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睡眠について〈3〉

睡眠について〈3〉 睡眠不足が肥満の元凶にも 睡眠不足が肥満を引き起こす元凶にもなる ◆ 睡眠時間が4時間以下だと、太る確率は7割もアップする 短時間睡眠は、外見を著しく「オジサン・オバサン」にさせ、 さまざまな病気も招く肥満の引き金です。 「寝ないと太る」…これは紛れもない事実。 睡眠時間が短いほど起きている時間は長くなる。 すると、エネルギー消費量が増えて、 一見痩せそうに思えます。 しかし、実際は全く逆です。   ―――――――――――――――――――――――― ――――― 注 目: アメリカ  コロンビア大学の検証 ―――――――――――――――――――――――― ――――― 平均睡眠時間が7時間のグループを基準にした場合、 6時間だと23%も肥満になる確率が高まる。 5時間だと50%。 4時間以下だと73%。 なぜ睡眠が不足すると太るのか? 食欲をコントロールするホルモンの分泌異常が睡眠不足により起こる。 人の食欲や代謝を司るホルモンには「レプチン」「グレリン」がある。 レプチン 脂肪細胞が体内に増えると脳に働きかけて食欲を抑え、 エネルギー消費を増やす働きをします。 グレリン 脳の視床下部に食欲増進と血糖値上昇の指令を出すホルモン。 グレリンの分泌量が増えるほどカロリー摂取が増え、 肥満につながりやすくなる。 ◆ 睡眠が6時間をきると「太らせホルモン」が発動する  (スマートホルモンのレプチンと、太らせホルモンのグレリン) どちらのホルモンが優位になるかを決められるのが実は睡眠時間。 その分岐点は6時間。 6時間より睡眠時間が減るとレプチンの分泌量が減ってグレリンの分泌が増えるとされています。 ―――――――――――――――――――――――― ――――― 参考 ―――――――――――――――――――――――― ――――― アメリカ  スタンフォード大学の研究 睡眠時間が5時間の人は、9時間の人にくらべてレプチンの分泌量が15.5%減り、グレリンの分泌量は14.9%増加することが判明。 シカゴ大学の研究 睡眠時間4時間の人と10時間の人を比較すると、 4時間の人はグレリンの分泌量が実に30% も増えることがわかり