老化は体の乾燥が原因だった vol.10

気になる症状・病気をクスリなしで治す
「体の乾き」の解決法【B】


 
★髪の悩み

体が乾燥して「腎」が弱ると体の中は老化現象のオンパレードとなる。
“抜け毛” “白髪” “薄毛”   などの髪の老化もその1つです。

原因は…
昔に比べて体を動かす機会が少なくなった。
  ↓↓
下半身の筋力の低下
  ↓↓
腎虚(下半身の弱り)
  ↓↓
 髪の悩み

対策は…
腎を温め、下半身の筋力を鍛える。
それが髪の悩みの改善に通じる。
上記の人々の症状は、体が陰性体質(体を冷やしすぎる生活習慣)に即したものである。
一方、赤ら顔で筋肉体質、ずんぐりむっくり体型でいささか薄毛という人は、
陽性体質。
そういう方は、陽性体質に向いた食生活を心がけ、さらなる頭髪の老化を食い止められる。

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陰性・陽性体質に良い!

〇ヤマイモの多食
〇海草類(ワカメ・コンブ・ヒジキ)を毎日食べる
〇ウォーキングやスクワット運動を行う
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★不眠

眠れないのが…

・コーヒやお茶などのカフェインの摂りすぎ
・暑すぎや寒すぎ
・かゆみ
・痛み
・頻尿

などが原因だという場合を別にすると、
眠れないと訴える人の大半は「体の乾燥と冷え」をかかえている。

乳幼児は眠くなると手足が温かくなる。
このことからもわかる通り、心地の良い睡眠につける時は手足がポカポカと温まる。
細胞が乾燥し、余分な水分があちこちに溜まっていると、当然手足が冷える。
  ↓↓
健康の大原則…頭寒足熱

この逆の「頭熱足寒」に陥った場合、頭に上った血を下げ脳の細胞を休めるには、
「乾燥と冷え」を取り除いていく他ない。

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 乾燥と冷えを取り除く方法

●ウォーキングなど行って筋肉をよく使い、血液を下半身に集める。

●就寝して体温がスーッと下がっていく時に良い眠りにつける。
 そのためには就寝前に体温を上げておくと良い。
  =次の様な入浴の工夫=
  ・37~39℃のぬるま湯に20分つかり、
   アルコール好きなら入浴後に軽く飲む。ビールより体を温める赤ワインや日本酒が良い)
  ・手足の冷たい人は、洗面器に粗塩ひとつかみ入れ、
   42℃位のお湯を加え足浴または手浴を5~10分行う。

●シソの葉と生姜の「精神安定作用」を活かす
  ・「シソの葉加生姜湯」を就寝前に飲む
    胃を温め、ストレスによる鬱などに効果あり
     ①アオシソ2.3枚を火であぶる
     ②パリパリになったら手でもみ湯飲み茶碗に入れる
     ③生姜をすりおろしガーゼでしぼり10滴ほど加える
     ④湯飲み茶碗半分ほどお湯を注いで飲む
  ・刻んだシソ葉とネギを入れた熱い味噌汁を就寝前に飲む。
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★ノイローゼ・軽いうつ

精神的な疾患も “体の乾燥” と関係がある。

〇うつ病は11月から3月までの寒い時期に発祥する人が多い。
 体が冷えて水分の滞留時間が著しく、
 細胞の乾燥に拍車がかかりやすい時期である。
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また、うつ病の人が1日のうちで最も不調を感じる時間帯は体温の低い午前中。
                    ↓↓
〇老人性うつは、スカスカになって頭蓋骨とのすき間ができることが多い。
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脳細胞の乾燥も精神的にダメージをもたらす。

対策…
体温を上げ、汗をかき、体の乾燥を防ぐこと。

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体温を上げ、汗をかき、体の乾燥防止法
〇生姜湯またはシソの葉加生姜湯を1日3回以上飲む。
 シソ葉と生姜には「気を開く」=「うつ気をとる」という作用がある。

〇シソ葉と生姜を存分に取り入た食生活。
 ・シソの葉の料理(シソの葉入り味噌汁・シソの葉の天ぷら)
 ・生姜料理(生姜の漬け物・紅生姜・刻み生姜入りの味噌汁)

〇シソの葉を煎じて飲む。
 約10gのシソの葉をコップ1杯の水で半量になるまで煎じてる。

〇生ジュースとして「ニンジン・リンゴ・シソの葉入りジュース」を飲む。
  《作り方》
   ニンジン2本(約400g)→240㏄
   リンゴ1個(約300g)→240㏄
   シソの葉(約50g)→35㏄
   =計515㏄(コップ3杯)
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★ガン

体の中でガンができない臓器がある。
心臓・脾臓・小腸
  ↓↓
いずれの臓器も臓器温が高い。

例として…
マラリアで高熱をだした後、ガンが消えた。
39.6℃の熱でガン細胞が死滅。
ガンは熱に弱く、冷えて乾燥した状態をつくるとかかりやすい。

ガンの予防治療には、全身の乾燥対策が必要。
体を温め、余分な水分を出すこと。
欧米食(肉・卵・牛乳・バター)は肺癌・大腸癌・乳癌を増やす。
  ↓↓
体を温める、和食中心に少食、腹六~七分目を守る事が年をとってもガンを発症させない一番の対策

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ガン対策
〇朝食を「ニンジン・リンゴ・塩ジュース」や生姜紅茶に。
〇ガンに罹患している人や、再発・転移が心配な人は
 「ニンジン・リンゴ・キャベツジュース」を朝食代わりに飲む
  《作り方》
   ニンジン2本(約400g)→240㏄
   リンゴ1個(約300g)→240㏄
   キャベツ(約100)→70㏄
   =計550㏄(コップ3杯)

〇主食は玄米か、白米なら黒ごま塩をふりかけ、ひと口50回以上噛んで食べる事。
〇副食は梅干し・ダイコンおろし・ヒジキの炒め物等を添える。
 それに、野菜・豆・魚介類などを1〜2品添える。
〇体力の許す範囲で、ウォーキング・入浴・サウナ浴などで体を温める事。
〇カラオケ・趣味に打ち込む・気の合う人とおしゃべりするなどして、
 気分を良くする(体が温まる)。
 この事でガン細胞をやっつけるNK(ナチュラルキラー)細胞の働きが促進される。
〇まわりの人々やもの(神仏・自然・親・兄弟)に感謝の念を持って生きること。
 これは決して精神論ではなく「気分よく暮らす」ことと同様、
 ガン細胞をやっつける白血球の一種NK(ナチュラルキラー)細胞の働きを高めてくれる。
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~まとめ~
あなたの気になる症状・病気にこの対策。

〇たとえば「高血圧」なら
・タマネギとダイコンサラダ
・納豆チーズの発酵食品
・その場のスクワット運動  などの体内水分の正常化。

〇その他
・生活習慣病「糖尿病」「高脂血症」
・内蔵不安「心臓」「胃腸」
・長く続く痛み「腰痛」
・老化現象「老眼」「薄毛・白髪」「骨粗鬆症」
・女性が気になる症状「更年期障害」「シミ・シワ」
・下半身の悩み「頻尿」

…が、それぞれ適切な食事や簡単な運動で解決(バッグナンバー参照)

〇ヤマイモ・シソ・ラッキョウ・黒豆・ゴボウ・牡蠣など
 おなじみの食材が効果抜群

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