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低体温と病気 〜睡眠と健康〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.4

睡眠不足が及ぼす影響 睡眠不足は、脳と体を休められなくなり、脳の処理能力が衰え過 労状態になり、体にも脳にも大きな影響があらわれる 。 睡眠不足は、ホルモン分泌にも異常が生じ、、    ↓↓ 副腎皮質から分泌されるコルチゾールや鉱質コルチコイドが影響を受ける。    ↓↓ コルチゾールが多くなると、血糖値をゆっくりと上昇させるために、インスリンがうまく働かなくなり高血糖状態を引き起こす。 鉱質コルチコイドは、カリウムを排泄しナトリウム濃度を高めるので、血圧を上昇させ高血圧を引き起こす 。   更に睡眠不足は、脂肪細胞から分泌される食欲を抑えるホルモンであるレプチンが減少し、逆に胃から食欲を高めるホルモン、グレリンの分泌が増える。    ↓↓ 食欲が増大し肥満に。   慢性的な寝不足状態は高血糖・高血圧を招き、糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病、動脈硬化となり、心筋梗塞・狭心症などを招来する。    ↓↓ また、脳の働きも障害を受け、注意力・集中力・判断力・記憶力・学習能力・感情のコントロール力・意欲などの認知機能全般が低下する。    ↓↓ キレやすい性格に。   逆に睡眠のとり過ぎは、無気力となりけして良くない 体温と汗 発汗量のリズム ・発汗量は眠りの深さと正比例 ・寝汗は熟睡の証拠 ・余波睡眠(深い睡眠状態)中に最も汗をかく 体温のリズム ・通常の体温リズム  体温は、午後5~6時に最高値を示し、午前4時頃に最低値となる ・朝型生活を送る人  体温は午後3時頃に最高値を示し、午前0時前後に最低値となる ・夜型生活を送る人  体温は、午後9時前後に最高値を示し、翌朝6時頃に最低値となる   いびきは体の危険信号、睡眠時無呼吸症候群 いびきは、のどの奥の気道が狹くなって、 粘膜がふるえて出る音です。    ↓↓ 爆睡、熟睡しているようにみえるが、気道が狭いので空気の通りも悪く、呼吸は抑制され、浅い眠りが続いている状態です。   危険ないびきは、睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続的にくり返されるもの。睡眠無呼吸症候群の病気の症状。   参考… ・一晩(7時間)睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上起こる。 ・睡眠一時間あたりの無呼吸・低呼吸数が5回以上起こる。 などがあてはまる。      ↓↓