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体が若くなる技術 〈6〉おなかを空かせて若くなる vol.4

    体が若くなる技術 〈6〉vol.4 「 おなかを空かせて若くなる」 ◆ 「やせないこと」と「空腹になること」はどう使い分けるのか === A === ・内臓脂肪を溜め込んだメタボが生活習慣病を引き起こすのは間違いない  ・カロリー制限によって生活習慣病を予防できるのも本当 === B === 一方、やせすぎの人やコレステロールの少ない人の死亡率が高いのも本当。   このABの比較は「病気になりやすい」か「死亡率が高い」かの違い。 そしてその違いは「年齢」によってはっきりと分かれている。 注目… メタボにより糖尿病になる平均年齢は約50才。 一方、やせすぎにより死亡率が高くなるのは男性で70才から女性で75才。 重要…   私たち 65才を境 に、血液中のコレステロール濃度が自然に下がってきます。 ですから、65才以下では食べ過ぎないこと、内臓脂肪を溜め込まないようにし、生活習慣病にかからないようにする必要があります。 65才を過ぎたら、無理に食べないで栄養(バランスの良い)たっぷりの食事をして体力をつけ、やせすぎによって筋肉を衰えないようにしましょう。 さらに、コレステロールの濃度が下がると免疫機能が低下して、ガン・脳血管疾患・呼吸器疾患の死亡率がいずれも高くなる。 注意…   「やせすぎの予防」と「空腹の獲得」は、年齢を意識して生活に取り入れることで体の変化にあわせた健康法となる。 ◆ 緑・赤・黄色の野菜を食べましょう   血液中のカロテンの量が多い高齢者は、生活の質が高い つまり介護なしで元気に生活ができる。 カロテンは、にんじん・赤ピーマンの色のもとになっている抗酸化物質   抗酸化物質は活性酸素を減らし、遺伝子を守ってくれる物質で、ミトコンドリアを活性化させる役割もある。 抗酸化物質: ビタミン   リコピン(トマト・スイカ)   アスタキサンチン   カテキン 植物には多くの抗酸化物質が含まれる。 葉野菜には多くの「葉緑体」が含まれる。 (葉緑体は光合成を行う場所) (抗酸化物質としてコエンザイムQ10に似たプラストキノンという物質を豊富に含んでいる ) 参考… コエンザイムQ10は、ときには活性酸素をつくり出...

体が若くなる技術 〈6〉おなかを空かせて若くなる vol.3

  体が若くなる技術 〈6〉vol.3 「 おなかを空かせて若くなる」 ◆ 栄養バランスは「3:1:1」で摂りなさい カロリー制限でひとつだけ気を付けてほしいこと とにかく栄養バランスに注意すること。無理なカロリー制限をして栄養失調になってしまうと、結局ミトコンドリアは増えず健康も美容も害してしまっている。(壊血病や脚気になる可能性もあり)  超重要… ここで言う必要な栄養素とは、ミネラル・ビタミン・アミノ酸です。 どのようなバランスで食事をすればいいのかと言うと、 カロリー源として、 炭水化物 と たんぱく質 と 脂質 を「3:1:1」くらいの割合で摂れば良い。 参考… 修行中のお坊さんの精進料理は、自然とカロリーが50%に制限された食事です。 例えば、、 朝食 … おかゆごはん一杯、漬物 昼食 … ごはん、みそ汁、ごまあえなどの野菜料理一品 夕食 … ごはん、みそ汁 精進料理は仏教の伝播とともに伝わったと言われています 精進料理は、野菜・煮しめた根菜類・豆腐・凍み豆腐・こんにゃく・ひじきなどの海藻類を材料として作られる。精進料理の特筆すべき点は「ごま」をよく利用していること。 大切… タンパク質と脂質の過剰摂取を控えることは、栄養バランスとしても重要なことです。 肉を食べると良くないのは、タンパク質を摂り過ぎることで、有害なアンモニアが発生するから。 しかし、必須アミノ酸をとるにはタンパク質が必要。 アンモニアを減らして、必須アミノ酸を効率よく摂るには、必須アミノ酸を多く含む 「ごま」 を活用。肉の量を減らして「ごま」を加えると良い。 糖質オフてで食べ過ぎ解消! 低糖質の物をうまく組み入れたり置き換えたりして、ゆる~く美味しい低糖質制限も取り入れていきましょう。 ◆ 「週末断食」が眠っていたミトコンドリアを呼び覚ます 週末だけ断食する「プチ断食」というのがある。(週末の断食) プチ断食は、必ずしも完全に断食するわけではない。 「少食に」するという意味。 プチ断食例 朝食 … 野菜ジュースあるいは紅茶 昼食 … 軽く麺類 夕食 … 軽めの食事 上記のように気楽に取り組み、前日から食事を減らしぎみにして、週に一回くらいから実行すると良い。 すると、体調が非常...

体が若くなる技術 〈6〉おなかを空かせて若くなる vol.2

  体が若くなる技術 〈6〉vol.2 「 おなかを空かせて若くなる」 ◆ 長寿の研究は「パン酵母」からはじまった 江戸時代の儒学者:貝原益軒の書「養生訓」には、 あれこれ食べてみたいという食欲を抑えることが、 長寿をまっとうするための第一条件と書かれている。 最近も、それぞれの自分の体験から、 粗食・プチ断食・腹八分目の食生活をすすめる方がたくさんいらっしゃる。 重要… 70年前には、動物と食事と寿命の研究から、カロリー摂取を少なくするだけで、寿命が長くなることがすでに知られていた。 参考… アメーバのような単細胞生物から、マウスのようなホ乳類まで、 エネルギーの源であるカロリーを制限すれば、どの動物でも長寿になれる。 実験… 多くの実験では、カロリーは自由に食べられる食料のうち、50~60%に抑えると・・・ ・アメーバは1.9倍 ・ミジンコは1.7倍 ・クモは1.8倍 ・グッピーは1.4倍 ・ラットは1.4倍 人間の場合では1日1200キロカロリーくらい。 例えば・・・   朝食 …トースト1枚、卵1個、野菜や果物少々 昼食 …肉を50gと野菜 夕食 …小さい茶碗一杯のご飯、魚ひと切れ、冷ややっこ半丁、     野菜・果物少々   ↑ 食いしん坊には難しい内容。 カロリー制限によって寿命がのびるということは、 エネルギーが低下し、活性酸素の発生量が少なくなるからでしょう。 「亀型寿命」に習った方法と思われた。 重要… カロリー制限によって寿命がのびるのは、エネルギー代謝以外のシステムと関係していることが判明した。 ◆ 長寿をのばす「長寿遺伝子」とは パン酵母はひとつの細胞からなる、単細胞生物。 ミトコンドリアもあり、寿命がある。 パン酵母を栄養物の中に置くと、分裂していつまでも増えつづけることができる。 分裂していつまでも増えつづけることができるので、寿命がないように感じるが、そうではない。母酵母が「こぶ」のような出っでぱりが出てそれが大きくなって子となる。 注目… 親からはこぶが20回できて、それ以後はこぶができなくなり死に絶えてしまう。 パン酵母も人間と同じように親はみずからの生命を子に託し死んでしまう。 ここでパン酵母の栄養を25%だけカロリーを減...

体が若くなる技術 〈6〉おなかを空かせて若くなる vol.1

体が若くなる技術 〈6〉vol.1 「 おなかを空かせて若くなる」 ◆ 不老長寿の極意は「摂らないこと」にある 古今東西、秦の始皇帝をはじめ、権力者たちは からだが若くなる食べ物を求めて、 未知の何かを食べることによって、永遠の若さを獲得しようとしていた。 不老長寿の食べ物は、いまだに見つかっていない。 しかし、不老長寿とまでいかなくとも、健康を維持して老化を遅らせるような食べ物はないわけではない。 「体が若くなる食生活」は可能。 注目… 私たちの体の中では、多くの物質をつくり出している。 体でつくり出せない物質はむしろ少ない。 大切… ・つくり出せない物質は食物として取り入れなくてはならない。 ・つくりにくい物質は体内で合成したのでは間に合わない。 適切な食べ物を十分に体内に取り入れなければ、健康を維持することができない。 ex1:VCは人間の体内でつくり出すことができない。 → VCが不足すると壊血病になる。 ex2:B1が足りないと → 脚気という病気になる。 私たちの体は20種類のアミノ酸から成るタンパク質によって形づくられている。 そのアミノ酸のうち、11種のアミノ酸は細胞内で合成できる。 9種のアミノ酸はつくり出すことができない、あるいは、つくっていたのでは間に合わない。 →   "必須アミノ酸"  です。 ・体内でつくり出せないアミノ酸(8種)  イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、  フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン。 ・体内でつくるだけでは足りないアミノ酸(1種)  ヒスチジン 体内でつくり出せないので、食べ物から補うしかない。 アミノ酸はタンパク質を消化すると得られる。 必須アミノ酸もタンパク質から補わなければいけません。 (特にホ乳類の肉は、私たちと近縁のため、必須アミノ酸をたくさん含んでいる) 植物に含まれているアミノ酸は、人間の比率とちがうためバランスが悪い。 しかし「米」は、タンパク質がたくさん含まれている(肉には及ばず)。 理想的なバランスで必須アミノ酸が得られる食事は、 →  「赤飯」 。 赤飯はあずきと一緒にもち米を蒸し上げて(あるいは炊き上げて) ごまをかけてつくる。 参考 … 米には小麦粉な...

体が若くなる技術 〈5〉vol.4

  体が若くなる技術 〈5〉vol.4 「 ミコンドリアを増やす運動習慣」 ◆ 確実性にやせて、確実にリバウンドのない方法とは ダイエットの天敵はなんといっても「リバウンド」です。 リバウンドしてしまうのは、自分の責任と言わなければならない。 何故かというと、 「リバウンド」が起こる ということは、正しいと思ったダイエット方法が間違っていたということを示しています。 特に、食生活を変えることでダイエットを試みる人は注意してほしい。 食事をほとんど取らないでやせた後に、食欲が抑えられなくなって、 ドカ食いをしてしまい、かえって太る。     問題点… 「前よりも食事を減らしたのに太ってしまいました。」 実はこういったケースもたくさんある。 摂取カロリー量は減らし、反動で食べてもいないけど太った。。。  それは… ↓↓ 筋肉量が減ったから です。 運動をせずに、食事の量だけ減らしてやせようとすると、筋肉がどんどん減ってしまう。 足りない栄養分を別のところから補給しようとして、脂肪を燃やす前に筋肉のたんぱく質を分解してエネルギー源として使ってしまう。 すると、筋肉と一緒にミトコンドリアが減少してしまう。 …これが大きな問題となる。   ミトコンドリアが少なくなってしまうと、それまでと同様のエネルギーをつくるこどができない。 すると、食べ物を減らしても、すべてエネルギーに変えることができない。 余ってしまった分が脂肪として蓄えられてしまう。   【エネルギーをつくる能力が低下したために脂肪を溜め込む状態 ー これは「メタボ」とまったくおなじメカニズム】 やせているように見えても、体脂肪が多い人、つまり筋肉量が少ない人は、 脂肪を溜め込む一方で、エネルギーをつくり出す能力が全体的に欠けている。 代謝が悪くなり、肌荒れなどが生じ、内側からも老化が進行し、外見的にも若さがなくなっていく。 重要… リバウンドしないダイエットをするのであれば、 有酸素運動やサーキットトレーニングで脂肪を燃焼させることです。 運動してミトコンドリアが増えれば、食べ物として取り入れたエネルギー源は、ミトコンドリアでエネルギーにちゃんと変えてくれるようになる。 すると、それまでと同じ食事をしても...

体が若くなる技術〈5〉vol.3

体が若くなる技術 〈5〉vol.3 「 ミコンドリアを増やす運動習慣」 ◆ 「短時間」で効果を出す有酸素運動とは 有酸素運動はある特定の運動を指すわけではなく、酸素を使って脂肪を燃やす事を目的とした運動。 スリムアップには有酸素運動は欠かせない。 やり方によっては赤筋を鍛える効果あり。 具体的な運動は、ウォ-キング・ジョギング・サ-キットトレーニング・エアロビックス等々 (ウォ-キングする場合、ゆっくり大きく呼吸することによって酸素を十分に取り入れ、少し早めに歩いてください)。 そうすれば30分ほどで汗ばんできます。 この体温上昇を「合図」に体は有酸素運動の状態に入り、脂肪を効果的に燃焼してエネルギーをつくり出すようになります。 合図からさらに30分間、ペースを保って歩きつづければ、それだけ脂肪を多く燃焼することができる。 多くの人が上記の内容を実践している。 しかし最初の30分の有酸素運動が何故いかせないのか? 大きな誤解が存在している。 実は有酸素運動で脂肪を燃焼させるのに30分といった「まとまった 時間」は全く必要ない。 注目 … 細胞でエネルギーが消費されると、細胞内では「エネルギー不足」を感じて、すくに脂肪を燃やそうとします。 すると、エネルギー不足を感じとった細胞では、細胞がミトコンドリアに入りやすくなるように道を広く開けてくれる。 大切 … エネルギー不足は脂肪を燃やすだけにとどまらず、脂肪合成とコレステロール合成を止めるはたらきが生まれる。 しかもこの反応は非常に早く、数分で行われる。 しかもガンを抑える命令も出してくれる。 結論 …   とにかく「エネルギーの枯渇状態(枯渇状態→尽きてなくなる状態)」を事前につくってやればいい。 具体的には有酸素運動の前にやや強めの運動も組み合わせること。 強い運動を加えることでエネルギー不足が発生し、すぐに有酸素運動の状態に入ります。    少し強めの運動を有酸素運動のくり返し。 すなわち、サーキット運動がもっとも脂肪を燃焼させる運動。 もっとも脂肪を燃焼させる運動。 そして同時にサーキットトレーニングがもっともミトコンドリアを増やす「マグロトレーニング」でもある。 その結果は … ① 強めの運動でミトコンドリアをより...

体が若くなる技術〈5〉vol.2

体が若くなる技術 〈5〉vol.2 「 ミコンドリアを増やす運動習慣」 ◆ 「筋肉痛にならない」は体が衰えきった証拠である 瞬間的な力を鍛えると思われがちな「筋トレ、ウエイトトレーニング」もやり方を間違えなければ持久力のトレーニングになる。 むしろ、一番効率的にミトコンドリアを増やすには、少し強めの力、筋肉の80%くらいの力を出すこと。 1分間位で良いから、80%の強さの力を出し、それを1日10回くり返すだけで、1~2週間もすれば、効率よくミトコンドリアが増えてくれます。 大切 … 赤筋ミトコンドリアを増やすには、短時間で少し強めの力を出す方が効果的。 注意 … ウォーキング程度の運動は、有酸素運動として脂肪を燃やすには適切なのですが、ミトコンドリアを増やすにはあまり適していない。 参考 … 80%の筋力とは、100%以上の力を加えると筋肉が壊れて筋肉痛が生じます。 筋肉痛が生じない程度に頑張った力が80%と考える。 久しぶりに運動をしたり、重い荷物を持ったりして筋肉痛になってしまう。 その後も同じような運動を続けていくと、次第に筋肉痛にはならなくなる。 これは筋肉が発達し、それまでの負担に耐えられるようになったという証拠。 大きな誤解 … 筋肉痛に関しての大きな誤解。 ・「筋肉痛にならない体」になればいいという誤解、特に高齢の方は注意。 ・若いころは激しい運動をした翌日に筋肉痛になっていたけれど、  社会人になってからは運動をした2日後に筋肉痛が出るようになった。 ほとんどの方がそのような経験をしたことがあるはず。 重要 … 筋肉が痛くなるのは、筋肉が壊れたときではなく、その筋肉を修復するために新しい筋肉が増えようとしたとき。 注意 … 「乳酸が溜まると筋肉痛になる」と言われるが、正確な表現ではない。 正しくは、筋肉が増えることでその筋組織が神経を刺激して痛く感じる。 年齢を重ねるほど筋肉の再生スピードは遅くなり、およそ2日かけて再生することになる。 それが2日後に筋肉痛になる理由。 何もしないで年齢をかさねると、筋肉痛は3日後、4日後とさらに遅くなる。 最後には筋肉痛そのものが起こらなくなる。 注目 … これは筋肉の再生能力が低下しすぎたあまり、筋肉が破壊されても増えなくなったということ...

体が若くなる技術〈5〉vol.1

体が若くなる技術 〈5〉vol.1 「 ミコンドリアを増やす運動習慣」 ◆ まずは「マグロトレーニング」はじめてみてください 「マグロトレーニング」とは? マグロといえば赤身の魚の代表です。マグロは回遊魚で泳ぎ続けなければならないため、その筋肉は持久力のある赤い筋肉が発達しています。代表的な運動として、ジョギング・ランニング・エアロビなどが有効になります。 マグロは赤身魚、ヒラメは白身魚です。 何故「身」の色がこうも違うのか? 実はここにミコンドリアを増やすためのヒントが隠されている。 ミトコンドリアは全身の細胞に存在し、その中でも特に多い場所がある。 エネルギーをたくさん使う場所に多い。 もっともエネルギーを使っているのは、体を動かすこと、考えることの2つ。 おのずとミトコンドリアの多い場所は「筋肉」と「神経」。 私たちの健康を左右するのは「筋肉のミトコンドリア」です。 参考 … 筋肉には以下の3種類がある。 ・心臓を動かす筋肉(自分の意思で動かすことができない) ・内臓を動かす筋肉(自分の意思で動かすことができない) ・運動したり物を運んだりする骨格筋(自分の意思で動かすことができる) 注目 … ミトコンドリアを多く含む筋肉のうち、私たちが自分の 意志でコントロールできるのは「骨格筋」だけ。ですから、特別な筋肉を意識せずとも、いつもどうりトレーニングすれば、ミトコンドリアは増やすことができる。 注意点 … トレーニングする筋肉は、 「瞬発力の筋肉」を鍛えるのではなく、 「持久力の筋肉」を鍛える運動をしなければならない。 大切 … 骨格筋には「赤い筋肉(赤筋)」と「白い筋肉(白筋)」がある。 両方が混じり合ったピンクの筋肉もある。 赤い筋肉は、持続力の強い筋肉。 白い筋肉は、瞬発力の強い筋肉。 ミトコンドリアの多い筋肉は赤筋です。 結論 … 赤筋を鍛えれば良い(持続力の筋肉を鍛える)「マグロトレーニング」が有効! ◆ 最大心拍数は60%がちょうどいい 「マグロトレーニング」の特徴はなんといっても簡単に、誰でも、どこでもできるということ。 ランニングは「マグロトレーニング」の代表。 自分の体力に合わせて運動量を調節でき学生からご高齢まで、誰でも自分のペースではじめる...

体が若くなる技術〈4〉vol.4

体が若くなる技術 〈4〉vol.4 「 メタボはエネルギー代謝の病気である」 ◆ 糖尿病も「ミトコンドリアの不調」から始まる 糖尿病患者は予備軍を含めると国内で2210万人います。 糖尿病は文字とおり尿に糖が出る病気。 血液の糖の濃度が高すぎて尿に漏れ出してしまう。 (疲れやすい・体がだるい・力が出ない) 通常、糖の濃度が高くなると、 インスリンというホルモンが分泌され、余分な糖をグリコーゲンと脂肪に変えて蓄えます。 さらに骨格筋のミトコンドリアでも、糖をエネルギーに変えて、血糖値を低くしようと試みます。 しかし糖尿病患者はこの機能が失われてしまう。 せっかくの血液の糖の濃度が高くても、この糖がエネルギーとして使われません。 何故なら、その原因は「万病の元」である「脂肪」にある。 脂肪酸が多すぎると、心臓以外の筋肉ではエネルギーが十分にあると認識して、糖分を取り込まなくなってしまいます。 糖尿病では筋肉のミトコンドリアで糖をエネルギー源として消費することができない。 糖の血中濃度が高いままになり、しかもエネルギーが足りない状態になってしまう。 すなわち、糖尿病は筋肉エネルギーを作れない病気なのです。 したがって 疲れやすく・体がだるく・力が出ない。ということに。 参考 … 糖分を使えなくなったミトコンドリアは、アミノ酸をエネルギー源として使おうとして、筋肉の中のたんぱく質を分解します。 すると糖尿病の人のはエネルギー源は豊富であるにもかかわらす 、やせてしまう。 しだいに筋肉もなくなってミトコンドリアも減ってしまう。 注目 … 少なくなったミトコンドリアを回復することはなんとかできるが、 インスリンを分泌する細胞が死んでしまっては、、手遅れです。 注目 … メタボをはじめとする代謝異常はすべて、 私たちの体に「追い討ち」をもたらし、健康を奪う。 その根拠は「ミトコンドリアの不調」の存在。 対応策 … ミトコンドリアを増やすことが対策。 ミトコンドリアはその量や質を改善することができる。 … … … … …  新型コロナウィルス  … … … … …   緊急事態宣言全面解除となりました。 再流行の懸念ありとの事ですので、 引き続き不要不急の外出着...

体が若くなる技術〈4〉vol.3

体が若くなる技術 〈4〉vol.3 「 メタボはエネルギー代謝の病気である」 ◆ 食事は30分以上を目安に食べなさい 私たちは、食べ物がいくらあっても、いつまでも食べ続けることはできない。 お腹がいっぱいになったと「感じてしまう」。 お腹がいっぱいになったと感じるのは、「満腹ホルモン」が分泌さ れること。 「満腹だ」と脳にはたらきかけるから。 この満腹ホルモンが正常に作用しなかったら、すぐさまカロリーの 過剰摂取を起こし、内臓脂肪が溜まってしまう。 満腹ホルモンが正常にそして効率良く分泌されれば、おいしい食事 をしながらカロリーを取り過ぎることもなくなる。 注目 … 満腹ホルモンはどのように分泌されるか? やはり「脂肪細胞」。 アディポネクチン(脂肪細胞から分泌される良いホルモンの代表)と同様、脂肪細胞に脂肪が溜まっているかどうかが大きなポイント になる。 満腹ホルモンは、脂肪細胞に脂肪が溜まりはじめたのを合図に分泌 される。 この溜まり「はじめた」というのが重要。 大切 … もし脂肪細胞に脂肪がぎっしり溜まっていると、 少しくらい脂肪が溜まっても、脂肪細胞はそのことに気づかず、 満 腹ホルモンは分泌されません。脂肪細胞に余裕がないといけない。                              注目 … そのために太っている人ほど、いつまでたっても満腹になったと感 じることができなくなってしまい、食欲も旺盛になる(満腹感を得ることができない)。 超重要 … 脂肪細胞は蓄えている脂肪が少なければ健康にとってプラス、多け れば健康に大きなマイナスになるようにできている。 脂肪細胞と満腹ホルモンの循環を改善していくには 「ちょっとした 食事方法」を改善。 食事は30分以上かけて食べる      ということ。 早食いは活性酸素を発生させるから良くない。 30分以上かけると満腹ホルモンが分泌しやすくなる。 理解する … 食事を始めると、まず血糖値が上昇。 すると血糖値を下げようとインスリンが...

体が若くなる技術〈4〉vol.2

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体が若くなる技術 〈4〉vol.2 「 メタボはエネルギー代謝の病気である」 ◆ メタボは体によくないが「やせすぎ」はもっと悪い 2008年4月から厚労省は40才以上の公的医療保険加入者を対象に 「特定保険健診・特定保険指導」を義務づける。 いわゆる 「メタボ検診」。 この導入により病気の発見・予防につながったと言う人や、メタボ を解消しようとする人も増えてきている? 重要 … メタボより、やせすぎのほうが寿命を短くしてしまう。 参考 … 肥満度を知る指標 : BMI(Body Mass Index・ボディマス指数) この計算であらわされるもので、 ・数値が25以上だと肥満 ・18.5未満がやせ  と判断される (厚生省はもっとも病気になりにくいのは、BMIの数値が22のとき) 重要 … 国立ガンセンターの疫学調査によって、もっとも寿命が長いのは、 BMI値が25~27の軽度肥満の人 だと判明。 やせている人(BMIが18.9以下)たちの死亡率は、BMIが3 0以上の肥満の人と同じ。 推測 … やせすぎの人の寿命が短くなるのは脂肪だけではなく、筋肉の量も 極端に少ないことが原因なのでは? なぜ … 私たちの体の中で、もっとも多くのエネルギーを消費するのは筋肉。 筋肉は全体の約50%ものエネルギーを消費。 その筋肉が少ないということは、エネルギーをつくる能力も極端に 低い。 やせすぎの人は免疫力が低くなることがわかっている。 これはミトコンドリアのエネルギー不足が原因。 重要 … 私たちが健康な体を維持するためには、まず必要なエネルギーをき ちんとつくれる体であることが大切。 ◆ 脂肪細胞はやせている人の味方をする メタボはなぜ危険なのか? それはすべての健康の基本である、エネルギー代謝の異常によって引き起こされる。 注目 … 脂肪細胞自体はけして「悪者」ではない。 むしろ、脂肪細胞は血液を通じて全身にエネルギー源を供給すると いう、非常に大切な役割を果たしている。 大切 … 中性脂肪はミトコンドリアのはたらきによって、エネルギー源とし て体内で消費されますが、中性脂肪のままではエネルギー源になりませ...

体が若くなる技術〈4〉vol.1

体が若くなる技術 〈4〉 「 メタボはエネルギー代謝の病気である」 ◆ 内臓脂肪を減らす「唯一の方法」とは 2006年にメタボリックシンドローム(メタボ)という言葉が登場。流行語に。 メタボリック = metabolic =「代謝」。 メタボリックシンドロームとは「代謝症候群」。 代謝異常によって起きるさまざまな病的変化。 代謝とは「エネルギーをつくり出すこと」なので、メタボリックシンドロームはミトコンドリアの機能低下が原因で起こるもっとも重大な病気のもと。 注目 … それまで問題なく食べた物からエネルギーを生み出していた体が、 次第にエネルギーを生み出せなくなれば、当然体には余分な脂肪が 溜まってしまう。 肥満を中心として、糖尿病・高コレステロール・高血圧・動脈硬 化といった病気を「代謝病」という。 これらがさまざまな形で組み合わさったメタボは、 心筋梗塞・脳硬塞等々の、心臓や血管の循環器系統に異常を引き起こ すことから、重大な病気となる。 肥満は万病のもとともいうが、 体に悪いのは「皮下脂肪」の蓄積ではなく、「内臓脂肪」のほうが はるかに危険。 メタボの正式な日本語訳は「内臓脂肪症候群」 重要 … メタボの解消・予防を目指すには、ミトコンドリアによる代謝を上げ、内臓脂肪を減らせばよい。 ミトコンドリアが生み出すエネルギーと食事の量=「代謝のバラン ス」。 根本的要因を健康な状態に保ことが、万病のもとを回避する万全の策。 ◆ 「やせ体質」か「太め体質」かは、思春期までに決まっている 豚肉や牛肉に見られるあの白い脂肪は「中性脂肪」。 皮下脂肪や内臓脂肪も中性脂肪で血液中にも含まれている。 中性脂肪はトリアシルグリセリド(→略して トリグリ)とも呼ばれ、 脂肪細胞の中に蓄えられている。 脂肪細胞は普通の人で300億個。 肥満の人は400~600億個。 (人の細胞は全身で60兆個ですから、わずか0.1%以下程度) 脂肪が増えても蓄積される脂肪細胞の数はほとんど変化しない。 脂肪細胞の数は乳児期と思春期にほとんど決まってしまう。 従って、乳児期や思春期に栄養過多になってしまうと、脂肪細胞の数が増えてしまう。 「やせやすい体」 「太りやすい体」の...

体が若くなる技術〈3〉vol.5

体が若くなる技術 〈3〉 「若返る仕組み」 ◆ 呼吸で取り込んだ酸素は、1~2%は活性酸素となる そもそもなぜ、エネルギーを生み出すときに老化の原因となり、 体の若さを奪う「活性酸素」が生じるのか? 活性酸素とは、酸化力(サビさせる力)の強い酵素。 電子と酸素が結びついた物質の事をいう。 そして、この物質は3回「変身」する。 まずは、酸素が電子を吸収してた「スーパーオキシドラジカル」に なり、 さらに、電子を吸収して「過酸化水素」という活性酸素になり、 さらに、電子を吸収してより一段と強い「ハイドロキシラジカル」「 一重項酸素」となる。 これらの活性酸素はフリーラジカルとも呼ばれる。 注目 … これらの活性酸素は、なぜエネルギーを生み出す際に一気に発生して しまうのか? ミトコンドリアでは「電子」と「食事」を利用してATP (202 0年1月コラム参照) という物質を合成します。 その際に「電子」はミトコンドリア包む膜の上を流れて行く。 その膜の上は平均台のように細く、ときどき電子がこぼれ落ちてし まう。 さらにミトコンドリアには、とてつもない電圧がかかるので、 電圧が一瞬でも高くなったときに、どうしても電子がこぼれ落ちて しまう。 このこぼれ落ちた電子が、近くにある酸素と結びついたのが 「活性酸素」。 エネルギーをつくる際に、順当にプロセスが進めば電子はこぼれな いはず。 しかし、私たちの体は残念ながら最初からそれほど完璧には作られて いない。 その結果、呼吸で取り込んだ酸素の1~2%が活性酸素になってい ると言われている。 ☆超重要 … ミトコンドリアの質の低下やストレスや早食い、急激な運動の開始 や停止などによって、体に過度な負担がかかると、もっと多くの活性酸素ができてしまう。 ◆ マイルド・カップリングが活性酸素の発生を防止する 活性酸素ができてしまう原因が、「こぼれ落ちる電子」。 できるだけ電子がこぼれ落ちないようにすれば、 それだけ活性酸素の発生を防ぐことができる。 参考… 質の良いミトコンドリアの代表として鳥のミトコンドリアがある。 どのように良いかというと、たくさんのエネルギーをつくっても電子がこぼれ落ちにくい構造になっている。 ...

体が若くなる技術〈3〉vol.4

体が若くなる技術 〈3〉 「若返る仕組み」 ◆ 90歳からでも基礎代謝を増やすことはできる。 生きるということは、ATPをつくりつづけ、使いつづけること。 (ATPはアデノシン三リン酸 … エネルギー通貨とも呼ばれている) ATPは体内でつくられる物質としてはもっとも多い。 1日でその人の体重の重さのATPを合成する。 私たちは寝ていても呼吸をしますが、 そのような、寝ていても消費されるエネルギーのことを「基礎代謝エネルギー」という。 基礎代謝とは、 体温を一定に保ったり、心臓を規則正しく動かしたり、呼吸をした り、細胞の代謝をしたり、生きるために必要不可欠のことに使われ るエネルギーのこと。 体は生きることを最優先にする。 つくられるエネルギーの6~7割ものエネルギーが、生きるために 必要不可欠な「基礎代謝」に使われる。 重要 … 年を取ると、私たちの基礎代謝は次第に減っていきます。 それは、体がエネルギーを必要としなくなるからではない。 ミトコンドリアの質の低下によって、エネルギーをつくる能力が低下することこそ、基礎代謝が低下する原因。 90歳を過ぎてからでも生活習慣を少し変えさえすれば、ミトコンドリアを増やすことで、基礎代謝は増えていきます。 このエネルギーはどうやってつくられるのか? →「食べ物」と「酵素」 ・食べ物は胃腸で消化され、3つの栄養素、すなわちブドウ糖・脂質(脂肪酸)・アミノ酸。 ・酸素は呼吸によって肺に入り、肺から血液中に取り込まれる。 取り込まれた栄養素と酵素は血液によって、体内に運ばれ、細胞のミトコンドリアでエネルギー(ATP)をつくる原料として使われる。 ミトコンドリアには、いったん栄養素のエネルギーが「電気」とし て蓄えられ、その電気を使ってATPをつくりだす。(世界が注目している) ◆ 体にとって食べ物は「電気の素」である ミトコンドリアを包む膜には、充電式バッテリーと同様電子が流れ、電気エネルギーが発生する。 流れる電子はバッテリーやモーター、電池などと全く同じもの。 ただひとつ、ミトコンドリア には巨大な電圧がかかるという点が大きく違う。 注目… 電圧のかかる場所を1㎝の厚みに拡大して考えると、 そこに20万...

体が若くなる技術〈3〉vol.3

体が若くなる技術 〈3〉 ~ 「老いる仕組み」と「若返る仕組み」〜 ◆バセドウ病の症状とは バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、ミトコンドリアのエネルギー代謝が異常なほど激しくなる病気。 そのため、いつもジョギングをしているのと同じ状態に思われ、微 熱が生じて疲れやすくなっている。 参考 … 甲状腺ホルモン(サイロキシンホルモン)は、エネルギー代謝を活発にし、体温を上げる役割を担うホルモン。このホルモンは全身の細胞に働きかけ、全身の細胞を一斉に元気にする。 普通は、 このホルモンは朝の光を浴びると分泌され、一日のはじまりに活動エネルギーを供給してくれる。夜になると少なくなるので体温が下がる。生活リズムに沿って分泌される。 異常は、 甲状腺ホルモンがいつも多い状態になるというのは、生活リズムとかけ離れたこと。 常に昼が来て夜がまったく来ない状態といえる。そうすると、エネルギー代謝はいつも活発になっている状態。活性酸素が出やすい状態になってしまう。 注目 … バセドウ病を患っていない方でも、 自律神経のバランスが崩れると甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、 ミトコンドリアのエネルギー代謝が不必要に活性化し、 活性酸素が生まれやすくなり、体が傷つき老化を早める。   自律神経の不調は「生活のリズム」が乱れることで起こりやすい症状です。 不規則な生活が続いたときに体調が悪くなったり、肌が荒れたりす るのは、 甲状腺ホルモンの異常により、活性酸素が過剰に生れたせい。 体の不調も、肌荒れも、体が「老い」も近づいた証拠です。 重要… 生活リズムを保つことにより、甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されない生活をする。 すなわち、規則正しい生活をすることが、ストレスを軽減して、一番健康的に過ごすための生き方。 ◆エネルギーとは「貯金の出来ないお金」である 運動したり、頭を使ったり、活性酸素はミトコンドリアがエネルギーを生み出せば必ず発生します。 活性酸素の害を減らすには、活性酸素の発生を最低限に抑えるから、質の良いエネルギーをつく らなければならない。 ミトコンドリアが生み出すエネルギーのことを知り、いかに質の良 いエネルギーを生み出すかを知ること。それ...

体が若くなる技術〈3〉vol.2

体が若くなる技術 〈3〉 ~ 「老いる仕組み」と「若返る仕組み」〜 早食いは「老いる仕組み」への第一歩と心得る 食事をすると消化酵素が胃や腸に大量に分泌される ・胃からは 1.5 ~ 2.5㍑/day ・膵臓からは 約1㍑/day ・腸からは 1.5 ~ 3.0㍑/day の、消化液が分泌される。 上記の消化酵素がを作るのにもエネルギーが必要。 消化液を分泌する細胞に消化酵素を蓄えておく。 ただし、一度にたくさんの食事をしたとき食物が胃や腸に到達すると、 急いでたくさんの消化液を分泌することになる。 この消化酵素をつくり、分泌するにも非常に多くのエネルギーが必要。 その際に活性酸素が大量に発生してしまう。 大切… 運動も食事も同じ。 *運動はゆっくりすることで活性酸素を抑えることができる。 *食事はお腹が空いたからといって早食いするのはよくなく、  ゆっくり食べることで活性酸素の発生を少なくすることができる。 血糖値を下げるホルモン「インスリン」を分泌する細胞でも同じ インスリン を分泌するのにも多くのエネルギーを必要とする。 インスリンが分泌されるのは血糖値が高いとき。 早食いして急激に血糖値が高くなるとインスリンを大量に分泌しなくてはならない。 エネルギーを急激に必要とし、活性酸素が出やすい状態になる。 重要… インスリン分泌細胞は活性酸素に弱く、 活性酸素への対抗手段が鍛えられない。 従ってインスリンを急激に分泌しなくてはならない状態(早食い)が続くと 活性酸素の害でインスリン分泌細胞が死んでしまうことにもなる。 ↓↓ 糖尿病の原因のひとつ。 ストレスが活性酸素を発生させる 実際の生活の中で活性酸素を誘発する最大の原因は 「ストレス」 。 病気の原因になる活性酸素は、ストレスによって生じると言っても過言ではない。 心理的、肉体的にストレスがかかると、副腎皮質から抗ストレスホルモンが分泌される。 そうすると、 ・血管が収縮して血圧が上昇し → 血圧の上昇は酸素の供給に。 ・同時に血糖値も上昇する → 血糖値の上昇は糖分の供給に。 わかりやすく言えば、 血圧と血糖値の上昇は、エネルギー源となる酵素と糖分が 急激に全身に供給される...