投稿

6月, 2013の投稿を表示しています

病気になりやすい、人なりにくい人
〜 病気と自律神経の関係 vol.5 〜

イメージ
前回より引き続き、第5弾となりました。 今回のキーワードは、 「睡眠」「お酒」「水分」「腸」 です。 ■ 睡眠不足は自律神経の大敵である どんなに体にいいことをしている人でも、 もともと自律神経のバランスのいい人でも、 睡眠が不足すると一発で自律神経のバランズが崩れます。 睡眠不足だと副交感神経の働きが上がらない。 何故でしょう…? 自律神経には日内変動があり、 普通は夕方から夜にかけて、 副交感神経のレベルが上がり、 副交感神経優位な状態になります。 しかし、睡眠不足は交感神経を刺激してしまう。 交感神経を刺激することばかりしてしまうと 副交感神経が上がるタイミングを失ったまま 交感神経が上がる朝の時間帯に突入し、 その結果、何をしても副交感神経が上がらない状態になってしまいます。 睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させ、 自律神経のバランスを悪くさせます。 さらに、バランスが崩れると 血流が悪くなり、 身体機能は低下する。 その上、血流低下により脳の機能も低下する。 大敵である所以です。 …【大切】… 運動能力も、頭脳も、体の治癒力も、 私たちの心身に関わるすべての能力において 本来の実力を出しきる為には、、、 最低限の条件として充分な睡眠をとっておくことが必要! ■お酒を飲むときは、同量の水をいっしょに飲むとよい 自律神経のバランスという点から見て、 お酒の飲みすぎは 最悪の生活習慣の1つ。 「深酒は自律神経のバランスを崩す」と 言いますが、何故でしょう…? アルコールを多く取ると、 分解しきれなかったアルコールが長時間体内に残ります。 アルコールは興奮剤。 交感神経を刺激し、副交感神経を低下させます。 深酒をすると、体内に長くアルコールが残り、 交感神経が刺激され続けて、血管の収縮も長時間続くことになるのです。 その上、アルコールが体内で「分解・解毒」される過程で使われるのが「水分」。 体は脱水が進み、強いのどの渇きを感じる。 脱水状態 ー 脱水は実は血管にダメージを与える危険な状態です。 血管が収縮して血流が悪くなり、 その上脱水が加わると、 血液の濃度が濃くなり 血流がさらに悪くなります。 このドロドロ血液が、収縮