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体が若くなる技術〈4〉vol.3

体が若くなる技術 〈4〉vol.3 「 メタボはエネルギー代謝の病気である」 ◆ 食事は30分以上を目安に食べなさい 私たちは、食べ物がいくらあっても、いつまでも食べ続けることはできない。 お腹がいっぱいになったと「感じてしまう」。 お腹がいっぱいになったと感じるのは、「満腹ホルモン」が分泌さ れること。 「満腹だ」と脳にはたらきかけるから。 この満腹ホルモンが正常に作用しなかったら、すぐさまカロリーの 過剰摂取を起こし、内臓脂肪が溜まってしまう。 満腹ホルモンが正常にそして効率良く分泌されれば、おいしい食事 をしながらカロリーを取り過ぎることもなくなる。 注目 … 満腹ホルモンはどのように分泌されるか? やはり「脂肪細胞」。 アディポネクチン(脂肪細胞から分泌される良いホルモンの代表)と同様、脂肪細胞に脂肪が溜まっているかどうかが大きなポイント になる。 満腹ホルモンは、脂肪細胞に脂肪が溜まりはじめたのを合図に分泌 される。 この溜まり「はじめた」というのが重要。 大切 … もし脂肪細胞に脂肪がぎっしり溜まっていると、 少しくらい脂肪が溜まっても、脂肪細胞はそのことに気づかず、 満 腹ホルモンは分泌されません。脂肪細胞に余裕がないといけない。                              注目 … そのために太っている人ほど、いつまでたっても満腹になったと感 じることができなくなってしまい、食欲も旺盛になる(満腹感を得ることができない)。 超重要 … 脂肪細胞は蓄えている脂肪が少なければ健康にとってプラス、多け れば健康に大きなマイナスになるようにできている。 脂肪細胞と満腹ホルモンの循環を改善していくには 「ちょっとした 食事方法」を改善。 食事は30分以上かけて食べる      ということ。 早食いは活性酸素を発生させるから良くない。 30分以上かけると満腹ホルモンが分泌しやすくなる。 理解する … 食事を始めると、まず血糖値が上昇。 すると血糖値を下げようとインスリンが分泌。 するとインスリンは糖を脂肪に変える。 その脂肪が脂肪細胞で溜まり出したことを脂肪細胞が感知して、 満腹ホルモンを物質 この一連のプロセスにかかる時間がおおよそ3