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睡眠について〈2〉③

睡眠について〈2〉③ 高血圧・糖尿病・がん・認知症・うつと睡眠の大切さ ガンの発生率が上がる分岐点は6時間睡眠 ◆ 免疫機能が万全なら「ガンの素」は増殖できない ガンは決して「逃げられない病気」ではない。食生活や生活習慣に注意すれば「なりにくくする(予防する)」ことは可能です。 見直すべき生活習慣のなかでも、とりわけ睡眠は重要。 ―――――――――――――――――――――――― ――――― 注目 : 睡眠でガンを予防できる。睡眠には強力な「ガン撃退パーワー」が備わっている。 ―――――――――――――――――――――――― ――――― 人はどのように「ガン」になるか? 人の身体は60兆個の細胞でできていて、日々分裂しながら新しい細胞に生れ変わります。 そのとき、何らかの原因で細胞の設計図である遺伝子に突然変異が起こり、コピーミスが起こることがあります。 それが「ガン細胞」の始りです。 どんな健康な人でも体内では毎日数千件のミスが起き「ガン細胞」が生れます。 しかしそれらは生まれるそばから免疫細胞によって破壊されます。これはあくまで「免疫機能が万全であれば」のこと。 免疫の攻撃をスルーしたガン細胞は10~20年にわたって分裂や増殖を繰り返した後、 1㎝程度の「ガン」に成長し、回りの組織に侵入したり(浸潤)、血管やリンパ管を通って身体に定着し、増殖(転移)したりする。 ―――――――――――――――――――――――― ――――― 重要 ―――――――――――――――――――――――― ――――― たとえ「ガン細胞」がいくつ生れようとも、免疫機能が万全なら「 ガン」にはなりません。良い睡眠が免疫力を高め、活性酸素を増やさない。 さまざまな免疫細胞のなかでも体内パトロールし、ガン細胞を見つけると攻撃して死滅させるのがリンパ球かNK細胞 です。 NK細胞をはじめとする免疫機能がもっと活性化するのは、副交感神経が優位になる睡眠中です。 体内には免疫機能の働きを阻止するものもいる。 その代表格が細胞やDNAを傷つけて、ガンのリスクを高める、活性酸素です。 活性酸素には交感神経が優位となり、心と身体が緊張しているタイミングで増えるという特徴がある。 眠らずに起きていれば、交感神経が働く時間が増えるため