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体が若くなる技術〈5〉vol.2

体が若くなる技術 〈5〉vol.2 「 ミコンドリアを増やす運動習慣」 ◆ 「筋肉痛にならない」は体が衰えきった証拠である 瞬間的な力を鍛えると思われがちな「筋トレ、ウエイトトレーニング」もやり方を間違えなければ持久力のトレーニングになる。 むしろ、一番効率的にミトコンドリアを増やすには、少し強めの力、筋肉の80%くらいの力を出すこと。 1分間位で良いから、80%の強さの力を出し、それを1日10回くり返すだけで、1~2週間もすれば、効率よくミトコンドリアが増えてくれます。 大切 … 赤筋ミトコンドリアを増やすには、短時間で少し強めの力を出す方が効果的。 注意 … ウォーキング程度の運動は、有酸素運動として脂肪を燃やすには適切なのですが、ミトコンドリアを増やすにはあまり適していない。 参考 … 80%の筋力とは、100%以上の力を加えると筋肉が壊れて筋肉痛が生じます。 筋肉痛が生じない程度に頑張った力が80%と考える。 久しぶりに運動をしたり、重い荷物を持ったりして筋肉痛になってしまう。 その後も同じような運動を続けていくと、次第に筋肉痛にはならなくなる。 これは筋肉が発達し、それまでの負担に耐えられるようになったという証拠。 大きな誤解 … 筋肉痛に関しての大きな誤解。 ・「筋肉痛にならない体」になればいいという誤解、特に高齢の方は注意。 ・若いころは激しい運動をした翌日に筋肉痛になっていたけれど、  社会人になってからは運動をした2日後に筋肉痛が出るようになった。 ほとんどの方がそのような経験をしたことがあるはず。 重要 … 筋肉が痛くなるのは、筋肉が壊れたときではなく、その筋肉を修復するために新しい筋肉が増えようとしたとき。 注意 … 「乳酸が溜まると筋肉痛になる」と言われるが、正確な表現ではない。 正しくは、筋肉が増えることでその筋組織が神経を刺激して痛く感じる。 年齢を重ねるほど筋肉の再生スピードは遅くなり、およそ2日かけて再生することになる。 それが2日後に筋肉痛になる理由。 何もしないで年齢をかさねると、筋肉痛は3日後、4日後とさらに遅くなる。 最後には筋肉痛そのものが起こらなくなる。 注目 … これは筋肉の再生能力が低下しすぎたあまり、筋肉が破壊されても増えなくなったということ