酵素について Vol.17


〜冷えを治し、酵素を活性化したら、病気が癒えた!〜


★体を温めることで、
本来持っている治癒力は回復する

◎体を温めて、損をすることはない

体を温めると
・血流がよくなる

体内酵素の働きが良くなり、機能が活性化する
HSP(非常に感受性が強く敏感な気質を持つ人)が合成される

体を温めると
体調が良くなる。
 ↓
その方の病気の不調には、冷えが関係していた。
体が冷えて酵素が働かなければ、必要なものも作れないし、
不要なものを壊して排除することもできない。

重要なことは、冷えを取り、体内酵素を活性化させること。

症例集

〈症例A〉不眠  37女性
〜漢方も効かないほど体が冷えていた〜

Aさんは寒い時期は手足が冷たくてつらい、体が冷えすぎる、冷房
は苦手。
更に最近、冷えがつらくて夜寝られない。
仕事は営業、日中は立ちっぱなし、ローヒールの靴をはいても夕方には足がパンパンにむくみ、疲れもなかなか抜けない、その上食事もきちんと取れない。

20代30代と年を経るごとに冷えを実感。
有名な漢方医に処方された薬も改善なし。
足が冷えるので季節を問わず靴下をはいてベットに入るが、夜はなかなか寝つけず熟睡できない。


対応策…
外から湯たんぽ等で温める。(特に、太モモ・おなか・腰回り)
手足がポカポカし寝れるようになる

解説…
Aさんは体の芯から冷えてしまっていて、漢方を服用しても有効成分が吸収できていなかった。湯たんぽで内蔵の冷えが取れることにより漢方薬も効くようになる。

〈症例B〉 関節リュウマチ 45才女性
どうにもならない痛みが消えラクになった

ちこちの関節に炎症が起こり、はれて痛むリュウマチは、30〜50代で発症することが多い。圧倒的に女性に多い。
リュウマチは、肩や背中の凝り、手がしびれる、こわばるなどの軽い症状から始まる。
進行すると関節が変形して、手足が動かせなくなり使えなくなってしまう。

【西洋医学の対応】
リュウマチで関節の程度を見る指標をCRP、
軟骨の破壊程度を見
る指標をMMP3という。
この数値が高いと薬を増やし、低いと薬を減らすという治療を一般的に行っている。(しかしこれらの数値と痛みの程度は直結していません。痛みがなくてもARP•MMP3の数値が高ければ薬の量は増やされる)

Bさんは痛みがひどいのに、CRP•MMP3の数値が低いことから、薬は処方されない。


対応策…
Bさんは普段、お風呂はシャワーで済ませることが多い。
38〜39℃のお湯に30分以上入るようすすめる。
痛みの軽減、関節の動かしにくさ、こわばりなどが改善される。

解説…
体を温めることで血流がよくなり、更に体温よりも2℃高い温度でHSP(ヒート·ショック·プロテイン)が合成。傷ついたタンパク質を修復して、リュウマチの改善効果も表れる。

〈症例C〉ぜんそく 34才女性
冷えがなくなったら発作回数も激減

Cさんはぜんそくの発作がつらくて家事もできない、外出も思うようにできない。いかにも弱々しく、漢方医学では虚証(体力がなく弱々しい感じ)タイプ。
虚証タイプは寒がり、冷え症、子供ころから病弱。
これまでは吸入薬で十分対処できたが、結婚して生活や環境が変わってから発作が増えた。


対応策…
体を温める工夫と冷たい物を控える生活改善をすすめる。
湯たんぽ、ぬるめのお湯に30分つかるなど続けてもらう。
3ヶ月でCさんのぜんそくの発作の回数は減り、半年後、冷えが解消され発作が出なくなる。



解説…
体を温めることによって、体内の酵素活性が活発にになり副腎皮質ホルモンを体内で合成することができ、発作が出なくなる。

〈症例D〉 更年期障害  59才女性
湯たんぽで下半身の冷えを取り除き気持ちも前向きに

ホットフラッシュや大量の汗、動悸、イライラなどのさまざまな不定愁訴が出る更年期障害。体を温めるのも非常に効果的。
汗をいっぱいかくのに足が冷たい。更年期障害に悩んでいる方は基本的に下半身が冷えていることが多い。

更年期障害の症状がつらくて婦人科を受診すると、80〜90%の人がホルモン補充療法をすすめられる。
ホルモン補充療法は更年期障害の各症状を抑えるのに効果があるが、乳がんや子宮がんのリスクが高まるのでほとんどの人がこの治療を受けたがらない。

対応策…
体を温める。家にいる時は湯たんぽ、足湯。
1ヶ月でひどい汗やホットフラッシュも改善。

解説…
更年期障害のホットフラッシュは交感神経が優位になって頭に血が上っている状態です。ぬるめのお風呂にじっくりつかるなど心身をリラックスさせ副交感神経を優位にして気もちを落ち着かせてあげるのは大変よい方法です。

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