酵素について vol.12

 

もしかしたら、あなたも “隠れ冷え症” かも

自分の冷えに気づいていない人は以外に多い

”手足が冷たい“  “おなかが冷たい”  など、体が冷えているという自覚のある人はまだ良い。
危険なのは、体の冷えに気づいていない人

= 参考 =

1)内臓冷えタイプ
手足の冷たさなどを全然感じていないけれども、内蔵が冷えている。


2)暑がり冷えタイプ
”自分は暑がりだから冷えなど関係ない“と思っている。
このタイプの人は、体が冷えているので快適だと感じる温度が他人よりも低く、暑がりになっている

3)体が冷えていることさえ分からなくなっているタイプ
最も深刻。冷えすぎて知覚神経までに及んでいる

これらの1〜3の「隠れ冷え性」を見つける一番の目安は、
体温。(35度台)
更には、胃が弱い・便秘や下痢をしやすい・生理痛が酷いなど
おなか周りの症状があるか等も  ”隠れ冷え症“  を見つける目安。


冷えをほうっておく男性は、深刻な病気を招きがち

女性よりも男性のほうが筋肉量が多いので、
基本的に男性のほうが
冷えにくいということはある。

学生時代に、部活動や体育の授業などでせっせと体を動かしていたが、社会人になると運動量はガクンと落ち、筋肉量はどんどん減っているはず。

その上、不規則な生活や栄養バランスの悪い食事、仕事等のストレスなどが重なって、男性の体も冷えている。
= 問題 =
男性は女性に比べて冷えに対処しようとしない人が実に多い。
(30代〜40代の男性患者で何らかの冷えの症状を実感している人が実際に30%強いる)しかし、その冷えに対して対策は余りしていない



= 何故 =
これは男性と女性の脳の差に関係している。

男性は、右脳(直感•ひらめき•創造などの能力に関わり芸術脳と呼ばれることもあります)が発達している人が多いと言われます。

この右脳と左脳をつなぐ部分を脳梁と言いますが、
男性のほうが女
性よりも少し細い。

そのため男性のほうが女性よりも右脳と左脳の交通が悪く、一度にいくつもの情報処理するのが苦手だと言われています。
(女性は仕事に打ち込んでいても『体が冷えないかしら』と自分の体を心配する)

一方、男性は仕事に打ち込んでいたら、徹底的にひと筋。
従って、男性はかなり冷えが進行し、なんらかの病気という形になって、しかも重症になってから病院に足を向ける。


体からのメッセージ =
手足が冷える・肩がこる・腰が痛い・首が痛い・トイレが近い・寝付きが悪い・下痢や便秘をしやすい・疲れやすい・イライラする・等々が体の冷えを招く不調。
  ↓↓    
体からの不調のメッセージ
まずは体を温めること

 

顔色・寝相・生理痛など、冷えはいろいろな形であらわれる

自分が冷えているかどうか簡単チェック!
1)朝起きたとき、自分の手を脇の下に入れてその温かさを覚えて、その手をおなかにあてる。お腹が脇の下と同じ位の温かさを感じれば大丈夫。
   ↓↓
お腹が冷たいときは体が冷えている


2)自分の指で耳たぶを上下に折り曲げても感じなければOK
   ↓↓
痛みを感じたら冷えている証拠
(何故…耳には毛細血管が多く、その末端まで血が通っていないと痛みを感じる)


3)寝ているときに、しょっちゅうトイレに起きるのも冷えの症状
   ↓↓
普通、寝ているときは脳下垂体から、抗利尿ホルモンが分泌されて、あまり尿意は感じない。しかし体が冷えていると膀胱が収縮してしまいたまっている尿量が少なくても尿意を感じて目が覚める。


= 参考:子どものおねしょ =
小児のおねしょは、脳が未熟のため、ホルモンの分泌がうまくできないから。
また、子供は寝相が非常に悪い。元気な子供は寝ている時でさえしょっちゅう動く。
人間は寝ている間に体の疲れをとろうとして、無意識に寝る姿勢を変えようとする。
更に同じ場所にじっと寝ていると、温められて暑くなるので、その暑さから逃れようとして寝返りをうったり寝相を変えたりする。
ちゃんと寝ているはずなのに、体が冷えて疲れがとれにくいという人は、体が冷えて十分な寝返りを打てないことが関係している。


= 参考:生理痛 =
生理痛が酷い人は体が冷えている。
血行が悪く体が冷えていると筋肉は硬くなる。

= 注目 =
「最近ちょっと太ってきたかな」と感じる人は、
おしりや太ももなど、ぜい肉が気になる部分を触ってみましょう。
温かければよいが、ひんやりと感じたら要注意。
冷え性が始まっている。
他にも、顔色が悪い・目の下にクマができるというのも体が冷えて血行が悪くなっている証拠)

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