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体が若くなる技術 〈1〉vol.1

体が若くなる技術 〈1〉vol.1 ~ 健康で長寿の人ほど『体内』が若い〜 ★ なぜ『鶴は千年亀は万年』なのか 仏教で"四苦八苦"という言葉がある。 その中でも根源的な4つの苦しみが、"生老病死"。 "老い" は私たち人生において長く付き合っていかなければならない、根源的な苦しみのひとつです。 なぜ体は年齢と共に老いるのか? 病気になるのも、体が老いることで様々な器官に異常が生じる からと言える。 それを少しでも防ぐには、なぜ、年齢を重ねるほど体が『老い』ていくのかを知らなければな らない。 鶴・亀の寿命は、 双方共とても長生きする動物。 アルダブラゾウガメ…152年 カロライヤハコガメ…138年 ヨーロッパヌマガメ…120年 亀がこれほど長寿なのは、徹底的に消費エネルギーを節約したライフ スタイルのおかげ。動きはゆっくり。亀の中には冬眠するものもい る。 エネルギーの消費量が少ないと、体の老化の原因となる活性酸素の 発生量も少なくなる。 ということは、病気になりにくく長生きしやすい。ということ。 活性酸素とは "老化" を引き起こすもっとも大きな原因。 参考… インコや文鳥などの小型の鳥を飼っている人は、 鳥が長寿だと言ってもあまりピンとこないかも知れない。 でも実は、大きさを考えると鳥の寿命は驚異的に長い。 (一般に総じてサイズが大きい方が寿命は長く小さい方が短命) ・ハムスター…3年 ・セキセイインコ…10年 ・鳩…35年 ・鶴…50~80年 ★ マラソン選手の体は限りなく"鳥"に近い 亀の長寿は徹底した省エネのおかげ。 鳥のライフスタイルは空を飛ぶのでとても多くエネルギーを使う"消費型"。 こうした鳥の消費型ライフスタイルを支えているのが、彼らの《ミト コンドリア》の良さ。 《ミトコンドリア》とは 真核生物の細胞質中に存在する糸状または顆粒状の細胞小器官。 真核生物とは…核膜で包まれ、染色体、仁などの構造のある核を 持つ生物。動物や植物がそれにあたる。(細胞全体の10~20%を占めている。) 細胞によっては100~3000個もの