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睡眠について〈4〉

睡眠について〈4〉 さらに『良い睡眠』を生むプラスαの法則 ◆ 正しいマットレスは寝たときに身体の軸が一直線になる 「正しい寝方」で睡眠の質は断然変わります。  人は人生の1/3を眠って過ごします。特に体を預けるマットレスは慎重に選びましょう。 ポイント 1 手で押したときに2~3㎝ 沈む弾力性がある事。 人はまっすぐ立つと背中がS字になる。 (腰のくぼみは、起立時で4~6㎝、仰向けになると2~3㎝に狭まる) 『2~3㎝ほど腰がくぼんだらS字姿勢』を正しく維持するマットレスなら身体は負担がかからず熟睡できる。 マットレスがやわらかすぎると… 腰からおしりが深く沈みこ込んだ無理のある姿勢になってしまいがち。 マットレスが硬すぎると… クッション性が弱い分、肩や腰の骨が床に当たり安定した睡眠姿勢 を長く保つことができません。 特に背中などの筋肉が落ちていることの多い高齢者は、ある程度の 弾力性があるマットレスが必要。そうでないと肩甲骨や腰骨の周辺にずれが生じてしまいかねない。 S字姿勢を支えられないマットレスを使い続ければ眠りの質が下が ってしまうのは明らか 。 ポイント2 寝返りが打ちやすいこと 寝返りの1番の目的は、寝ている間、身体の重みが特定の場所にかかることで起こる。 筋肉疲労や血液循環の悪さを防止すること。 寝返りが打ちにくいと、身体の向きを変えるために必要以上の力を使うため、途中で目が覚めてしまうことがある。 朝まで中途覚醒せずぐっすり眠るのは寝返りの打ちやすさがガギ になる。 低反発素材のマットレスは高反発素材にくらべると、寝返りの打ち やすさでは劣ります。 理想のマットレスとは、 寝たときに身体の軸が一直線になるよう、部位により硬さ・素材・反発力などを変えて作られているもの。まずは専門店で実際の寝心地を試してみることが大事。 ◆ 枕をないがしろにすると睡眠の質は驚くほど低下する 枕をないがしろにすることで起こる睡眠の質の低下は驚くほど深刻。 もし枕が低すぎるれば… 顎が上がり、頚椎(首の骨)に負担がかかります。 もし枕が高すぎれば… 軌道がふさがれてスムーズに呼吸ができなくなる恐れがある。 枕をしない人もいますが、脳への影響を考えると感心