投稿

3月, 2022の投稿を表示しています

低体温と病気 その2

年齢に合わせて食べ方を実践 私たち人間のエネルギー生成システム ・酸素を使わずに糖質から瞬発力を生み出す…解糖系 ・酸素を使って持久力を生み出す…ミトコンドリア系 胎児は解糖系を優位に働かせ細胞分裂を繰り返していますが、 生まれて肺呼吸すると同時に、ミトコンドリアが増えはじめる。 3才頃には、かなりの数になり、成長を終える15才ごろまでは増え続ける。 (ミトコンドリアが多くなると解糖系は縮小し、ミトコンドリアが寄生するときに持ち込んだ分裂抑制遺伝子が働き、分裂は抑制され成長は止まる)   参考 … ミトコンドリアの少ない部位(精子・皮膚・髪・骨髄・腸)      ↓↓ これだけは解糖系中心。 他は全てミトコンドリア系。 子供のころは、解糖系優位なので朝・昼・晩の3食とおやつを食べないと活力は確保できない。      ↓↓ 20〜30代は、解糖系とミトコンドリア系を共に活用できる調和のとれた時期で、若干ミトコンドリア系が優位になる。 注目 … この時期に無理を重ねて、若いころ同様に解糖系優位に依存し続けると、      ↓↓ 低体温・低酸素の状態がぬけきれずに。 ガン・生活習慣病へと向かう。      ↓↓ 更に解糖系の酷使は乳酸の量を増やし、処理するミトコンドリア系の負担が増え、活性酸素による老化が進む。 大切 … ミトコンドリア系の「腹八分目」の食べ方を実践すると、60代以降は持続力のある、慌てず・怒らず・じっくり物事を考える、ゆったりした老いに入れます。 エネルギー生成と食事 子供 : 解糖系優位(無酸素で糖質からエネルギー生成を行う)      朝・昼・晩の食事・おやつ 20~30代:ミトコンドリア系優位(有酸素)解糖系と      ミトコンドリア系の調和の時代。 老年(60代):完全にミトコンドリア系優位。         さっぱりとした魚や野菜を好む) 鼻歌しながらウォーキング 低体温は血流の悪さや、ドロドロ血液だけでなく、血管が老廃物で詰まっていたり、血管壁が弱っていたりという「血管の老化」で起こるケースも多く見受けられる。 「血管の老化」は、血管壁そのものが加齢や動脈硬化によって硬くなっていく場合と、ストレス等によって交感神経が緊張し血管の内圧の上昇や収縮によって血管壁がパンパンに張り