投稿

8月, 2021の投稿を表示しています

低体温と病気 〜睡眠と健康〜 質の高い睡眠は健康のためにはなくてはならないもの Vol.2

実感できるよい睡眠は、徐波睡眠が鍵。 睡眠時間は人それぞれ。とても個性的。 ナポレオンは、3時間で充分。 アインシュタインは、毎日10時間以上眠るロングスリーパー。 大切… よい睡眠とは何時間眠ったとしても目覚めたときによく眠った、熟睡したと実感できるもの   ノンレム睡眠は、眠りの深さで波形が変化し、 4段階に分けられる。 〈ノンレム睡眠の4つの段階〉〜睡眠の深さの経過 第1段階(S1)… 入眠状態でまだ浅い眠り。 第2段階(S2)… 比較的安定した睡眠状態でいちばん多い。 第3(S3)・第4段階(S4)… 深い睡眠状態、脳波にはデルタ波があらわれる。徐波睡眠、深睡眠と呼ばれ難問に取り組んだ後には増加。 S3(中度の眠り)S4(深い眠り)段階の大きくゆっくりとした波(徐波)が出る状態を、徐波睡眠という。 ❍ 質の高い睡眠の第一条件は、この徐波睡眠(深い睡眠)がある程度続くこと。 ❍ 質の高い睡眠の第二条件は、S1(入眠期)S2(浅い眠り)段階の浅いノンレム睡眠とレム睡眠が適度にあらわれること。 ✘ 質の悪い睡眠は、疲れや眠気が取れず日中もグッタリしている。 重要… よい睡眠には必ず徐波睡眠があらわれ、よく眠ったという時間は徐波睡眠の量が大事な鍵を握っている。 睡眠中に分泌されるホルモンの役割。 ノンレム 睡眠 中に分泌されるホルモン 成長ホルモン:新陳代謝を活発にする サイトカイン:免疫細胞同士の情報伝達の役割をする 成長ホルモンは22時頃から活発になり2〜3時頃ピーク 睡眠の深い子供ほど、たくさん分泌される。「寝る子は育つ」。 子供の成長に重要なホルモンですが、大人にとっても体の修復に欠 かせません。   成長ホルモンの 役割 ・蛋白質や骨などの合成する働きを促進 ・疲労回復 ・リンパ球の働きを活発にさせて傷を修復 ・肝臓細胞の再生 ・細胞の活性化による体全体のダメージを回復するホルモン 大切 … 女性にとってもこの4時間(22〜26時)はお肌のゴールデンタイムといわれる。 注目 … 一方レム睡眠の中には、生命維持的に不可欠なコルチゾールが分泌される。 ↓↓ ・このホルモンは睡眠中のエネルギー供給のために脂肪を燃やす。 ・肝臓にあるグリコーゲンを分解してブド