体温を上げることの大切さ Vol.2 【その3】体温をアップさせる健康法とは


◆ 筋肉が減り 脂肪が増える "間違いだらけのダイエット"

筋肉を増やすことによるメリット
・基礎代謝が上がる
・低体温の解消
・病気になりにくくなる
・免疫力が高まる
・ストレスに対して強くなる
・肌が美しくなる
・体形が良くなる
・食べても太りにくい

重要…
ダイエットする際に最も意識し、知っておきたいこと
・食事制限しても、よほど頑張らないと内蔵脂肪は減らない
・食事制限して真っ先に減るのは、脂肪ではなく「筋肉と水分」
                   ↓↓
結果としてかえって痩せにくい体をつくる。

カロリーを制限するダイエットで最も怖いのは、痩せる時は筋肉が落ち、リバウンドする時はその分が「脂肪」として増える。という事。

(参考…体重はもとに戻っただけなのに、どうも服のサイズが合わない。
 そう感じたら、それは筋肉が脂肪に変化した証拠)

リバウンドを繰り返すと、どんどん痩せにくくなっていく。
それはどんどん筋肉が減っているからなのです。

(参考…見た目はスレンダーな女性でもCTスキャンで体の中を見ると
 内臓脂肪がとても多い"隠れ肥満"と呼ばれる体になっている人がいる)


結論…
低カロリーダイエットは食品は気を付ける必要がある。
特に過剰なカロリー制限は控えるべき!
                    ↓↓
ベストなダイエットとは、
筋肉を鍛え基礎代謝を上げる!
すると、体は自然と痩せていく!



◆有酸素運動は脂肪を減らし、無酸素運動は筋肉を鍛える

運動について
【有酸素運動】… ジョギング・ウォーキング・エアロビクス等(比較的低い負荷で長時間続けられる運動)
【無酸素運動】…ウェイトリフティング(短距離走等息を止めて短時間に強い力を発揮する運動)

エネルギー源
【有酸素運動】… 糖と脂肪
【無酸素運動】… 糖のみ

注意…
無酸素運動をいくら頑張ってトレーニングしても、体脂肪の減少にはつながらない




◆ダイエット効果が4倍になる成長ホルモン

内臓脂肪は、スタイルを悪くするだけではなく、体に様々な悪影響を及ぼす悪玉ホルモンを作り出す。
しかし、有酸素運動だけでは  なかなか効果が出ないと感じている人が多い。
何故かというと…
1日に消費しているエネルギーの70%は基礎代謝。
従って、運動で消費されるのは多く見積もって全体の30%。
運動だけではなかなか痩せない。


参考…
・30分間のウォーキングの消費エネルギーは約140kcal
・30分間のジョギング消費エネルギーは約160kcal
                   ↓↓
この消費カロリーの半分が、脂肪が燃焼される。
従って70kcalの脂肪が燃焼される。
(脂肪1gは約9kcal、従って70kcalということは約8gのわずかな脂肪を燃焼することになる)

脂肪を燃焼するには時間がかかる
何故ならば脂肪は、脂肪酸+グリセロールに分解されてから燃焼される。
秘策として、この脂肪の分解を速めるのは、成長ホルモンを出す
ということ!

成長ホルモンについて(脳下垂体から分泌)
成長ホルモンの役割
・人間の成長を促す
・骨や筋肉をの成長を促す
・脂肪を分解する働きあり

成長ホルモンの秘密
・子供の頃はさかんに分泌される
・体の成長が終わる20歳頃を境に減少する
・50歳代の分泌量は20歳頃に比べ1/5に成長ホルモンの分泌は低下する
                   ↓↓
年をとると痩せにくくなるのは、この成長ホルモンの減少が関係している

大切…
成長ホルモンを増やすには「無酸素運動」をすること。
脂肪は燃焼されないが、成長ホルモンが分泌されて
脂肪の分解が進む。
しかも無酸素運動により成長ホルモンが分泌されるが、その分解時間は6時間も持続する

先に筋トレのような無酸素運動を行ってから有酸素運動を行うと
無酸素運動を行った段階で脂肪の分解が進むので
有酸素運動を始めてすぐに脂肪の燃焼が始まり
有酸素運動による脂肪の燃焼率が飛躍的に高まる。

注目…
有酸素運動だけでは15~25分の運動をし続けないと脂肪燃焼が始まらないのが
事前に無酸素運動を行うと
有酸素運動を始めてわずか5~10分程度で脂肪燃焼の段階に入る事ができる。

30分のジョギング・・・ 消費される脂肪はやく8g
(3日に一度年間続けると→約1kgの脂肪燃焼)
これに対して無酸素運動を有酸素運動の前に行った場合は一年間で約3.5倍の3.5kgの脂肪が消費される。
何故かというと、脂肪燃焼率がよくなるに加え、基礎代謝も上がってくるから。



◆"冷え性"を治したらければ筋肉を鍛えなさい

* 低体温は体温そのものが36゜C以下に低くなっている。
* 冷え性というのは体の中の中心部、上半身の体温はそれほど低くないのに、
  手指先・足先といった体の末端の血行が悪く、異常なほど冷たくなっている。
 (低体温は男女の区別なく起こるが、冷え性はほとんど女性)

なぜ女性ばかり冷え性になるのか?
大きな原因は、低血圧と運動不足。

低血圧…血圧が低いと体のすみずみまて血行を行き渡らせる事ができなくな
ゆえに、末端の血行が悪くなる

運動不足…女性はただでさえ筋肉量が男性より少ないので、運動不足すると筋肉の絶対量が足りなくなる。
末端から血液を中心部へ送り返す力が弱くなってしまうのです。

※上記の2つの原因により女性は手足の血行だけが極端に悪くなる"冷え性"になってしまう


対策…足の筋肉(第2の心臓)を鍛える
足の筋肉を鍛える基本は、やはり歩く事ですが、ふくらはぎ・太もも・腰の筋肉を一度に鍛える事ができるスクワットもお勧めの運動。
(先に息を止めた無酸素運動をし、呼吸を整え有酸素運動としてのスクワットを行う)

注意…
冷え性の人がスクワット等の運動をする場合は事前に準備体操をし、筋肉が冷えて硬くなった状態を解消してから行う(良いのはお風呂で体を温めてからするとよい)

"冷え" は体にとっては大きなストレス。
自律神経のバランスを乱し
体全体が冷える"低体温"につながるおそれがある。

このブログの人気の投稿

酵素について Vol.13

体が若くなる技術〈3〉vol.2

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 卵巣の病気…②