない) 大きさは米粒ほどのものから、人の頭ほどになるものまでさまざま。 エストロゲン(卵胞ホルモン)の影響で大きくなり、 閉経後は小さくなる傾向があります。 複数できることが多く、できた場所によって「筋層内筋腫」「 漿膜下筋腫」「粘膜下筋腫」の3つに分けられる。 それが同時にできる「多発性筋腫」もあります。 筋腫の場所や数、大きさによって症状は人それぞれで、 一般的に経血が多くなって期間も長くなるため、 貧血やだるさを感じたりもします。 筋腫が大きくなると子宮が周囲を圧迫し、 トイレが近なったり便秘になったりと いった症状も現れます。 筋腫の場所によっては不妊の原因となることもあります。 筋腫の種類 【筋層内筋腫】 子宮の筋肉の中にできる筋腫。 筋腫の70%を占めます。 小さいうちは症状が出ないので気がつかないまま大きくなる事も少 なくない。 大きくなるにつれ内膜に影響し、子宮の収縮を妨げるようになり、 過多月経を引き起こします。 【漿膜下筋腫】 子宮の表面をおおう漿膜の下にできる筋腫。 子宮の外側に向かって大きくなっていき、 さわってしこりがわかる位になっても症状がほとんど出ないのが特 徴。 『有茎漿膜下筋腫』 というキノコのような茎をもつ筋腫ができることもあります。 【粘膜下筋腫】 子宮内膜のすぐ下にできる筋腫。 子宮の内側に向かって大きくなっていく。 発生の割合がいちばん少ない筋腫ですが、 小さいものでも経血量がとても多くなるなどの症状が出やすいタイ プ。 『有茎粘膜下筋腫』という茎をもつ筋腫ができることもある。 茎が長く伸びて筋腫が子宮口から膣内に飛び出すこともある。 その様な...

女性の病気 徹底検証 子宮の病気…③

◇子宮内膜症 どう治す? 治療は大きくふたつ ・薬を使った治療 ・手術による治療 子宮内膜症が原因と思われる不妊の場合、不妊治療を優先することもある。 妊娠、 出産で月経が止まると、内膜症の症状が軽くなるケースもあります。 病気の進行状態や症状はもちろん、患者の年齢・ 妊娠を望むかどうかといった事で治療方針が変わってくる。 希望をきちんと主治医に伝えることが重要なポイントとなる。 子宮内膜症は再発をくり返しやすい病気のため、定期検診が欠かせま せん。 再発時に前と同じ症状が出るとはかぎりません。 何も症状がないとか、 痛みが違うからといって検査をしないでいると 良い状態を保つために、定期検診を忘れずに続けましょう。 ーーーーーーーーーーーーー 治療法を考える時のポイント [1] 妊娠・出産の希望 =妊娠・出産を望む場合= 望んでいる時期や年齢を考慮。 すぐに妊娠・ 出産を希んでいるなら月経を止めるホルモン療法は行わず、 腹腔鏡下手術(保存手術)を行うか、 不妊治療と痛みを止める対症療法を会わせて進めます。 まだ、妊娠・出産は先と考えているなら、ホルモン療法で病気の進行を遅らせることができます。 =妊娠・出産を望んでいない場合= 閉経までの時期などを考慮して年齢により治療方針が決められます。 [2] 痛みの強さ =がまんできる程度の場合= 対症療法で経過をみて行きます。 =寝込むほど強い場合= ホルモン療法を行い、効果がなければ手術を行います。 [3] 卵巣チョコレートのう胞の有無と大きさ =5㎝未満の場合= 薬物療法を行いながら経過をみて行きます。 =5㎝以上の場合= 破裂やガン化などの心配もあるため、手術を行います。 子宮内膜症の薬物治療 薬を使った治療方には痛みを抑える 「対症療法」 と、 ホルモン剤を使って治療する 「ホルモン療法」 があります。 《対症療法》 鎮痛薬や漢方薬を使って痛みを抑えます。 初期の段階で内膜症が見つかった時や、 薬で抑えられる程度の痛みの時に使われる治療です。 鎮痛薬は痛みが強まってから飲むより、 痛みが始まりそうな時に飲むと効果的です。 何種類かある鎮痛薬のどれが効くかは人によって違います。 あまり効果...

女性の病気 徹底検証 子宮の病気…②

子宮 内膜症 主な症状: 月経痛 / 下腹部痛 / 腰痛 / 排便痛 / 不正出血 / 月経量が多い / 貧血 / 下痢 / 便秘 / 不妊など どんな病気? 子宮の内側をおおっている内膜とよく似た組織が、 子宮内膜以外の場所にできる病気。 子宮の内膜は月経のたびに増殖し、はがれて出血します。 別の場所に発生した内膜組織も、ホルモンの影響を受け、 同じように月経のたびに増殖し、はがれて出血します。 本来の子宮内膜ではがれた組織や血液は、 月経として膣から外へ出るのですが、 それ以外の病巣では組織や血液が外に出ることができず、 炎症・ 癒着・痛みなどの症状を引き起こします。 強い月経痛が主な症状 です。 月経のたびに病巣が増殖していくにつれ痛みも増していくのが特徴 です。 病巣が発生する場所・病巣の大きさ・ 癒着の状態などにより痛みの違いがある(自覚症状がない人もいる) 月経の回数が多いほど 発生率が高くなる。 ・以前にくらべて妊娠・出産の回数が減り、 月経の止まる期間が短くなっていること ・初経の年齢が下がっていること ・環境ホルモンの影響  等が、 子宮内膜症増加の一因とされています。 発生しやすい場所 ・骨盤内が主な場所 ・複数の場所に一度にできることがある ・特に発生しやすいのは「腹膜」「卵巣」「ダグラス窩」の3カ所 ・ 腹膜 … 比較的小さな病変が多く、癒着しやすいのが特徴。  子宮内膜症のなかでは経度のものも。 ・ 卵巣 … 茶色のどろどろとなった血液が卵巣内にたまる「 卵巣チョコレートのう胞」 は  子宮内膜症が卵巣内に発生してできるもの。 ・ ダグラス窩 … 子宮の後方、直腸との間にあるくぼみ。 排便痛をひきおこす。 まれに肺・へそ・胃などに発生するケースもあるが、 骨盤外に発生したものは「腹膜外子宮内膜症」とされ、 子宮内膜症とは区別されます。 子宮内膜症の痛み・月経時の特徴 痛みの特徴を知っていることは、早期発見に役立ちます。 ただの月経痛とがまんしないで気になる痛みがあったら受診しまし ょう。 ・強い月経痛で、 市販の鎮痛剤を飲んでも効果があまり感じられない ・月経時に下腹部痛だけでなく、吐き気や頭痛などもある ・月経痛が年々強くなる ・月経時以...

女性の病気 徹底検証 子宮の病気…①

子宮膣部びらん 主な症状: おりもの / 不正出血 など ●どんな病気? 子宮の入り口付近のことを子宮膣部といいます。 この部分が赤くなってただれを起こしている状態を子宮膣部びらんという。 ただれた様に見えるものは「 仮性びらん 」。 本当にただれているものは「 真性びらん 」。と区別します。 子宮膣部のびらんの大多数は「仮性びらん」。 月経のある女性の多くに見られる生理的なもので、病気ではない。 自覚症状がないことがほとんどですが、 びらん部分は細菌や刺激に抵抗する力が弱い。 そのため、おりものが増えたり出血したりすることがあります。 子宮膣部の粘膜が傷つき、むけてしまったのが「真性びらん」。 ごくまれに起こります。 ●どう治す? 不正出血などの症状が強い場合は、薬で炎症をしずめます。 電気メスやレーザーメスを使ってびらんを焼く治療を行う事もあり ます。 仮性びらんは病気ではなく、 症状が強くなければ治療も必要ないものです。 びらんができる部分は子宮頸癌が発生する場所と同じで、 頸癌の初期病変がびらんと似ている。 そのため、癌の病変がないかを検査する事が大切。 その時の診断がびらんでも、 定期的に検査を受けた方がよいでしょう。 子宮頸管ポリープ 主な症状: 不正出血 / スポーツの後の出血 / おりものなど ●どんな病気? 子宮頸管の粘膜が増殖し、腫瘍(ポリープ)ができる病気。 子宮頸管の炎症がきっかけでできるのではないか、と言われている。 2~3㎜ の小さなものから1㎝ ほどのものまで、 大きさやできる個数はさまざまです。 子宮口から膣のほうにはみだしているので、検診で見つかることが多 いです。 痛みや違和感はありませんが、 ポリープはやわらかくて少しの刺激でも出血しやすい。 スポーツなどの後に出血したり、 特になにもしなくても不正出血があったりします。 ●どう治す? 小さく、症状もないポリープはそのまま経過をみる。 あずき大以上の大きさや、不正出血など繰り返すポリープは手術で切 除します。 簡単な手術ですので、痛みも出血もなく、 通常入院せずに行えます。 妊娠中に見つかることもよくあり、切除は可能です。 ただし、 妊娠中は出血しやすいので、妊娠週数やポリープの...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 女性とホルモン vol.4

月経・ホルモンの異常について 月経前症候群 毎月、月経の1週間前ほどからさまざまな不快症状が起き、 月経が始まると症状が軽くなる。 あるいは解消する。 月経緊張症とも言われている。 原因は… 月経前に急激に増加する黄体ホルモンが関係し 症状が起こるのでは ないかと考えられている。 感情をコントロールする神経伝達物質セロトニンの減少や、 カルシウムやビタミンB群の不足の関与も指摘されている。 その人の性格や環境などからくるストレスも、この病気の大きな要因。 症状を軽くするための心がけ ●自分の月経周期、症状を把握する … 基礎体温を計って月経前の時期を知れば、心の準備もできます。 症状も書き出すなど整理しておくと対策もたてやすいでしょう。 ●基礎正しい生活をする… 栄養バランスの良い食事と十分な睡眠を基礎正しくとることは、 健康に過ごすための基本です。 ●適度な運動をする… 気分転換のためにも日ごろから適度に体を動かすことは効果的です 。 無理のない程度に行いましょう。 ●塩分やカフェインをひかえる… 塩分を取り過ぎるとむくみやすくなるのでひかえめに。 コーヒなどに含まれるカフェインは症状を強くするといわれます。 ●リラックスする… 心や体の緊張は症状を悪化させます。 リラックスタイムを持ちましょう。 アロマセラピーや半身浴などが効果的です。 月経困難症 主な症状として、 下腹部の強い痛み・腰痛・頭痛・吐き気・むくみ・眠気・不眠など。 月経中に日常の生活に支障が出るような強い症状がある場合、 月経困難症とされます。 月経困難症は ・ 機能性月経困難症 ・ 器質性月経困難症 の、2つに分けられている。 機能性月経困難症 特に異常がないのに、 体質などによって症状が起こるもので 月経困難症の多くがこのタイ プ。 ・子宮を収縮させる働きのある生理活性物質( プロスタグランディン)  の分泌量が多く、月経痛を起こす。 ・若い時には子宮や卵巣の未成熟、 子宮頸管が細長く狭いといった原因。 ・冷え性等、ストレスで血行が悪いことが症状を重くする。 器質性月経困難症 子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因となって症状が起こるもの を 器質性月経困難症と い...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 女性とホルモン vol.3

月経 の悩み 女性ホルモンが正常に分泌されているかは、基礎体温を計かる事でチェックできます。 妊娠・避妊のためだけではなく、普段から基礎体温をつける習慣をつけましょう。 月経の不順 ●月経周期は短すぎても長すぎても気をつけて!  月経が始まった日を1日目と数え、次の月経の前日までの周期を月経周期という。 ・正常周期:25~30日の範囲内  ・頻発月経:24 日以内で次の月経がくる  ・希発月経:39日以上3ヶ月以内と期間が長い ●思春期は体が未成熟のため、月経周期が定まらないことが多い。  体の成熟と共に、だんだんに月経周期が定まってくる。 ●閉経近くになる更年期の頃も、月経が不順がち。  これも心配ないケースがほとんどです。  ●ダイエット・ストレス・激しいスポーツなどが原因で、  それまであった月経が3ヶ月以上止まってしまう事もある。  続発性無月経といいます。  ●基礎体温をしっかり測り、排卵の有無を調べる事!  希発月経も頻発月経も、排卵がきちんと起きているケース(排卵性)と、  排卵が起きないケース(無排卵性)がある。  いずれも周期が正常より多少ずれていても、  毎回排卵が起きていれば心配はない。  まずは基礎体温を計って、排卵が起きているかを調べてみること。  排卵が起きていない場合は注意が必要。  20~30代の成熟期に無排卵が続くと、  不妊や子宮内膜増殖症などを引き起こす可能性有り。  3ヶ月以上無排卵が続いている場合は、要検査。 ●月経日数にも個人差があり、3〜7日が正常範囲  月経が1~2日て終わってしまう場合:「過短月経」  月経が少量でもダラダラ8日以上続く場合:「過長月経 」 …注意… 月経不順もいろいろなケースがあるが、次の場合は要受診(病気のシグナル)  ・16才になっても初潮がこない  ・それまであった月経が 3ヶ月以上もこない  ・月経周期が24日以内、月に2~3回もくる  ・一度の月経が8日以上ダラダラ続く  ・月経周期が毎回バラバラで次にいつくるか予測できない 経血量が多い・少ない ●人と比べにくい経血の量  月経の時の出血(経血)量には個人差があり、 ...

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 女性とホルモン vol.2

基礎体温と 月経周期 女性ホルモンが正常に分泌されているかは、基礎体温を計かる事でチェックできます。 妊娠・避妊のためだけではなく、普段から基礎体温をつける習慣をつけましょう。     基礎体温でわかる月経サイクル 基礎体温とは、人が必要最小限のエネルギーしか使っていない、 安静時の体温の事。 つまり、寝ている時の体温が正確な基礎体温になります。 寝ている時に体温は計れないため、 朝、 目覚めて直後の体が活動を開始していない時の体温を基礎体温とし ています。 基礎体温は、月経が始まってから約2週間は低温が続き、 排卵を境にして体温は上がって高温期になります。 これは、排卵後に分泌される黄体ホルモンに、体温を上げる働きがある からです。 低温期と高温期の二相性を描く きちんと排卵があり、月経サイクルが正常な女性の基礎体温は、 低温期と高温期の二相性を描くという特徴があります。 〔月経が始まると、約2週間 体温が下がり低温期になる〕 〔排卵すると、体温は上昇し次の月経が始まる直前までの約2週間高温期が続く〕   2週間たっても月経にならず、高温期が続いていれば妊娠の可能性が あります。 逆に体温が上がらずに低温期が続いていたら、排卵が起きていません。  このように、 基礎体温の変化は体の状態を知る大きな手がかりとなります。 基礎体温測定のポイント ●婦人体温計と基礎体温表を用意する 普通の体温計ではなく、基礎体温測定用の婦人体温計を使って計ります。 (薬局で購入) ●朝起きたらすぐに計る あらかじめ寝る前に枕元に体温計を用意しておき、 目覚めたらすぐ寝たままの状態で計ります。 起き上がったり 動いたりすると、 体温が上がって正確な基礎体温を計れなくなってい まうので注意しましょう。 毎日同じ位の時間に計るのが理想的です。 ●気づいた事をメモする 月経記録はもちろんの事、体の変化をメモしておきましょう。 自分の体調のリズムを知るのに役立ちます。 月経 の悩み … 1 月経痛や月経不順、経血量が多い・少ない 等 月経の悩みはいろいろ。 月経のトラブルは病気がひそんでいる...