女性の毛髪の悩み・脱毛トラブルの徹底検証 及び 対策2


★薄毛の5大原因

薄毛の原因は、

❶「脱毛」
❷「成長期に停止」
❸「休止期に脱落」
❹「ホルモンバランス」
❺「角栓様物質」

の5つが代表的なものです。


脱毛
ポニーテールやヘアピンの使用により髪を強く引っ張り続けると、
頭皮内部の毛細血管が破損してしまうことがあります。
これが原因で髪が抜け落ちてしまうのが、牽引性脱毛症。
また、髪の構造や根元(棍毛)に異常がある場合も脱毛につながります。
髪や頭皮に悪影響を及ぼす ラウリル硫酸 の入ったシャンプーや
酸性のブリーチの使用なども原因のひとつです。

◆ラウリル硫酸とは◆
陰イオン界面活性剤(発ガン性・アレルギー性のあるものとされている)



❷ 成長期に停止
1つの毛母細胞が盛んに1本の髪を生成し続ける期間を「成長期」と呼びます。
通常3年〜7年間続きますが、薬物投与・X線照射・過度なダイエットなどによる栄養不足などにより、
髪の成長が停止してしまうことがあります。
毛母細胞の活動が完全に停止する前に、育毛剤などで早目にケアしましょう!



❸ 休止期に脱落

毛母細胞の活動が完全に止まると「休止期」を迎えます。
休止期に入ると、約3カ月で髪は自然に抜け落ちます。
その後、毛母細胞はまた活動を再会するのですが、
この休止期にストレスや外傷・発熱などがあると、活動を再会しないままになる事があります。
円形脱毛症 がその1例です。
休止期に髪が抜けるのは、毛髪サイクルとしては正常な状態なので、
原因が解明できれば元に戻ります。



❹ ホルモンバランス
一般的には、女性は50歳ごろから更年期に入り、
女性ホルモンの分泌が少なくなり、男性ホルモンの分泌が増えてきます。
その影響で薄毛になる傾向があります。
また、若い女性でも、分娩後や避妊薬の使用によりホルモンバランスが崩れ、
一時的に薄毛になる事があります。
ホルモンバランスが正常になれば、薄毛も正常になります。



❺ 角栓様物質
頭皮の研究をかさねてきた結果、角栓様物質 があきらかになりました。

◆角栓様物質とは◆
毛穴の中の古い角質が皮脂と混ざり合ってできる大きな塊こと。
毛穴につまって髪の毛の成長を妨げている物質です。
専門のサロンでこれを取り除く事が大切です!



上記の他、頭皮の炎症性疾患や、アレルギー・アトピーなどにより
薄毛になる事もあります。
また、
20~30代の薄毛は、生活習慣や間違ったヘアケアによる影響でなる事が多い傾向にあります。
それらを見直す事で、ある程度薄毛を防ぐことは出来る事と思います。
原因をつきとめ、症状に合わせたヘアケア・頭皮ケアを行う事が大事です。



女性の脱毛トラブルの対応策

健康な髪の毛を生み出すためには、
頭皮の状態を清潔に保つ事が大切です。
また、髪の毛や頭皮の状態を健康に保つためには
生活習慣を見直す事も大切です。



◆ 髪の毛は「もみ洗い」で!

頭皮と髪の毛を清潔に保つためには、正しい洗髪を心がける事。

・ 髪と頭皮をお湯で洗う。
・ シャンプーを泡立て頭皮に付ける。
・ つめを立てず、1分以上 指のはらでていねいに洗う。
・ シャンプー3回に1回でよいので、指の腹でもみ出すように洗う。
  (頭皮をこすらないように注意する)
・ 自分の髪に合ったシャンプーを使用するのが基本。
・ 頭皮マッサージをする。

シャンプーの時以外でも、頭皮を健康に保つために頭皮マッサージをしてあげましょう。
頭皮の血行が良くなり、新陳代謝が促進され健康な髪の毛が生えてきます。
                  ↓↓
=ポイント=
・つめを立てない
・強くたたかない
・頭皮をこすらない

次回は、生活・栄養面での対策です。

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