低体温と病気 〜体温を上げる健康術〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.5

ちよっと楽をしない生活をする

“楽は苦の種、苦は楽の種”
このことわざ、物事には苦と楽の両面がある。
今楽をしておくと、後で苦労しなければならず、逆に今苦労しておけば将来は楽ができる。

 

現代は運動する機会と量は減り、下半身、特に足の筋肉は弱り始めている。


足の静脈血は、心臓に戻すために乳搾りをするように、ふくらはぎの筋肉を動かし押し進められているので、
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血流をよくするには足の筋肉を鍛える必要アリ。
(例・雑巾がけ.目的地の一駅前で降りて歩く)

便利なものを手放すことで体温を上げるという楽の種がまける。

生活の中の楽をカット
モップがけは楽だけど…今は鍛えどき!


上半身を鍛えるには雑巾がけ!!
雑巾がけの姿勢は腹筋と背筋を鍛え、雑巾絞りは指先の力もつけてくれる。
丁寧にふけばエネルギーも消費できる
朝一番の雑巾がけは、交感神経を刺激して
一日の活動の準備状態にベスト。

 

朝起きて、一杯の白湯を飲む

朝起きてすぐに飲む白湯は、体の中から温める効果があります。
朝は、夜の副交感神経の状態から交感神経優位の状態への切り替えどき。
体温の低い人は、体温の上昇もままならず、活動準備ができていません。

大切...
その時、体を温めてくれる一杯の白湯が交感神経へのスイッチの切り替え役になり、低体温で目覚めの悪い女性の大きな味方になる。

 

理想の白湯の温度は50度

何故白湯がよいのか?
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血液の温度より冷たい。
水では血液への吸収が悪く、体内にたまり、体を冷やし、むくみの原因となるから。
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白湯なら、血流を温め、動脈や毛細血管を広げて、全身すみずみまで血流をよくし、代謝を上げてくれる。
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血流がよくなれば、乾燥肌や敏感肌に悩む人も、毛穴の開閉がよくなって美肌にもつながる。
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その上、胃·腸の働きを高め、腸内を刺激して老廃物の排除がスムーズにいく。

 

白湯の水は、アルカリ度の高いイオン水や温泉水などがよい
白湯の効果
・腸を刺激し便秘改善
・血流をよくして代謝アップ
・体温上昇

−電子レンジを使えばすぐにできる−

 

適度な運動で筋肉を鍛える

低体温の人は全般的に筋肉量の少ない人が多いようです。
(参考:女性に冷え性が多いのも男性に比し筋肉量が少ない)

低体温はもともと発熱源である筋肉量の不足、筋肉の衰えが大きな原因
   ↓↓
筋肉量を増やせば良い。

注意…
年齢を経ると、若いころのようにマラソンや縄跳びといった骨髄まで負担をかける激しい運動は、交感神経が優位になって、
かえってストレスが加わり、血管が収縮した状態となり、低体温が改善されません。


大切…
そこで義務的にならず、心と体の負担にならない気楽な運動がおすすめ。
ラジオ体操も良い。
(肩こり解消・腰痛予防・呼吸器や消化器に働きかけ全体の血流をよくします)

とにかく、気楽に遊びながら行う運動が一番
ミトコンドリアにいい運動

8の字体操
足を肩幅くらいの広さに開きます。
両腕を上げてバンサイをして8の字を描き、意識してひねりを加えながら体をゆったり揺らすと、筋肉が鍛えられ体温もゆっくり上昇する。
体脂肪をへらす効果もある。

揺さぶり体操
ひざを屈伸させながら体をゆさぶる。
下半身のためにはウォーキング・スクワット運動・かかと上げ下げ運動もおすすめ。

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