睡眠について〈1〉



睡眠について〈1〉
病気を治したかったら「睡眠」を変えましょう!



確認…A
こんな症状は「悪い睡眠」と深く関係している。
・高血圧が続いている
・動脈硬化が進んでいる
・血糖値がいつも高い
・コレステロール値が高い
・肥満である
・糖尿病と診断された
・抑うつ傾向がある

確認…B
悪い睡眠につながる日常の習慣とは。
・よく眠れたという充足感をもてない
・平均睡眠時間は6時間以下である
・午後10~午前2時の「睡眠ゴールデンタイム」に起きている
・家族に「いびき」をよく注意される
・自分に合った寝具を使っていない
・寝ぞうが悪い
・寝る直前までスマホをいじっている
・風呂からあがったらすぐベッドに入る
・朝ごはんをきちと食べない
・『睡眠不足では死なない』と思っている


確認…C
悪い睡眠がさらに重篤な病気を呼ぶ。
・5時間以下の睡眠だと・・・血管がサビて動脈硬化に
・4時間睡眠が1週間つづくと・・・糖尿病の初期状態に
・6時間以下の睡眠だと・・・前立腺ガン・乳ガンのリスクが上がる
・5日間断続睡眠不足だと・・・抑うつ傾向が強まる
・4時間以下の睡眠だと・・・ 肥満が7割アップする



5大疾患の原因は睡眠不足にあり
睡眠の質が悪いと86もの病気にかかるリスクが生まれ早死にする確率も高まる!
(カナダのラバル大学とアメリカのウィスコンシン大学の研究チーム)

「睡眠不足で死ぬことははない」これは大変間違った考え方、思い違いです。
睡眠の質が健康に及ぼす影響を甘く見てはいけない。
たとえ睡眠不足が直接の死因にはならなくても、
睡眠の時間不足や質の悪さがもとで命を縮めるケースはいくらでもある。
日本で「5大疾患」とされる、 ガン・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・精神疾患のリスクが
すべて睡眠不足で高まってしまう。
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大切
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健康で長生きしたければ、食事や運動に気をつけるだけではなく
『良質な睡眠』もそこに伴わなければなりません。

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重要
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理想の睡眠時間は、5.6 ~ 7.5時間。
これ以上でも以下でも寿命は縮む。
以前、アメリカで睡眠時間と寿命の関係を調べる大規模な調査が行われた。
その結果は、男女ともに睡眠時間が 6.5 ~7.5時間の人がもっとも死亡リスクが低く、
それよりも短くても、長くても寿命が短くなる傾向があることがわかる。
日本の名古屋大学で行われた調査も同じ結果)


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重要
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睡眠の最大の目的は「身体機能の修復」です。
睡眠時間が長い人の死亡リスクが高くなる原因は
はっきりしていません。
ただ「眠り=身体機能のメンテナンス」です。
長時間睡眠をとらないとリカバリーできない人は、
何らかの健康上の問題をもっていることになります。


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注目!
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もし毎日8時間以上眠っても疲れが抜けない場合、
睡眠中に断続的に呼吸が止まっているなど、
睡眠に何らかの問題がある可能性もある。

◆より深く安眠できるゴ―ルデンタイムを逃すな!
浅い睡眠と深い睡眠の2種類の睡眠を一晩に何度も繰り返す。
それが人の眠りの大きな特長です。



浅い睡眠(レム睡眠)
レム(REM)は眠っていても素早く眼球が動く運動が見られるという意味。
「Rapid  Eyes  Movement」に由来する。
レム睡眠の間、全身の筋肉はゆるみ、反射活動も低くなって身体は休息モード  に入っている。
一方、大脳は覚醒に近い状態で、この間に記憶の固定化や再構成を行います。
夢を見るのもレム睡眠の間です。



深い睡眠(ノンレム睡眠)
深く安らかな眠りが「ノンレム睡眠」です。
「Non  Rapid   Eyes  Movement」に由来する。
ノンレム睡眠中は脳波の活動が低下して、神経活動も抑えられる。
脳は深い休息モードに入っている。
「睡眠のゴールデンタイム」とは
人には生体リズムにのっとった睡眠に適した時間帯がある。
その時間帯が午後10時~午前2時のゴールデンタイム。
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大切!
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ゴールデンタイムには睡眠を促すホルモン「メラトニン」の働きが高まる。
従ってゴールデンタイムに休むと、スムーズに寝つけ、 
そのまま深く安らかなノンレム睡眠に入ることができる。
その上、ゴールデンタイム中にノンレム睡眠をとると、
より多くの成長ホルモンが分泌される。
成長ホルモンの役割は、疲労を回復させたり、さまざまなホルモンバランスを整えたり、新陳代謝を高めたり、免疫を高めたりします。
                   ↓↓
アンチエイジングにつながります
ゴールデンタイムに寝れば疲労回復やリフレッシュ効果が高まる)
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重要
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同じ 6.5~7.5時間睡眠をとるならば、
少なくともゴールデンタイムうち、3時間を含めた毎日6.5~7.5時間睡眠が
病気のリスクを下げる長生きできる眠り方。


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結論
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午後 11時に床に入り、6.5~7.5時間ゆっくり睡眠すること!

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