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低体温と病気 Vol.10

  誰でもできる深呼吸でリラックスモード 自分の生き方が、交感神経に偏りがちか、副交感神経な偏りがちかによって、自律神経のバランスを整える方法は異なる。 この偏りをコントロールできるのが「呼吸」。 呼吸を意識的にコントロールすることによって、自律神経に直接働きかけてバランスを調整することができる。   重要 … 大事なのは、呼吸は口ではなく鼻で行う。 何故なら、 浅くて力のない口呼吸では、吸い込んた空気が肺まで達しないまま吐き出され、炭酸ガスを含む汚れた空気が肺に残るので血液循環が悪くなる。 更に口呼吸は、喉に入った細菌が喉の粘膜を刺激して免疫が過剰に反応してアレルギーになりやすい。 大切 … 興奮しているときは、血液の循環を良くするために、大きくお腹を使って深呼吸をしましょう。 鼻から息を吸い、おへその下(丹田)を意識して、お腹を膨らませて5秒息を止めて背中を丸め、鼻からゆっくり大きくお腹をへこませながら息を吐きます   ↓↓ 逆に昼間のんびりした生活を送っている人は胸式呼吸をします。 両手を上げ大きく胸を開いて、肋骨を広げ鼻呼吸で息を吸い、肋骨を縮めて息を吐きます。   ↓↓ 寝る前には腹式呼吸でリラックスしましょう。   呼吸法で体も心もコントロール 大切… 交感神経緊張状態を解きほぐすことができるのは、呼吸法です。   ↓↓ 呼吸法は、1分間でおよそ3〜5回位、鼻から吸ってゆっくり口から出す方法を繰り返します。   ↓↓ 呼吸法をコントロールできると、体温も正常になり、脈拍も正常に戻ります 参考… ・安静時の1分間の呼吸は約18回前後 ・体温は2倍の36度前後 ・1分間の脈拍は3倍の72前後  (体温と呼吸、脈拍に1息4脈という一定の法律がある) 結論… ゆったり呼吸はリラックスでき、血液の流れと筋肉の収縮がわかってくる。 体の周期 波が浜に一分間に打ち寄せるリズムは18回。 波のリズムと波長が共鳴する一分間の呼吸リズムは18回。 2つのリズムが重なり合うと36のリズムになる。 36は体温。72は1分間の脈拍数。144は上の血圧値。 1分間に18回の呼吸数はレム睡眠からノンレム睡眠に移行しやすく、脳波にはやすらきの波長α波やθ波がよく発生し、β−エド...

低体温と病気 その2

年齢に合わせて食べ方を実践 私たち人間のエネルギー生成システム ・酸素を使わずに糖質から瞬発力を生み出す…解糖系 ・酸素を使って持久力を生み出す…ミトコンドリア系 胎児は解糖系を優位に働かせ細胞分裂を繰り返していますが、 生まれて肺呼吸すると同時に、ミトコンドリアが増えはじめる。 3才頃には、かなりの数になり、成長を終える15才ごろまでは増え続ける。 (ミトコンドリアが多くなると解糖系は縮小し、ミトコンドリアが寄生するときに持ち込んだ分裂抑制遺伝子が働き、分裂は抑制され成長は止まる)   参考 … ミトコンドリアの少ない部位(精子・皮膚・髪・骨髄・腸)      ↓↓ これだけは解糖系中心。 他は全てミトコンドリア系。 子供のころは、解糖系優位なので朝・昼・晩の3食とおやつを食べないと活力は確保できない。      ↓↓ 20〜30代は、解糖系とミトコンドリア系を共に活用できる調和のとれた時期で、若干ミトコンドリア系が優位になる。 注目 … この時期に無理を重ねて、若いころ同様に解糖系優位に依存し続けると、      ↓↓ 低体温・低酸素の状態がぬけきれずに。 ガン・生活習慣病へと向かう。      ↓↓ 更に解糖系の酷使は乳酸の量を増やし、処理するミトコンドリア系の負担が増え、活性酸素による老化が進む。 大切 … ミトコンドリア系の「腹八分目」の食べ方を実践すると、60代以降は持続力のある、慌てず・怒らず・じっくり物事を考える、ゆったりした老いに入れます。 エネルギー生成と食事 子供 : 解糖系優位(無酸素で糖質からエネルギー生成を行う)      朝・昼・晩の食事・おやつ 20~30代:ミトコンドリア系優位(有酸素)解糖系と      ミトコンドリア系の調和の時代。 老年(60代):完全にミトコンドリア系優位。         さっぱりとした魚や野菜を好む) 鼻歌しながらウォーキング 低体温は血流の悪さや、ドロドロ血液だけでなく、血管が老廃物で詰まっていたり、血管壁が弱っていたりという「血管の老化」で起こるケースも多く見受けられる。 「血管の老化」は、血管壁そのものが加齢や動脈硬化によって硬くなっていく場合と、ストレス等によって交感神経が緊張し血管の内圧の上昇や収縮によって血管壁がパンパ...

低体温と病気 〜体内リズム〜

体内リズムを整える 低体温になる重要な原因の1つは、生体リズムが狂ってしまうことにある。 生体リズムは脳の中枢でコントロールされますが、体温リズムも同じです。 大切 … … 生体リズムを整えると 体温のリズムや睡眠や排便などに関係する本来の自然界の動物としてのリズムを整えることができます。 注目 … … 生体リズムを整えるには 食べること、噛むことで脳の満腹中枢を刺激することが大切です (食べ物を口に入れたら、一口およそ30回噛みます。噛むことは消化を助け、唾液分泌を高め、脳に刺激を与えてくれます)  結論 … 脳に刺激を与えるためには、口を動かすことが大事。 体 温リズムの狂いや乱れは年齢によって違ってきます 若い人の場合、 夜でも明るい光を浴びていたり、にぎやかな音が聞こえていたりと人工環境にさらされている。   ↓↓ 健康のためにはリセット調整する必要がある。   高齢になると、 人口時計に合わせて体温は変動せず、睡眠も体内時計に従うままに働きます。   ↓↓ 無理して24時間の人工時計とのずれを修正しなくても、10日で必ず元に戻る。 自分の持っている体内時計と共に ”あるがまま“ の生活を過ごすことが、健康長寿の秘訣です。 噛むことの意味 一口30回を目安に噛むと、脳の満腹中枢が刺激され、どんなに暴飲暴食・大食いの人でも、少食で満足できるようになる。 食物を噛んで病気を治すことを「フレッチャリズム」という。 唾液の中のアミラーゼなどの消化液が胃腸の負担を軽くし、胃液の分泌も促す。 耳下腺からは、若返りホルモンパロチンが分泌される。 噛むことは健康の秘訣でもある。 子供には過保護な環境は与えない 体温調節には、汗をかく機能を発達させることが必要です。 汗をかく機能も、熱をつくる機能も、赤ちゃんの頃から発達が始まります。 さらに赤ちゃんは、生まれてから3週間ほどの間に寒さを体験して 、褐色脂肪細胞を燃焼することで熱をつくる働きを覚えます。 (褐色脂肪細胞 ⇒ 熱を発生させ脂肪を分解する細胞。熱を生産する ことで体温の調節をします) 3才頃までに、たっぷりと汗をかく体験をし、汗腺を発達させます。 従って、汗腺の数は3才までに決まり、その後汗腺数は変わりませ ん。 注意… 現在は、赤ちゃ...

低体温と病気 〜体温を上げる健康術〜 糖質

糖質を控えて体温アップ 低体温の人は低体温ゆえに、37度の深部体温と酸素を必要とするミトコンドリア系よりも、糖質をとり酸素を必要としない解糖系にエネルギー生成を頼ってしまいがち。 中でも分解に時間を必要としない砂糖をとると、すぐに血糖値も体温も上がりますが、またすぐに下がる。 その結果、空腹となり甘い物を求める悪循環を起こし、インスリンの分泌を頻繁に増減させ膵臓を疲れさせる。 インスリンの分泌は低体温の人の場合、低下傾向にあり、糖質をとり過ぎると血糖値が下がらなくなる。   ↓↓ 長く続くと糖尿病になってしまう。 大切… 糖というと、 ご飯・パン・麺類などの主食、砂糖類・イモ類に多く含まれている。 解糖系の原料そのものの糖質を制限すれば、 解糖系のエネルギー生成は自然に縮小される。   ↓↓ ミトコンドリア系を中心にエネルギーがつくられるようになるので、低酸素・低体温から抜け出せて、体温も上昇するようになる。 糖質を制限すると、体は、   ↓↓ たんぱく質をアミノ酸に脂質を脂肪酸にかえて細胞内に取り込み、ミトコンドリア系で分解してエネルギーに変化させる。(特に脂質は脂肪酸に分解された後は肝臓でケトン体に変り、全身に運ばれミトコンドリアで活動エネルギーになる) 大切 … 体が糖質制限に適応できると、 糖尿病の人は、ケトン症を招くと危険視されてきたケトン体をエネルギーに変え、血糖値も正常に安定する。   ↓↓ 血糖降下剤やインスリン注射の必要性もなくなり、血糖を制限する方が元気になる。 甘い物は老化を招く 甘い物のとり過ぎは、体の中の重要なたんぱく質が糖と結びつき、 AGEs(advanced  glycation  endproduct)に変化させ(糖化)全身の機能低下、老化を引き起こす。 - 肌の糖化- ◊コラーゲン線維の弾力が低下してキメが粗くなり、シワ・くすみの増加・たるみ・かさつき・ゴワつきたなどが起こる。 ◊肌のターンオーバーも延びるので、代謝機能が低下する。 ◊髪もコシやつやがなくなる。 - 体の糖化- ◊AGEsが多く蓄積され糖尿病 ◊さらに蓄積が進むと発症の危険がある病気 ・白内障などの目の病気 ・脳の老化によるアルツハイマー ・血管の病気の動...

低体温と病気 〜体温を上げる健康術〜 入浴法

シャワーよりも湯船につかる半身浴 体温を上げるには、お風呂はシャワーだけで済ませるのではなく、湯船につかることが重要です。 温熱によって血管が拡張し、血行が促進され、内蔵や筋肉への酸素や栄養の供給が増え、肝臓からの老廃物の排除も促進します。 更に、水圧によって血管が圧迫され、心臓にむかって血流が押し上げられることによって、代謝を活発にし、肝臓の血流が良くなるので排尿量が増え、冷えやむくみを改善します。 また、浮力によって体重は通常の10分の1位になり、関節や筋肉が日頃の重圧から解放され、心身のストレスが解消されるのです。 ぬるま湯で半身浴 ・お湯の温度が高いと交感神経を刺激して活動モードになる ・リラックスにはぬるま湯が一番!  ・眠る前の入浴は、リラックスでき、ここちよい眠りにつながる ・癒やされるバスタイムが大事   ヒートショックプロテインをお風呂で増強 免疫力が低い低体温の人に、週2回ほど試してほしいのが 「HSP(ヒートショックプロテイン)」 を増やす入浴法です。 「HSP」は細胞中にあるたんぱく質で、「熱い」というストレスにより増えることから、 別名「ストレスタンパク」と呼ばれる。 体の皮膚や血液・内蔵・ホルモン・酵素などは、たんぱく質からできています。   ↓↓ ストレス・UV・放射線といった刺激により、たんぱく質は傷つけられます。   ↓↓ HSPは場所や原因を選ばず、傷ついたたんぱく質を修復して元気な細胞にしてくれる。   ↓↓ また、修復不可能なたんぱく質が残ると、ガンなどの病気の原因となるので、細胞をアポトーシス(細胞死)に導いてくれる。 HSPは、他にも免疫細胞を増やし免疫力を強化したり、老化の予防、疲労物質である乳酸を減らして筋肉のダメージの軽減や修復をして運動能力をも向上させてくれる。 HSPを増やすには、 高温の42度のお湯に10分間 つかり、舌下温38度を目指します。   ↓↓ 入浴後、その量はしだいに増加し、約2日後にピークを迎え、4日間ほど効果が持続する。 注意... 細胞が熱に慣れると効果が小さくなるので、 実施は週に2回、3ヶ月に一度は、1週間ほど高温の風呂に入らない時期をつくると良い。 全身浴が負担な人は半身浴でも効果アリ。 低体温克服法 入浴前後に500m...

低体温と病気 〜体温を上げる健康術〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.5

ちよっと楽をしない生活をする “楽は苦の種、苦は楽の種” このことわざ、物事には苦と楽の両面がある。 今楽をしておくと、後で苦労しなければならず、逆に今苦労しておけば将来は楽ができる。   現代は運動する機会と量は減り、下半身、特に足の筋肉は弱り始めている。 足の静脈血は、心臓に戻すために乳搾りをするように、ふくらはぎの筋肉を動かし押し進められているので、    ↓↓ 血流をよくするには足の筋肉を鍛える必要アリ。 (例・雑巾がけ.目的地の一駅前で降りて歩く) 便利なものを手放すことで体温を上げるという楽の種がまける。 生活の中の楽をカット モップがけは楽だけど…今は鍛えどき! 上半身を鍛えるには雑巾がけ!! 雑巾がけの姿勢は腹筋と背筋を鍛え、雑巾絞りは指先の力もつけてくれる。 丁寧にふけばエネルギーも消費できる 朝一番の雑巾がけは、交感神経を刺激して 一日の活動の準備状態にベスト。   朝起きて、一杯の白湯を飲む 朝起きてすぐに飲む白湯は、体の中から温める効果があります。 朝は、夜の副交感神経の状態から交感神経優位の状態への切り替えどき。 体温の低い人は、体温の上昇もままならず、活動準備ができていません。 大切... その時、体を温めてくれる一杯の白湯が交感神経へのスイッチの切り替え役になり、低体温で目覚めの悪い女性の大きな味方になる。   理想の白湯の温度は50度 何故白湯がよいのか?    ↓↓ 血液の温度より冷たい。 水では血液への吸収が悪く、体内にたまり、体を冷やし、むくみの原因となるから。    ↓↓ 白湯なら、血流を温め、動脈や毛細血管を広げて、全身すみずみまで血流をよくし、代謝を上げてくれる。    ↓↓ 血流がよくなれば、乾燥肌や敏感肌に悩む人も、毛穴の開閉がよくなって美肌にもつながる。    ↓↓ その上、胃·腸の働きを高め、腸内を刺激して老廃物の排除がスムーズにいく。   白湯の水は、アルカリ度の高いイオン水や温泉水などがよい 白湯の効果 ・腸を刺激し便秘改善 ・血流をよくして代謝アップ ・体温上昇 −電子レンジを使えばすぐにできる−   適度な運動で筋肉を鍛える 低体温の人は全般的に筋肉量の少ない人が多いようです。 (参...

低体温と病気 〜睡眠と健康〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.2

実感できるよい睡眠は、徐波睡眠が鍵。 睡眠時間は人それぞれ。とても個性的。 ナポレオンは、3時間で充分。 アインシュタインは、毎日10時間以上眠るロングスリーパー。 大切… よい睡眠とは何時間眠ったとしても目覚めたときによく眠った、熟睡したと実感できるもの   ノンレム睡眠は、眠りの深さで波形が変化し、 4段階に分けられる。 〈ノンレム睡眠の4つの段階〉〜睡眠の深さの経過 第1段階(S1)… 入眠状態でまだ浅い眠り。 第2段階(S2)… 比較的安定した睡眠状態でいちばん多い。 第3(S3)・第4段階(S4)… 深い睡眠状態、脳波にはデルタ波があらわれる。徐波睡眠、深睡眠と呼ばれ難問に取り組んだ後には増加。 S3(中度の眠り)S4(深い眠り)段階の大きくゆっくりとした波(徐波)が出る状態を、徐波睡眠という。 ❍ 質の高い睡眠の第一条件は、この徐波睡眠(深い睡眠)がある程度続くこと。 ❍ 質の高い睡眠の第二条件は、S1(入眠期)S2(浅い眠り)段階の浅いノンレム睡眠とレム睡眠が適度にあらわれること。 ✘ 質の悪い睡眠は、疲れや眠気が取れず日中もグッタリしている。 重要… よい睡眠には必ず徐波睡眠があらわれ、よく眠ったという時間は徐波睡眠の量が大事な鍵を握っている。 睡眠中に分泌されるホルモンの役割。 ノンレム 睡眠 中に分泌されるホルモン 成長ホルモン:新陳代謝を活発にする サイトカイン:免疫細胞同士の情報伝達の役割をする 成長ホルモンは22時頃から活発になり2〜3時頃ピーク 睡眠の深い子供ほど、たくさん分泌される。「寝る子は育つ」。 子供の成長に重要なホルモンですが、大人にとっても体の修復に欠 かせません。   成長ホルモンの 役割 ・蛋白質や骨などの合成する働きを促進 ・疲労回復 ・リンパ球の働きを活発にさせて傷を修復 ・肝臓細胞の再生 ・細胞の活性化による体全体のダメージを回復するホルモン 大切 … 女性にとってもこの4時間(22〜26時)はお肌のゴールデンタイムといわれる。 注目 … 一方レム睡眠の中には、生命維持的に不可欠なコルチゾールが分泌される。 ↓↓ ・このホルモンは睡眠中のエネルギー供給のために脂肪を燃やす。 ・肝臓にあるグリコー...

低体温と病気 〜睡眠と健康〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.1

  睡眠は脳の疲労を回復する栄養剤 睡眠とは、重力にさからい、本足で昼間活動していた人類が、疲れをとるために横になって眠る時間のこと。 重力の影響は大。 その影響を解除しないと、骨髄の造血機能が働かなくなる。(骨休め) 重要… 眠っている時間は、副交感神経が優位になり、成長ホルモンがもっとも多く分泌される。 ↓↓ 細胞の成長や修復を行ったり、脂肪を分解させたり、免疫力を高めてウィルス等の体内への侵入を防ぐ。 ↓↓ 睡眠は体ばかりではなく、何よりも脳を回復させてくれる。 参考… 脳は働く時間と量に比例して、睡眠促進物質(プロスタグランディン・サトカイン・神経ペプチド等)が溜まってくる。 ↓↓ 睡眠促進物質が増えすぎると脳が壊れてしまう。 ↓↓ そこで、睡眠促進物質の生産を止め分解するために脳の働きを止め、眠る必要がある。 ↓↓ そのために大脳が疲れてくると自然に眠くなる。 ↓↓ 眠ることによって脳の疲労を回復し、脳のメンテナンスを行なっている。 注目… 嫌なこと、辛いことを眠って忘れるように、睡眠中には、心の修復・記憶(情報)の整理までもが行われている。 脳と睡眠 睡眠が不足してとても不快な気分になる。 原因は脳の疲労にある。 もし眠らずにいたなら、脳はオーバーヒートを起こして、脳細胞がダメージを受けてしまうだろう。 (脳は体重の2%ほどの重さだけれど、体全体が消費するエネルギー量の18%を使う。エネルギーコストが高い) ノンレム睡眠とレム睡眠・睡眠の種類 人の睡眠は、他の動物と違って完成した睡眠サイクルを持っている。 レム睡眠 (Rapid Eye Movement:REM) 眠っているときに眼球が素早く動くのが特徴。『体の眠り・原始的な睡眠』    ノンレム睡眠 (Non Rapid Eye Movement:Non REM) 発達した大脳を休めるため。『脳の眠り・進化した睡眠』   参考 … 人のように何時間も連続して眠る動物は少なく、他の動物に比べて特異に成長した大脳を休息させる独特の睡眠。 大切 … 通常の睡眠は、まずはノンレム睡眠からはじまります。 (この際、脳を休め・心拍数も減り・体温や基礎代謝が下り・内臓も休んでいます) ↓↓ ノンレム睡眠が1〜2時間続...

低体温と病気 〜病気は低体温から〜 その4

低体温は基礎代謝を低下させ、太りやすい 体温と深い関係があるのが基礎代謝 基礎代謝 =(BM:Basal Metabolism) BMは生きているために最低限必要なエネルギーのこと。 寝ていても消費している、呼吸したり内臓が働いたり体温を維持したりするエネルギーです。 体の中で最もエネルギーを消費するのは筋肉 従って、基礎代謝のピークは男性16才、女性14才。 それ以降は、加齢によって筋肉が減少するため下がっていきます。   妊娠・出産などの機能が備わっている女性は 体を保護するために体脂肪が男性よりも多く蓄えられ、 しかも筋肉が少ないため、基礎代謝が低い傾向にある。 注意… 筋肉量が少なく、基礎代謝が低い人は、エネルギーを消費できず、余ったエネルギーが脂肪として蓄積され、太りやすくなり、 高血圧や糖尿病などの生活習慣病が起こりやすくなる。 重要… 低体温を改善すると、1日の消費エネルギーの70%を占める基礎代謝も上がり、消費エネルギーもふえて太りにくい体質がつくれます。 ↓↓ 肥満の原因の1つは低体温にもあるのです。 基礎代謝量と体重 ー 例 ー 20代女性の平均基礎代謝量 1200Kcal 体温維持に必要な熱量    約70% 1200 × 0.70 = 840Kcal 体温が1度違うと約12%程減少する。 840 × 0.12 = 100.8Kcal 1日の消費カロリーの差になる。 体脂肪・脂肪のエネルギーの量は1gあたり9Kcal。 100.8 ÷ 9 = 11.2g 1日あたり11.2g 太ることになる 1ヶ月で 11.2 × 30 = 336g 1年で  336 × 12 = 4032g 計算上では1年に「4Kg」太ることになる。 実際には、余ったエネルギーが全て体脂肪に変わることはないので、体温の差によって太りやすいことを理解しましょう。 冷え性と低体温の仕組みは別のもの 冷え性とは、大切な内臓や脳に血流を循環させて、体の内部の体温(深部体温)を下げないように、手足の抹消血管を収縮させて、深部の熱が逃げないようにする、寒さに対する防衛反応です。女性に多く、必ずしも冷え性だからといって体温が低いわけではありません。 低体温の人は、手足の血液を深部に移動させても、 まだまだ体のエネ...

低体温と病気 〜病気は低体温から〜 その3

  腸内細胞叢にも悪影響を及ぼす低体温 体の中の最大の免疫機能は腸管(小腸)です。 腸内は細菌がたくさん住み着き、粘膜から侵入しやすい。 免疫の60%は腸管にあり、 パイエル板* が中心となり、免疫情報を全身に配信して免疫機能を維持している。 (*パイエル板 … 小腸の絨毛の間に存在するリンパ小節が集合した腸管特有の免疫組織) 大腸内には、腸内細菌叢(腸内フローラ)と呼ばれる100種類以上、100兆個、重さにして1.0Kgもの酸素を嫌う(嫌気性)細菌が住みついている。 乳酸菌・ビフィズス菌などの善玉菌、大腸菌・ウェルシュ菌などの悪玉菌、日和見菌(免疫力が低下すると有害菌に変化)がバランスよく住みついている場合には、 特に体への悪い作用はない。 大切… 腸管免疫が働きやすい体内温度は 37.2度 。 深部体温が1度下がると腸管免疫が低下する。 ↓↓ 腸内の細菌がパイエル板から静脈血に入り、体内の血液を巡り、さまざまな組織や器官の細胞にばらまかれ ↓↓ 過剰反応を引き起こす。 低体温では腸の蠕動運動が弱くなり、便意を催しにくくし、腸壁に不純物がたまり、アレルギーを招きかねない。 とにかく、よい腸内環境を維持するには、お腹を温めることが大切。 注目… 腸内に善玉菌が多い健康な便は、 弱酸性で、漬物のような発酵性の臭いがし、 バナナ状の黄土色の便で水に浮く。 逆に腐敗菌がふえると、 便はアルカリ性で、便の色は茶色から黒色になり水に沈む。 腸内のphと便 Ph低い(酸性) ↓ Ph 4.5〜5.5 赤ちゃんの便 黄色 ↓ ↓ Ph5.5〜6.0 健康な人  水分が70〜80% ↓        バナナ状2個分(100〜200g) ↓        黄土色 ↓ ↓ Ph7.0(中性)茶色 ↓ ↓ Ph8.0(弱アルカリ性)黒色 ↓ ph高い(アルカリ性) アルカリ環境が大好きな悪玉菌は、PH6.0以下では育ちにくい。 善玉菌がふえてくるとphは約0.5ほど下がり、悪玉菌も減り、リンパ球の数がふえる。 病気は低体温、低酸素による生命の働き 体はまるで温室のようなもの。 温室の中では、さまざまな野菜の栽培や細菌の育成のために、温かくする熱エネルギーと空気が必要です。 同様...

低体温と病気 〜病気は低体温から〜 その2

消化酵素を大量に使う低体温 私たちの体の中では、約5000種類以上の酵素が働いている。 体内酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」の2群に分けられる。 消化酵素は… 食べ物を分解する酵素。 代謝酵素は… 代謝に関わる酵素で、約10ミクロン前後まで細くされた栄養を、腸の絨毛から吸収し、毛細血管を通って内蔵や筋肉などあらゆる組織へと供給。体にたまった毒素や老廃物を汗や尿の中に排泄したり、リンパ液や白血球の働きを促進し免疫力を高めたりする。 大切… 体内酵素が最も活性化する深部温帯は、37.2 〜 38.5度 その時、腋下・舌下は、36.5度。   低体温では体内酵素の働きが弱まり、消化の反応速度は遅くなり消化酵素を多量に必要とする。 体内酵素の生産量には個人差があり、一生の間に体内で作られる量は一定です。 ↓↓ 従って消化酵素として使っていくばかりではどんどん減少し、代謝酵素に回す分が不足しがちになる。 ↓↓ その結果、生命の維持活動を修復するのに支障をきたし、寿命にも関係する。 低体温は汗腺機能を鈍くする 汗は、恒温動物の人間にとって体温を一定に調整する大事な働きをしている。 その発汗のしくみは… 体温が上昇すると汗腺に血液中の水分とミネラルがとり込まれ、ミネラルは血液中へ再吸収され主に水分が汗として体外へ出され、気化熱が体を冷やして体温を下げる。 重要 … 冷暖房完備の過保護な所にばかりいると、汗をかく機会も少なく、汗 腺機能が低下し、部分的に汗が出にくい体質になる。           ↓↓ 汗腺の衰えは、汗腺の数を少なくし、ひとつひとつの汗腺の負担が ふえるので、ミネラルを血液中へ再吸収することが追いつかず、汗といっしょに 排泄されるのが悪い汗。 参考 … たとえ大量の汗をかいた後に水を飲んでも、血液がミネラルを体 内に保とうとして、せっかく飲んだ水分を尿で排泄してしまい、結果的に血液はドロド ロに、汗もかけず、体温は上昇し熱中症になる。 汗のもう1つの大事な役割は、体内の有害物質や老廃物を排除す る役割もある。遠赤外線や温浴により、40度前後で体を芯から温めた時に出る 汗には、皮脂腺からの有害物質の水銀・鉛・カドミウム等の重金属 等がふくまれている。 重金属は脂肪に溶けやすく、皮下脂肪に蓄積される...

低体温と病気 〜病気は低体温から〜

体の不調を招く低体温 日本人の平均体温は、36.89度 ± 0.34度 とされている。 しかし現実は、赤ちゃんからお年寄りまで、36度以下(腋下温)の低体温の人が増えている。 注目… 健康な体を維持していく理想的な体温は、36.5 ~ 37.0度 脳や内臓の深部体温は、37.5 ~ 38.5度 重要… 体温はとても大切な役割を持ち、 血液の流れや、腸内細菌のバランス、 体内酵素の活性化、免疫力やエネルギーの生成まで関わっている。 低体温になると… 冷えが手や足の末端から始まり、 ↓↓ 低体温が続くと、肩こり・生理不順・頭痛・腰痛に。 ↓↓ 新陳代謝が悪くなり、シミ・肌荒れ。 ↓↓ 排泄機能が低下し、むくみ・便秘・下痢。 ↓↓ 基礎代謝までも低下し、肥満になり、 ↓↓ 脳の血行代謝が悪くなり、イライラ・不安感などもつのり、 ↓↓ 不眠・慢性疲労・内臓系の病気・不妊に。 ↓↓ ガン、アトピー性皮膚炎、難病が発生。 ↓↓ 心まで冷えて、やる気減退・マイナス思考・うつに。 主に健康な人と病気の人との違いは体温にあり 朝起きて、活動を開始してからの体温が「35度台」の人は低体温。 朝起きて、活動を開始してからの体温が「34度台」の人は病気になる前の状況にある。 低体温とは 36.5度前後 … 最適な温度。 このとき、脳や内臓のある深部体温は、37.2度。 36度以下 … 低体温 35度台 … 末病、大きなストレスがある。ガンが好きな温度。 34度台 … 病気の可能性。 ガンは39.0度以上の熱で増殖を停止する。 低体温のいちばんの原因は、生き方。 〈低体温になる原因〉 運動不足による筋肉量の不足 冷たい物や甘い物の食べ過ぎ 過酷なダイエット 冷暖房完備の住環境 体を締め付ける下着 窮屈な靴 シャワーだけの入浴 肉中心の食事 過度のストレス 血管を収縮させ体を冷す消化鎮静剤や降圧剤等、医者からもらう薬の服用...