体が若くなる技術〈4〉vol.3

体が若くなる技術 〈4〉vol.3
メタボはエネルギー代謝の病気である」



食事は30分以上を目安に食べなさい

私たちは、食べ物がいくらあっても、いつまでも食べ続けることはできない。
お腹がいっぱいになったと「感じてしまう」。
お腹がいっぱいになったと感じるのは、「満腹ホルモン」が分泌されること。
「満腹だ」と脳にはたらきかけるから。
この満腹ホルモンが正常に作用しなかったら、すぐさまカロリーの過剰摂取を起こし、内臓脂肪が溜まってしまう。
満腹ホルモンが正常にそして効率良く分泌されれば、おいしい食事をしながらカロリーを取り過ぎることもなくなる。

注目
満腹ホルモンはどのように分泌されるか?
やはり「脂肪細胞」。
アディポネクチン(脂肪細胞から分泌される良いホルモンの代表)と同様、脂肪細胞に脂肪が溜まっているかどうかが大きなポイントになる。
満腹ホルモンは、脂肪細胞に脂肪が溜まりはじめたのを合図に分泌される。
この溜まり「はじめた」というのが重要。

大切
もし脂肪細胞に脂肪がぎっしり溜まっていると、
少しくらい脂肪が溜まっても、脂肪細胞はそのことに気づかず、
腹ホルモンは分泌されません。脂肪細胞に余裕がないといけない。                             

注目
そのために太っている人ほど、いつまでたっても満腹になったと感じることができなくなってしまい、食欲も旺盛になる(満腹感を得ることができない)。


超重要
脂肪細胞は蓄えている脂肪が少なければ健康にとってプラス、多ければ健康に大きなマイナスになるようにできている。


脂肪細胞と満腹ホルモンの循環を改善していくには
「ちょっとした食事方法」を改善。
食事は30分以上かけて食べる     
ということ。


早食いは活性酸素を発生させるから良くない。
30分以上かけると満腹ホルモンが分泌しやすくなる。


理解する
食事を始めると、まず血糖値が上昇。
すると血糖値を下げようとインスリンが分泌。
するとインスリンは糖を脂肪に変える。
その脂肪が脂肪細胞で溜まり出したことを脂肪細胞が感知して、
満腹ホルモンを物質

この一連のプロセスにかかる時間がおおよそ30分。
30分以上すると人は満腹感を抱きはじめ食べ過ぎることはない。


危険
30分以内に食事する人は、早食いで満腹感を得られないだけではなく消化液を大量に必要とするため活性酸素を生み出す。
★ゆっくり噛んで食べましょう




満腹ホルモンも体内時計で動き出す

体内時計
この時間の感覚にしたかって私たちは体温やホルモンの分泌などをコントロールしています。

満腹ホルモンを正常に機能させるめには、この体内時計を乱さないことが必要。
何故なら、満腹ホルモンは体内時計が狂ってしまうと分泌されなくなる。

★生活リズムを守っていれば食事をした30分後に満腹感が得られますが、昼夜逆転の生活や不規則な生活をしていると、満腹感が得られずいつも何か食べたいという欲求がうまれる。

大切
夜は部屋を暗くして就寝し、朝は太陽の光をしっかり浴びて起床する。

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