体温を上げる事の大切さ vol.2

〜【その2】体温をアップさせる健康法とは 〜


■ 体温が上がればすべてうまくいく

低体温がもたらす「負のスパイラル」。
細胞がダメージを受け、回復させたくても「低体温」であれば機能が低下しており、
細胞のダメージを回復することができない。

これを解決するには「体温をあげること
何故体温を上げると良いかというと‥
体温が高くなった時、最初に変化するのは血流。
逆も真なり。

体温が上がれば、血流が良くなり、
ストレスによってダメージを受けた細胞に、
糖(グリコース)というエネルギー源が供給され、
更に酵素活性も上昇。
エネルギーを効率よく作り出す事ができる。
                ↓↓
ダメージを受けた細胞が活性化、ストレスから回復
                ↓↓
この情報が脳に伝わり、間脳の視床下部へ伝達(自律神経の中枢)
下垂体へ伝達(ホルモンの中枢)
                ↓↓
この様にして、体温を上げる事により自律神経・ホルモンの中枢へと良い情報が伝えられ、全体の機能も正常になる。


重要…
体を常にベストの健康状態にするためには、
外から温めるだけではなく、
常に体温の高い状態をキープできる体づくりをする事が大切。


なぜ50代を過ぎると病気になりやすくなる?

同じ低体温でも、20代では余り深刻な病気になる人はそれほど多くありません。
50代になると病気を発症する人が急増。

・脳の血流障害が原因のパーキンソン病発症するほとんどが
 50~60代(他にも多くの病気が50代を境に発症率が急増)

何故50代を過ぎると病気になりやすいのか?
                 ↓↓
加齢による動脈硬化が起こってくるから
                 ↓↓
動脈硬化と低体温が重なると
                 ↓↓
動脈硬化によって、硬く狭くなった血管の中を
低体温によってドロドロになった血液が流れる事になる。
                 ↓↓
しかもストレス
(低体温・イライラ・働き過ぎ・頑張り過ぎる・悩み・薬の服用し過ぎ等)
交感神経が過緊張になれば血管は更に細くなり‥
                  ↓↓
脳梗塞・ 心筋梗塞・心身症等、深刻な病気を招く。


重要…
動脈硬化を高める危険要因
・高血圧
・喫煙
・糖尿病
・コレステロール低下剤を含めた薬剤の飲み過ぎ
・ストレス

これらの危険因子を全て取り除き、その上で体温を恒常的に上げる努力を続ける。



■ ボケ防止には脳トレより筋トレ」
USAでは "筋肉の能力" という事が注目されるようになった。
きっかけは高齢者の車の事故の急増。

・加齢と共に脳から筋肉への神経経路が衰え、脳が命令を発してから、
 筋肉がその司令を実行するまでにかかる時間が長くなる。

神経経路を鍛えた方が基礎代謝の増加量が明らかに大きい事もわかる。

・筋肉をつけるトレーニングをする事が同時に脳トレになる。



次回は引き続き筋肉と体温についてです。

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