老化は体の乾燥が原因だった vol.9

気になる症状・病気をリスクなしで治す
「体の乾き」の解決法〔B〕

★骨粗鬆症

加齢に伴い、骨の中身がスカスカになって骨が脆弱化(もろくて弱くなった状態)した症状が骨粗鬆症。
女性の場合は、閉経によって女性ホルモンの分泌が減少すると骨粗鬆症になりやすい。
対策として、女性ホルモン補充とか、カルシウム不足からカルシウムを含む食品を食べよとか諸説があるが…?

結論…
骨がもろくなるのは「骨の乾燥」。
大切なのは、骨の細胞内に確実に水分を送り込むこと。
骨の周辺の筋肉の血行を良くすること。である。

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◆生姜紅茶を飲む
抜群の利尿作用、保温作用もある。
余分な水分を取り除き、細胞の乾燥を防ぎ血行促進にもなる。


◆ウォーキングやスクワット運動をして下半身の筋力をつける
これらの運動で筋肉を温めていけば、下半身の血流を良くすることができ、骨の乾燥を緩和できる。

 
◆入浴は生姜風呂、塩風呂にして、たっぷり発汗する
半身浴・サウナ浴もお勧め。
体を温めながら余分な水分を出して、骨から乾燥を防いでいく。

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★更年期障害

女性のお腹はヘソの上と下では温かさが全然違う事が多い。
ヘソの下、下腹部が格段に冷えているこの冷えは、乾燥のサイン。
(冷えている箇所は余分な水たまりがある箇所)
(その周辺の細胞は水分不足に陥り乾燥してしまう)

下腹部が乾燥する(=冷える)という事は、下腹部には子宮や卵巣が存在するため、子宮・卵巣の細胞も乾燥し、血液循環が滞る。
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そこで、そこに存在していた血液は上昇する。
下から上へ突き上がってくる状態として(のぼせ・息苦しさ・肩こり・吐き気・セキ・発汗・イライラ・不眠・不安)等が次々に出現する。
これが更年期障害。
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◆ゴボウを多く摂取する
ゴボウには性ホルモンの分泌を促すアルギニンが含まれる。
キンピラゴボウや味噌汁にゴボウを入れて食べると良い。


◆黒豆は漢方でいう腎(腎臓・泌尿器・生殖器)が虚した(不足した)状態に効く
黒豆を黒砂糖と煮て食す。


◆ダイコンの葉は血行を良くし、血の汚れを取り除くので、婦人病に効果がある
味噌汁の具に入れると良い。


◆42℃位のお湯を洗面器に入れて足浴する

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★頻尿

腎の働きが低下し、細胞に行き渡るべき水分が体の袋やくぼみ・細胞間質にたまると、体が冷えて頻繁な尿意となって現れる。
こうした症状を漢方では、腎虚(下半身の弱り)という。

…対策…
体の乾燥を治すと頻尿も解消。
頻尿の改善には、下半身強化・乾燥対策を実行すること。

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◆根菜類(ゴボウ・ニンジン・レンコン)などを多く食す
「相以の理論」でいえば人間の下半身は植物な根にあたる。
レンコン・ネギ・タマネギをキンピラゴボウやタマネギのサラダにして食べる。
(タマネギとダイコン・ワカメをスライスし、醤油ドレッシングをかける)


◆ヤマイモを食す(腎虚の回復に効果的)
とろろそばや麦とろを食べる。ヤマイモに梅干しを加えて食べる。


◆生姜紅茶を飲む


◆ゆで小豆を食べる


◆ウォーキングやスクワット運動で下半身を鍛える


◆下半身の血行を良くするため、入浴は全身浴の後、 
 温かいシャワーを浴びて少し休んでから、半身浴をする

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★シミ・シワ

肌が体の乾燥から受ける影響は甚大である。
お風呂上がりのたっぷり汗をかいた後の肌は、みずみずしくツヤがある。
これは温まることにより、血行が良くなり皮膚が温まったこと以外にも、
体内で水分調節を司る腎臓が温まって活性化した結果。
体から余分な水分が排除されると同時に、乾燥してしぼんだ皮膚細胞に新鮮な水分が取り込まれたためである。
このように、体全体の乾燥を改善すれば肌は根本からみずみずしさを取り戻す。
体全体の保湿がシワ予防・改善につながる。

シミは皮膚が乾燥して血行が悪くなり、
冷えていると新陳代謝は円滑に行われず色素が残る。
このようにしてできたシミに対しても、全身の乾燥を食い止め、体の中がみずみずしくなれば肌の新陳代謝が正常化して、シミの改善がみられる。
肌の代謝を上げ、乾燥を防ぐには“ヌルヌル・ネバヌバ食品”を取ると良い。
 
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◆全身浴の後できるだけ半身浴をする
サウナや岩盤浴も良い。

◆ウォーキングやジョギングなど日常的に汗をかく習慣をつける

◆ニンジン・リンゴジーュスを飲む

◆生姜紅茶を飲む

◆「ヌルヌル・ネバヌバ食品」を多食する
ヤマイモ・サトイモ・オクラ・モズク・ワカメ・納豆・ナメコ・牡蠣・ナマコ・カレイの煮こごり

ヌルヌル・ネバヌバ効果はコチラ(バックナンバー5月:全身がみずみずしくなる日常生活参照)

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