老化は体の乾燥が原因だった Vol.3

"元気の素"は「体内を乾燥させないこと」

2. 水をいくら飲んでも "みずみずしく" なれない
(細脂外液と細脂内液のメカニズム)


"みずみずしい" と言う言葉には若さや新鮮さというイメージが伴う。
"みずみずしい体"といえば、若くて健康でキレイな体を誰もが思い浮かべる。

乳児は全体重の70%が水分
幼児は65%
成人は60%
老人は55%

上記の如く、老化が水分減少。乾燥であることは明らか。
(年齢を取るごとに体の水分は減っていく)

このように体が乾燥しているのに、あれも水毒・これも水毒
と言われるのは何故か?


=ポイント=
体をみずみずしくして若さを保たせるための水分とは、
"細胞の中に含まれている水分" を指す。これを細胞内液という。
これに対して水毒の水分とは、本来必要でない所にたまった水分。
これを細胞外液という

〔細胞と細胞間・胃袋・腸間の中・鼻汁をためている・
副鼻腔の中・皮下の細胞と細胞の間〕

"みずみずしい体になるため" と
水をがぶ飲みしても細胞内には入らない。
それどころか、細胞外液が増え水毒が起こる。
細胞は "干物" になり下半身が太くなる。

これが老化

結論…
"細胞内液の多い体" は若々しく、
"細胞外液の多い体" は乾燥して老化が進んでいる。

では…
体の中の水分コントロールはどのようになっているか?

水分コントロール

❶血液中の水分は全身60兆個の細胞に運ばれる(細胞内液)
❷運ばれた水分(細胞内液)は細胞のみずみずしさ、 
 つまり若さを保ちながら、細胞内で行われている様々な化学反応のため
 必須物質として働く。
❸②の働きの結果、水分が古くなれば(汚染されると)
 老廃物と共に血液に吸収されて最終的に腎臓へ行き、
 尿として捨てられる。
大切なのはこの働きが滞りなく実施されるためには『熱』の力がかかせない。

次に…
体の中の水分コントロールがうまくいかないと‥

❶冷たい水分を摂り、胃や腸の細胞が冷えすぎると、 
 吸収が十分に行われず、胃腸の中に溜まってしまうか、
 下痢として外に捨てられてしまう(細胞外液)

❷さらに、冷えた臓器や組織の細胞では、 
 必要な水分を十分に取り込めず、
 水分は細胞と細胞の間に滞る(細胞外液)
                     ↓↓
       これがむくみの原因

結論…
みずみずしい体になるために必要なのは
"細胞に届くための水分補給" なのである。

体を冷やす食事や生活をしては、 
必要な水分が細胞に吸収されず、
体内は乾燥して老化が進んでしまう。

体の細胞を若返らせる"水分"とは

誰でも塩辛い物を食べるとノドが渇く。
このメカニズムこそ体をみずみずしくするために必要な
"細胞に届く水"のポイントである。

人間の体内では、塩分は水分とセットになり常にくっついて動いている。


下痢や嘔吐をすると水分が大量に体外に出る。
                     ↓↓
この時に脱水にならないように真水を飲むと‥
                     ↓↓
また下痢をしたり吐いたりする。
                     ↓↓
これは下痢や嘔吐で失われた水分が水だけではなく塩分を含んだ液
体である。
                     ↓↓
そこで下痢や嘔吐で体内の水分が減ってしまったところに
真水を飲めばより塩分が薄くなる。
                     ↓↓
そこで体は塩分濃度の低下を防ぐべく、体は水分吸収を拒否する



このように、人間の体は生きるために常に水と塩のバランスを自動調整している。
細胞は、それ自体と同じ水と塩のバランスの水分なら取り込むが、 
塩分ん欠いたバランスの悪い水分は細胞の外にはじき出す。
どうせ水分を摂るのなら、体を若返らせるバランスの良い水分を摂るべき

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