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体が若くなる技術 〈6〉おなかを空かせて若くなる vol.4

    体が若くなる技術 〈6〉vol.4 「 おなかを空かせて若くなる」 ◆ 「やせないこと」と「空腹になること」はどう使い分けるのか === A === ・内臓脂肪を溜め込んだメタボが生活習慣病を引き起こすのは間違いない  ・カロリー制限によって生活習慣病を予防できるのも本当 === B === 一方、やせすぎの人やコレステロールの少ない人の死亡率が高いのも本当。   このABの比較は「病気になりやすい」か「死亡率が高い」かの違い。 そしてその違いは「年齢」によってはっきりと分かれている。 注目… メタボにより糖尿病になる平均年齢は約50才。 一方、やせすぎにより死亡率が高くなるのは男性で70才から女性で75才。 重要…   私たち 65才を境 に、血液中のコレステロール濃度が自然に下がってきます。 ですから、65才以下では食べ過ぎないこと、内臓脂肪を溜め込まないようにし、生活習慣病にかからないようにする必要があります。 65才を過ぎたら、無理に食べないで栄養(バランスの良い)たっぷりの食事をして体力をつけ、やせすぎによって筋肉を衰えないようにしましょう。 さらに、コレステロールの濃度が下がると免疫機能が低下して、ガン・脳血管疾患・呼吸器疾患の死亡率がいずれも高くなる。 注意…   「やせすぎの予防」と「空腹の獲得」は、年齢を意識して生活に取り入れることで体の変化にあわせた健康法となる。 ◆ 緑・赤・黄色の野菜を食べましょう   血液中のカロテンの量が多い高齢者は、生活の質が高い つまり介護なしで元気に生活ができる。 カロテンは、にんじん・赤ピーマンの色のもとになっている抗酸化物質   抗酸化物質は活性酸素を減らし、遺伝子を守ってくれる物質で、ミトコンドリアを活性化させる役割もある。 抗酸化物質: ビタミン   リコピン(トマト・スイカ)   アスタキサンチン   カテキン 植物には多くの抗酸化物質が含まれる。 葉野菜には多くの「葉緑体」が含まれる。 (葉緑体は光合成を行う場所) (抗酸化物質としてコエンザイムQ10に似たプラストキノンという物質を豊富に含んでいる ) 参考… コエンザイムQ10は、ときには活性酸素をつくり出す欠点を持っているが、 プラストキノンは活性酸素をつくり出してしまう性質がず