酵素について vol.8

悪い生活習慣が冷えを作ります

「冷やす食べ物」「温める食べ物」にも性質がある

漢方医学では、食べ物を陰と陽の2つの性質に分けている。
         ↓↓
    陰性の食べ物は身体を冷やす
    陽性の食べ物は体を温める
         ↓↓
バランスがとれて初めて健康な体が作れる


= 大切 =
体が冷えている人の場合は
できるだけ陰性の食材を避け陽性のものを選ぶ
陰性のものを食べ過ぎないようにする


= 参考 =
陰性食品・陽性食品の区别する目安

・寒い地方で育つもの、地中に育つもの、
 冬が旬なものは体を温める食材であることが多い

・暑い地方で育つもの、地上に育つもの、
 夏が旬なものは体を冷やす食材であることが多い


= 注意 =
いくら体を温める性質の食材でも、冷蔵庫など冷たくして食べたら
体の熱を奪ってしまう


= 大切 =
冷えている人の場合は食材がどのような性質でも、体温より高い温
度で食べると良い。
体を冷やす陰性の食材でも、温めて食べればそこから多少の熱を得ることができる。
からだを冷やす食材を摂るときは、体を温める食材と組み合わせると良い。
 (参考…とうがらし・しょうがを上手に使う)


= 重要 =
食べるときに、よく噛むことが大変大事。
よく噛むと、脳から神経ヒスタミンが分泌され、この神経ヒスタミンが満腹中枢や交感神経を刺激して、食欲を抑制し脂肪を燃やして熱を作るという働きがある。

陰の食材

色が薄いもの•白いもの
もやし・大根・小麦粉から作った白いパンやパスタ・乳製品・マーガリン・ラード

夏が旬のもの
トマト・なす・きゅうり・オレンジ・レモンなど

地上に育つもの
キャベツ・白菜・ほうれんそう・レタス・ピーマンなど

暑い地域のもの
バナナ・マンゴ・パパイア・パイナップル・さつまいも・カカオなど

カフェインの強いもの
コーヒー・日本茶・中国茶・チョコレートなど

精製した甘味料
白砂糖•人工甘味料など

その他
インスタント食品・冷凍食品・レトルト食品・缶詰などの加工食品

陽の食材

色が濃いもの
ニンジン・かぼちゃ・小松菜・にらなど

冬が旬のもの
ごぼう・れんこん・かぶ・りんご・みかん・なし・柿・ぶどうなど

地下に育つもの
長いも・玉ねぎ・にんにくなど

赤みが強いもの
牛肉・鶏肉・羊肉・豚肉など

魚介類
魚はほとんどが陽性・えびなどの甲殻類・魚卵・海藻など

香辛料・調味料
塩・米酢・からし・わさび・しょうが・とうがらし・山椒・ごま油・オリーブオイルなど

塩分の強いもの
みそ•しょうゆ•漬物•塩辛•佃煮など

水分が少ないもの・硬いもの
ごま・チーズ・燻製・干しいも・ナッツ類・ドライフルーツなど

 

このブログの人気の投稿

酵素について Vol.13

体が若くなる技術〈3〉vol.2

女性の病気 徹底検証 ~西洋医学的考え~ 卵巣の病気…②