老化は体の乾燥が原因だった vol.8
気になる症状・病気をクスリなしで直す「体の乾き」の解決法 [A]
★心臓の不安
全身への血液が回るのは、心臓が動くからだ。
しかしこのシステムは、実は心臓だけではなく、筋肉( 特に下半身)な強力なサポートを必要としている。
↓↓
しかし、体が乾燥し、下半身に余分な水分がたまる(むくみ)
↓↓
水分に圧迫されて、血管は満足に収縮・ 拡張をして心臓に血液を戻す事が出来ない。
↓↓
更に水分な滞留により「腎」が弱り、
↓↓
下半身の筋肉が落ち、毛細血管が減少。
↓↓
心臓は下半身のサポート役を失い、大きな負担を強いられる。
↓↓
行き場がなくなった血液が上へ上へ(上半身) と上がりすぎたために、
冠動脈にもトラブルが生じる。
(*冠動脈 = 心臓の上に冠のように乗っている血管心筋に酸素を供給する動脈のこと)
↓↓
狭心症・心筋梗塞の発症
=================================
〇狭心症は、
冠動脈の動脈硬化により、心筋への栄養や酸素が十分に供給されない時に生じる。
突然の胸痛は狭心症のサイン。
〇心筋梗塞とは、
冠動脈に血栓(血の塊)がつまり、 それより先へ血流が途絶えて、心筋が壊死を起こした状態。
この場合の痛みは、胸骨下部から左前胸部に起こる事が多い。
痛みは、左肩・左手・アゴに散らばる事もある。
いずれにしても痛みが15分以上続く場合は心筋梗塞の疑いがある。
〇上半身の動脈の病気
脳梗塞や心筋梗塞などの病気は現代人には極めて多い。
これは、下半身の弱った状態 = 腎虚といえる。
(*腎虚 = 漢方では老化の事をいう)
〇心筋梗塞など心臓病が末期に入り、心不全に陥ると、
下肢からむくみがはじまる。
さらに肺・肝臓・脾臓・腸とさまざまな臓器に水分がたまる。
ひどい場合は1日500g~1kg体重が増えていく。
利尿剤を使い余分な水分を排出し、
収縮力の低下した心筋も活力を取り戻す
〇心臓病の予防・改善には、
尿の出を良くして乾燥を防ぎ、 下半身を鍛える事が肝要なのです。
==================================
………………予防、健康法…………………
〇肉・無精卵・牛乳・ バターなどの欧米食の摂りすぎは動脈硬化を促進するので少なめに する。かわりに、魚や魚介類をしっかり摂る。
(EPA・DHAなどの油やタウリンが多く含まれ動脈硬化・ 血栓を予防してくれる)
〇カレーライスに付き物のラッキョウはじめ、
ニラ・ニンニク・ ネギなどのアリウム属に含まれる野菜は、
冠動脈を拡張して血行を良くする。
ビタミンB1が豊富に含まれ心筋を強くするので、
狭心症・ 心筋梗塞の予防や治療の一助となる。
〇週3~4回、超ゆっくりのウォーキング
( 毎分40mほどな速度からはじめる)を1日に30分実行する。
〇牡蠣の季節には大いに食べる!
牡蠣 = タウリンを含み、血栓(心筋梗塞)の予防・改善に役立つばかりでなく、 心筋の力を強め、冠動脈が縮まるのを防ぐ働きがある。
……………………………………………………
★胃腸の不調
胃や十二指腸の不調は、 体が乾燥している人には特徴的な症状である。
細胞が乾燥して、細胞外にたまった水分は体の「袋状の臓器」 へたまっていく
(胃袋・腸管など)
↓↓
胃腸に水分がたまると、膨満感やお腹の張り、 ガス腹などの原因となる。
水分の重みによって胃が下方に伸びてしまった状態が胃アトニー( 胃下垂)である。
………………予防、健康法…………………
〇生姜茶を飲む
〇梅醤番茶を飲む
〇黒豆を黒砂糖で煮た物を食べる
〇キャベツを積極的に摂る。
キャベツのみじん切りにして、カツオブシと醤油をかけて食べる。
生野菜は体を冷やすので湯通しして食べてもよい。
キャベツ = ビタミンU(抗潰瘍作用がある。ただし加熱すると破壊されてしまう)
= ビタミンK(出血を止める)
〇症状に合った湯温に毎日入浴する。
・胃潰瘍・十二指腸の改善には、42℃位の熱い風呂に入浴。
→交感神経が緊張し胃液の分泌が少なくなる
・胃弱・胃アトニーには、38~40℃のぬるめに入浴。
→副交感神経をうながし胃の 働きを活発にさせる
……………………………………………………
★膝痛・ひざ痛
〇たいていの痛みは “冷え” と “水” によってもたらされる。
冷えと水は、余分な水分を体のあちこちにためてしまう事によって
細胞の乾燥をもたらす。
〇腰痛・ひざ痛などは、特に水がたまりやすい関節部に生じた痛み。
“水” が関節を “冷やし” て痛みをもたらすと同時に、
周辺の細胞や骨を乾燥させ、痛みを慢性化させてしまう。
対策→
体を温めて余計な “水” を体から追い出し、
体の乾燥を防ぐのが根本治療。更には、衰えた筋肉を鍛えること。
注意→
腰やひざの急性症状(炎症を起こしている) の場合は温めるとかえって悪化する。
打撲やねんざなどによる痛みの時は2・3日入浴はさけ、 冷湿布をあてると良い。
………………予防、健康法…………………
〇生生姜茶を飲む
・抜群の利尿作用
・保湿作用
・生姜に含まれるジンゲロール・ジンゲロンという辛味成分に鎮痛作用がある
〇入浴は全身浴の後に半身浴をする
半身浴は下半身の血行を高め、発汗させる。
そのため、腰から下の痛みが緩和する。
また、余分な水分を出し、腎の機能を高めて全身の乾燥を防ぐ。
継続すると若返り効果も期待できる。
生姜風呂・塩風呂も血行促進効果が高くおすすめである。
〇足浴をする
慢性腰痛には…
〇日中でもカイロを貼る。
〇腹巻きをつける。
〇「腹ばい反らし運動」をする。
背筋・臀筋(おしりの筋肉)・太ももの筋肉を強化する運動
(*無理はしない事)
《やり方》
腹ばいに寝て両足をそろえた
まま、股関節を伸ばすように
足先を上に上げ、そり返る
☆慢性「ひざ痛」には…
〇ひざの負担にならない程度に、ウォーキングをする
〇大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)を鍛える
イスに腰かけてやる簡単な運動で、ひざを強化する事が出来る
*無理のない範囲で試して頂きたい
《やり方》
①イスに腰かける
②①のまま、両ひざ下を上げ
て伸ばし、その後曲げる
③②を連続して10回行うのを
1セットとして全部で5セッ
ト行うとよい
…………………………………
★心臓の不安
全身への血液が回るのは、心臓が動くからだ。
しかしこのシステムは、実は心臓だけではなく、筋肉(
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しかし、体が乾燥し、下半身に余分な水分がたまる(むくみ)
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水分に圧迫されて、血管は満足に収縮・
↓↓
更に水分な滞留により「腎」が弱り、
↓↓
下半身の筋肉が落ち、毛細血管が減少。
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心臓は下半身のサポート役を失い、大きな負担を強いられる。
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行き場がなくなった血液が上へ上へ(上半身)
冠動脈にもトラブルが生じる。
(*冠動脈 = 心臓の上に冠のように乗っている血管心筋に酸素を供給する動脈のこと)
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狭心症・心筋梗塞の発症
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〇狭心症は、
冠動脈の動脈硬化により、心筋への栄養や酸素が十分に供給されない時に生じる。
突然の胸痛は狭心症のサイン。
〇心筋梗塞とは、
冠動脈に血栓(血の塊)がつまり、
この場合の痛みは、胸骨下部から左前胸部に起こる事が多い。
痛みは、左肩・左手・アゴに散らばる事もある。
いずれにしても痛みが15分以上続く場合は心筋梗塞の疑いがある。
〇上半身の動脈の病気
これは、下半身の弱った状態 = 腎虚といえる。
(*腎虚 = 漢方では老化の事をいう)
〇心筋梗塞など心臓病が末期に入り、心不全に陥ると、
さらに肺・肝臓・脾臓・腸とさまざまな臓器に水分がたまる。
ひどい場合は1日500g~1kg体重が増えていく。
利尿剤を使い余分な水分を排出し、
収縮力の低下した心筋も活力を取り戻す
〇心臓病の予防・改善には、
尿の出を良くして乾燥を防ぎ、
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………………予防、健康法…………………
〇肉・無精卵・牛乳・
(EPA・DHAなどの油やタウリンが多く含まれ動脈硬化・
〇カレーライスに付き物のラッキョウはじめ、
ニラ・ニンニク・
ビタミンB1が豊富に含まれ心筋を強くするので、
狭心症・
〇週3~4回、超ゆっくりのウォーキング
(
〇牡蠣の季節には大いに食べる!
牡蠣 = タウリンを含み、血栓(心筋梗塞)の予防・改善に役立つばかりでなく、
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★胃腸の不調
胃や十二指腸の不調は、
細胞が乾燥して、細胞外にたまった水分は体の「袋状の臓器」
(胃袋・腸管など)
↓↓
胃腸に水分がたまると、膨満感やお腹の張り、
水分の重みによって胃が下方に伸びてしまった状態が胃アトニー(
………………予防、健康法…………………
〇生姜茶を飲む
〇梅醤番茶を飲む
〇黒豆を黒砂糖で煮た物を食べる
〇キャベツを積極的に摂る。
キャベツのみじん切りにして、カツオブシと醤油をかけて食べる。
生野菜は体を冷やすので湯通しして食べてもよい。
キャベツ = ビタミンU(抗潰瘍作用がある。ただし加熱すると破壊されてしまう)
= ビタミンK(出血を止める)
〇症状に合った湯温に毎日入浴する。
・胃潰瘍・十二指腸の改善には、42℃位の熱い風呂に入浴。
→交感神経が緊張し胃液の分泌が少なくなる
・胃弱・胃アトニーには、38~40℃のぬるめに入浴。
→副交感神経をうながし胃の 働きを活発にさせる
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★膝痛・ひざ痛
〇たいていの痛みは “冷え” と “水” によってもたらされる。
冷えと水は、余分な水分を体のあちこちにためてしまう事によって
細胞の乾燥をもたらす。
〇腰痛・ひざ痛などは、特に水がたまりやすい関節部に生じた痛み。
“水” が関節を “冷やし” て痛みをもたらすと同時に、
周辺の細胞や骨を乾燥させ、痛みを慢性化させてしまう。
対策→
体を温めて余計な “水” を体から追い出し、
体の乾燥を防ぐのが根本治療。更には、衰えた筋肉を鍛えること。
注意→
腰やひざの急性症状(炎症を起こしている)
打撲やねんざなどによる痛みの時は2・3日入浴はさけ、
………………予防、健康法…………………
〇生生姜茶を飲む
・抜群の利尿作用
・保湿作用
・生姜に含まれるジンゲロール・ジンゲロンという辛味成分に鎮痛作用がある
〇入浴は全身浴の後に半身浴をする
半身浴は下半身の血行を高め、発汗させる。
そのため、腰から下の痛みが緩和する。
また、余分な水分を出し、腎の機能を高めて全身の乾燥を防ぐ。
継続すると若返り効果も期待できる。
生姜風呂・塩風呂も血行促進効果が高くおすすめである。
〇足浴をする
慢性腰痛には…
〇日中でもカイロを貼る。
〇腹巻きをつける。
〇「腹ばい反らし運動」をする。
背筋・臀筋(おしりの筋肉)・太ももの筋肉を強化する運動
(*無理はしない事)
《やり方》
腹ばいに寝て両足をそろえた
まま、股関節を伸ばすように
足先を上に上げ、そり返る
☆慢性「ひざ痛」には…
〇ひざの負担にならない程度に、ウォーキングをする
〇大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)を鍛える
イスに腰かけてやる簡単な運動で、ひざを強化する事が出来る
*無理のない範囲で試して頂きたい
《やり方》
①イスに腰かける
②①のまま、両ひざ下を上げ
て伸ばし、その後曲げる
③②を連続して10回行うのを
1セットとして全部で5セッ
ト行うとよい
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