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睡眠について〈3〉②

睡眠について〈3〉 快眠を約束する4法則 ◆ 快眠のために、自律神経をだますテクニック 人は本来、朝になると目覚め、日中は活発に活動し、 夜は自然に眠りにつく、という1日の生体リズムを持っている。 その生体リズムを司るもののひとつが「自律神経」です。 その自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2つがある。   交感神経の役割 心と身体が活発に活動するのに適した状態を作ること。 交感神経が働くと、血液を脳や全身の筋肉に運ぶために心拍数が速まり、脳への血流量がアップして血圧が上昇するほか、やる気が高まります。 また、緊張した時やストレスを強く感じた時にも交感神経は活発に なります。 ふつう、交感神経は日が昇るとともに少しずつ働きはじめ、 昼すぎにピーを迎え、夕方から夜にかけては働きが抑えられる。 副交感神経の役割 一日の活動で傷ついた細胞を修復し、回復することにある。 副交感神経が働くと、脈拍や血圧は下がり、 血液は消化器などの内臓に多く集まり、 心も身体もリラックスした状態になる。 副交感神経は、交感神経からバトンを受け継ぐように、 日没頃から働きがよくなり、睡眠中にもっとも高くなって、 朝目覚める頃に働きが弱まります。     ―――――――――――――――――――――――― ――――― 重要 ―――――――――――――――――――――――― ――――― ストレスが原因で、夜になっても交感神経が優位のままだと、副交感神経がうまく働かず、 「深夜になっても寝つけない」「睡眠中の眠りが浅い」 といったことになってしまう。  もし2つの自律神経を自在にコントロールする切り替えスイッチが あれば、 誰でもが朝、パッチリと目覚め、 日中は高いパフォーマンスを発揮して働き、 夜はパタンと寝ることができる。しかしながら、 自律神経を人の意志でコントロールすることは不可能。 自律神経は意外に脇が甘く「だまされやすい一面」ももっています。 自律神経をだます手段を知ることが、 眠りを制することにつながるのです。           ◆ 4大法則① 起きたらまず朝日を浴びよ! 人の生体リズムは25. 5時間周期です。 そのため、放っておくと睡眠時間はどんどん後ろにずれて