女性の病気 徹底検証 その1〈vol.1〉
更年期障害
更年期障害の症状
更年期障害は多種多様。
よく起こる症状や起こり方など、その特徴を知っておきましょう。
●症状が重なりあったり、入れ替わり現れたり
更年期障害の症状は、身体的・精神的に様々な形で起こります。
よく見られるのは、ほてり・のぼせ・冷え・発汗・肩こりなど
症状が出ている時間が長くなっていく様です。
●月経不順が更年期障害の始まり
更年期のさまざまな症状は、、 まず月経不順から現れるのが一般的です。
月経の周期や量などが今までと変わってきたと感じていると、
ほてり・のぼせ・ 発汗などホットフラッシュといわれる症状が起こり始めます。
↓↓
不眠や不安感なども早いうちに現れる症状です。
月経の乱れは、まず周期が短くなり、
●色々ある更年期の症状
【血管運動神経系】
ほてり・のぼせ・発汗・冷え・動悸・息切れ・むくみ
【精神神経系】
頭痛・めまい・不眠・耳なり・イライラ・憂うつ・不安感・ 集中力低下
【運動神経系】
肩こり・腰痛・関節痛・筋肉痛
【知覚神経系】
しびれ・知覚過敏・知覚過鈍麻・蟻走感・そう痒感
【消化器系】
食欲不振・腹部の膨満感・吐き気・便秘・下痢・口内乾燥
【泌尿器・生殖器】
頻尿・残尿感・血尿・月経異状・性交痛・性欲低下・腟乾燥感・ 外陰のかゆみ
【その他】
全身倦怠感・皮膚の乾燥
●気を付けたい他の病気の存在
多くの症状が現れる更年期障害ですが、
気を付けたいのは、それらの症状すべてが更年期障害が原因で起こっ ているとは限らないということ。
様々な機能が衰える更年期は、 他の病気を起こしやすくなる年代でもあります。
↓↓
更年期障害だと勝手に判断すると、
甲状腺の異状や生活習慣病、 心の病気など、他の病気が隠れていることもあります。
不調が続く、どうもおかしいと感じたら、 一度病院を受信する事が大切です。
【更年期以降、注意したい病気】
更年期を境にかかりやすくなる病気を知り予防と注意を!
о子宮体がん
最近、増えているがんで、更年期以降が好発年齢です。 この時期に不正出血があったらまず婦人科で相談し、 必要な場合は子宮体がん検診をしましょう
о子宮筋腫
閉経後は、筋腫が小さくなっていきますが、 閉経前にはホルモンバランスの乱れで一時的に筋腫が大きくなる事 もあります。様子をみて治療方針を決めます
о子宮内膜症
更年期までに、内膜症の症状が進んでいる人も多く、 ホルモンバランスの乱れで症状が悪化する事もあり、 注意が必要です。閉経後は症状が軽くなります
о子宮下垂・子宮脱
骨盤を支える筋肉や、子宮を保持する組織がゆるむ事で、 子宮が下がってきます。長時間の立ち仕事や、 重たい物を持つ事を避け、 日頃から骨盤底筋を鍛える体操を行いましょう。 尿もれの予防にもなります
о萎縮性膣炎
更年期以降は膣粘膜が萎縮したり、 自浄作用が弱まる事から膣炎を起こしやすくなります
о乳がん
40代に多いがん。40代以降は必ず乳がん検診を受けましょう。 また、日頃からセルフチェックを心がける事も必要です
о高血圧
年齢とともに血圧は高くなる傾向にありますが、 エストロゲンが減少する事も血圧を高める要因となります。 肩こりや頭痛など高血圧の症状は、 更年期の症状と似ているので気を付けましょう
о糖尿病
過食や肥満、運動不足・ストレスなどが要因。 更年期の時期にはそうした要因が重なり、また、 倦怠感などの更年期症状と似ている症状もあるため、 定期検診を受けるなど注意をしましょう
о脂質異状症
エストロゲンの減少で血液中の脂質の代謝が悪くなると、 動脈硬化が進んで心筋梗塞・ 脳梗塞にもつながる脂質異状症を起こす人が増えます。 のぼせや頭痛などの更年期の症状と、 動脈硬化の症状は似ているので注意が必要です
о骨粗鬆症
閉経後、骨から急激にカルシウムが減少し、 骨質が低下しやすくなります。カルシウムやビタミンを取る工夫、 適度な運動を心がける。 骨密度を定期的にはかり自分の状態を知る事も大切です
о肩関節周囲炎
肩の関節の周囲が炎症を起こして痛み、 腕が上がらなくなったりします。四十肩・ 五十肩といわれるもので、加齢や疲労で起こります。 血行を良くする事を心がけ、姿勢に気を付けましょう
о眼精疲労
目が疲れやすくなる事で、目のくすみ・充血・頭痛・肩こり・ 吐き気などに悩まされる事が多くみられます。ドライアイ・ 緑内障などの目の病気を伴っている事や、 老眼鏡が必要な場合もあります。目も定期的に検診をしましょう
更年期障害の症状
更年期障害は多種多様。
よく起こる症状や起こり方など、その特徴を知っておきましょう。
●症状が重なりあったり、入れ替わり現れたり
更年期障害の症状は、身体的・精神的に様々な形で起こります。
よく見られるのは、ほてり・のぼせ・冷え・発汗・肩こりなど
それがいつ起こるかは人によって違います。
いくつもの症状が重なったり、
症状が変化していくのも更年期障害の特徴。
天気、気候などによっても症状の出方が違ったりもする。
いくつもの症状が重なったり、
症状が変化していくのも更年期障害の特徴。
天気、気候などによっても症状の出方が違ったりもする。
また、何日か同じ症状が続けて起こり、
しばらくたって忘れた頃にまた起こるといったこともあります。
そういった症状が起こる間隔はだんだん短くなり、
そういった症状が起こる間隔はだんだん短くなり、
●月経不順が更年期障害の始まり
更年期のさまざまな症状は、、
月経の周期や量などが今までと変わってきたと感じていると、
↓↓
不眠や不安感なども早いうちに現れる症状です。
月経の乱れは、まず周期が短くなり、
経血量が少なくなる事から始まる場合が多い様です。
そして、周期が長くなったる短くなったりしながら、
だんだん間隔が空くようになり、閉経を迎えます。
だいたい1年間月経がこなければ、閉経と考えてよいでしょう。
だいたい1年間月経がこなければ、閉経と考えてよいでしょう。
●色々ある更年期の症状
【血管運動神経系】
ほてり・のぼせ・発汗・冷え・動悸・息切れ・むくみ
【精神神経系】
頭痛・めまい・不眠・耳なり・イライラ・憂うつ・不安感・
【運動神経系】
肩こり・腰痛・関節痛・筋肉痛
【知覚神経系】
しびれ・知覚過敏・知覚過鈍麻・蟻走感・そう痒感
【消化器系】
食欲不振・腹部の膨満感・吐き気・便秘・下痢・口内乾燥
【泌尿器・生殖器】
頻尿・残尿感・血尿・月経異状・性交痛・性欲低下・腟乾燥感・
【その他】
全身倦怠感・皮膚の乾燥
●気を付けたい他の病気の存在
多くの症状が現れる更年期障害ですが、
気を付けたいのは、それらの症状すべてが更年期障害が原因で起こっ
様々な機能が衰える更年期は、
↓↓
更年期障害だと勝手に判断すると、
甲状腺の異状や生活習慣病、
不調が続く、どうもおかしいと感じたら、
【更年期以降、注意したい病気】
更年期を境にかかりやすくなる病気を知り予防と注意を!
о子宮体がん
最近、増えているがんで、更年期以降が好発年齢です。
о子宮筋腫
閉経後は、筋腫が小さくなっていきますが、
о子宮内膜症
更年期までに、内膜症の症状が進んでいる人も多く、
о子宮下垂・子宮脱
骨盤を支える筋肉や、子宮を保持する組織がゆるむ事で、
о萎縮性膣炎
更年期以降は膣粘膜が萎縮したり、
о乳がん
40代に多いがん。40代以降は必ず乳がん検診を受けましょう。
о高血圧
年齢とともに血圧は高くなる傾向にありますが、
о糖尿病
過食や肥満、運動不足・ストレスなどが要因。
о脂質異状症
エストロゲンの減少で血液中の脂質の代謝が悪くなると、
о骨粗鬆症
閉経後、骨から急激にカルシウムが減少し、
о肩関節周囲炎
肩の関節の周囲が炎症を起こして痛み、
о眼精疲労
目が疲れやすくなる事で、目のくすみ・充血・頭痛・肩こり・