その不調の原因は「冷え」にあり!




日本人の9割は冷えている! とのことです。
「冷え」が日本に蔓延しています。


患者さんの病気に潜む〈冷え〉

クリニックに訪れる患者さんのほとんどが〈冷え〉を抱えているという現状。
でも、患者さんに自覚が少ない。

大きな病院で専門医に診てもらったけど、
有効な治療方法はない。と言われた。。。

そんな難しい病気を抱えた患者さんや、ガンを患い切実な思いの方々。
そうした方々の 90%以上に〈冷え〉が潜んでいるのだそうです。
ところが、そのほとんどの患者さんに、冷え性の自覚がない。
「脈診」をすると、驚くほど〈冷え〉を病む患者さんが見つかるのだそう。


…重要…
〈冷え〉は 、"単なる症状のひとつ" ではない。
さまざまな病気を作る大元であり、 基礎的な原因。
そこから、万病に進行していくのです。


〈冷え〉は万病をもたらす

〈冷え〉には、様々なタイプがあり、原因や成り立ちが違えば性質も異なる。
タイプによってどの様な病気に進行するのか、
どうしたら治す事が出来るのかも異なってきます。

一般的に〈冷え〉が原因で、首や肩こり・腰痛・間接痛や、
免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、
婦人科系疾患を誘引する事もある。
消化力もおちる。
睡眠不足にも。

特に、婦人科系疾患…
例えば、月経前症候群・月経困難症・子宮筋腫・子宮内膜症等の
疾患の患者さんは、例外なく ひどい〈冷え〉を示すそうです。

他にも

・ダイエットしにくい
・アトピー性皮膚炎等、アレルギー疾患になった
・慢性疲労症候群で終日だるい
・記憶力の低下、認知症の兆候
・変形性膝間接症の痛みがひどい
・悪性腫瘍ができた

などなど、

上記の如く患者は病因に〈冷え〉があり、
病気の発症や悪化に〈冷え〉が深く関与し、
治療においてはその〈冷え〉の手当てを優先的におこなわないと
治っていく事は出来ない のです。



心の〈冷え〉が うつ病・パニック障害をまねく

「心が寒い」「心が冷える」「心が凍りつく」
実際に心が冷え、慢性化すると〈冷え性〉を病むことになります。

心を冷やす要素の代表として
・ 精神的ショック
・ 恐怖・悲しみ
・ 大切な人を亡くす
・ 友人や恋人との別れ
・ 信頼していた人の裏切り
・ 失職・住居をなくす

これらの要素が、気力の減退・抑うつ症を訴える。

うつ病は、病態によっていくつかのパターンがあるが、
そのすべてに、なんらかの形で〈冷え〉が関与します。
その結果、やる気・活力・快活さ等 すべて減退するのです。


対応策として…
本人の心身に何が起こっているか説明をし、 泣いて悲しみを手放しする事をアドバイスする。
                   ↓↓

その上で温湿布や食事療法など
〈冷え取り〉ケアを指導する。
                   ↓↓

本来のエネルギッシュで快活な状態を取り戻す方向へ。

…重要… 
まず〈冷え〉を取り除かなければ
根本的な治療は難しい。
冷えはうつ病だけではなく、
躁鬱病・不安神経症・恐怖症
パニック障害をはじめ、
さまざまな「心の病」として姿をあらわします。
我々の心と体は相互に影響を与え合う。

心の冷えが → 体に病気をもたらす
体の冷えが → 心に問題を生じさせる


危険な〈隠れ冷え性〉

「自分は暑がりだ」「体温は高いほうだ」と思っている方!
体は熱いと感じるけれど、実は冷えている ー〈隠れ冷え性〉の場合があります。

〈隠れ冷え性〉によくみられる代表的なタイプは、少々肥満ぎみの体型の方

太って脂肪がつくと、人は冷えを感じにくくなります。
細胞組織は冷たいですが、その脂肪組織で体が覆われると、
体内の熱が閉じ込められます。
すると本人は「熱い」と感じてしまう。

このタイプの方は「熱い」「体の中を冷やしたい」と感じて
1日中冷たい飲み物を手元に置きガブガブ飲む傾向が。

これは、悪化の一途をたどります。
"症状を自覚できない"。健康上、大変危険な状態に。

対応策として…
食事療法によって消化力を上げ、
適切に脂肪を落とすことが必要。
同時に〈冷え〉を解消するため半身浴を指導する。

このタイプの人は半身浴をしても最初のうちはなかなか温まらず、
30分以上お湯につからないと汗が出てこない。

しかし、毎日続けると、汗が出る時間が短くなり
15分~20分で汗が出るようになればOK!


注目…
〈隠れ冷え性〉の方の場合半身浴をしばらく続けても

「半身浴の最中寒くてたまらない」
「やり方が間違っているのだろうか」
「半身浴は自分に合わないだろうか」等と思う。

実はこれがケアが効果を上げている良い兆候!

症状を自覚できないという
これまでの異常な状態から
〈冷え〉を感じる事が出来るのかようになったからです。

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