あなたの不調の原因は「冷え」にある vol.1


〈冷え〉を治せば病気も治る
★〈冷え〉がまねく2種類の「便秘」について

「健やかな便」の7つの条件
1. 毎日でる
2. 朝食前に出る
3. 臭いがあまりない
4. 色が濃すぎない
5. 適度な硬さがある
6. 形はバナナ状
7. 水に浮く
(回数については、午後か夕方に2度目の排泄があることもある)

以上の条件がすべて満たされているのが理想的な排泄である。

便秘と下痢はどちらも消化不良のあらわれです。
薬は使う癖をつけない方が賢明。

大切…
とくに下痢は自然な浄化作用として起きているケースもあるので、そのままにしておく


★ヨーグルトが効く便秘、繊維質が効く便秘

便秘は2つのタイプに分類できる

①不規則な食事や睡眠・職場での緊張・環境の変化・旅行たどによって神経系がみだれ、その影響で腸の運動が不安定になって、何日かに一度硬くコロコロと乾燥した便になる

②食べ過ぎや消化不良によって腸が重くなり、動きが停滞しているのが特徴で、硬い便のことも柔らかい便のこともあるが、たいていは粘液質のずっしりと重い便で、頻度としては1~2日に一度は出る

注目…
①②どちらのタイプも〈冷え〉から生じた不調を全身に広げる「万病のもと」ですから、根本的な改善が必要

*ヨーグルトは重い質をもち、しっとりとしていて冷たい食品です。従って②のタイプが悪化したタイプの便秘の方が食べるとさらに便秘が悪化
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ヨーグルトが効くのは①のタイプの便秘

*繊維質は軽く、特にサラダなどを摂る場合は冷たいままですから、①のタイプの便秘の方が食べると悪化
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繊維質が効くのは②のタイプの便秘

大切…
しかしどちらのタイプの便秘も食品を冷たいまま食べる良くない。


★便秘が精神面の病気を起こすことも

便秘は放っておくと全身に病気を広げてしまう。
たかが便秘と軽く考えず、きちんと手当てする事が大切。

注目…
・①のタイプの便秘が慢性化すると痔になる
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その痔がさらに体調を乱し、下痢と便秘を繰り返す過敏性腸症候群につながる

・便秘になると神経系も乱し
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心気症・統合失調症・うつ・不安神経症等の精神面の症状を悪化させる
▲心気症=ヒポコンデリー (自分の病気に対して必要以上に不安を抱きちょっとした症状を過大に受けとめる精神状態)

大切…
排泄は日々の大切なデトックス(排泄・浄化)でもあり、便秘を癖にしたりさらに病気へ進行させないように、〈冷え〉をケアして、毎日自然な排泄が起こる機能をとりもどすこと

〈快適な排泄をうながす生活環境〉
・早起き
・起床時にカップ一杯の白湯 + レモン汁 + 塩少々を飲む
・朝食前にトイレに5分すわる(けして力まない)
・食事中、食間にカップ一杯の白湯を飲む
・出来れば朝の半身浴を日課にする
・体質に合った食事を取り、末消化物(先月文参考)を減らし、消化力を強くする

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