睡眠について〈7〉vol.1
睡眠について〈7〉
~私の睡眠時間はこれで解決しました~ 患者体験談
★朝起きて、夜眠る。
(生体リズムの基本を取り戻しただけで、不眠もストレスもなくなりました)
40代 女性…フリーライター
30代後半までは「2~3日寝なくても書きまくれる」と豪語していたが、40過ぎてから『寝付きの悪さ』に悩まされるようになってしまった。性格のまじめさゆえ、締め切りが近づくと間に合うかどうか、強い 不安に襲われ眠れなくなる。結局起きて、朝の6時か7時まで書き続けてしまい『時差ぼけのよ うな状態』が続いてしまう。
メラトニンの働きを強める不眠症治療薬『ロゼレム』を処方する こともできたが、本人は「薬を飲むのは抵抗がある」と。そこで『朝起きて、夜眠る』という人間本来の生体リズムを取り戻 すため、秘策フルコースに取り組んでもらうことにした。
《対応策》
「もう半年以上満足に眠れてません。」
40代半ばの男性ビジネスパーソンで、悩みは仕事で疲れているのに寝付きが悪く眠りが浅い。1年前に課長に昇進して以来、仕事量が激増して取引先との対応で ストレスも多く、会社のことがいつも頭から離れないのが原因だと 思う。
帰宅は毎晩11時過ぎ、TVを見ながら夕食を食べた後は、疲れか ら ついリビングのソファでうたた寝してしまう。お風呂にも入った り入らなかったり。
ベットにもぐり込む頃にはAM1時を回っているという。
しかし、やり残した仕事が脳裏に浮かんで離れなくなってしまい、結 局2時3時まで寝付けないことも多い。
起床は毎朝6時。3~4時間しか眠っていない日が多く、日中は強 い眠気に襲われる。
そのため集中力がダウンして、仕事に時間がかかり、さらに帰宅時間 も遅くなる。不眠スパイラルにはまってしまっていた。
(夜遅くまで働けば、交感神経は鎮まらず、眠気もやってきません )
《対応策》
この方は、仕事のストレスが原因で寝付きが悪いだけでなく、
就寝 途中でも目が覚めるという状態に陥ってしまっていた。
そこで、入眠と途中覚醒に有効であり、飲んだ時に苦味がない『ルネ スタ』を処方。
結果…『入浴による体温上昇 → その後の降下』というタイミングを生かす ことで、寝付きが格段によくなる。その上、 就寝と起床時間をそれぞれ1時間早めたことで、トータルの睡眠時 間は同じでも、睡眠の質が上がり、朝気持ちよく起きられるように もなった。
ルネスタを服用したのは最初の数日だけ。後は使わず。
『手元にあるでけで安心でき、安眠効果につながるように思えたそ うです』
1ヶ月ですっかり不眠解消。
『交感神経を鎮めることが安眠への最大の近道』であることを痛感。
★スマホのブルーライトが睡眠にこんなに有害だったなんて
20代女性毎月生理前に不眠傾向が強まるなど、以前から寝付きがが良くなかった。入社後、さらに寝付きが悪くなり、ここ1ヶ月ほどは毎晩3時頃ま で眠れない日々。
当然、毎朝起きられないため、毎日のように遅刻。仕事中も船をこぐ ありさま。
原因は… 帰宅はたいてい夜9時頃。そこから午前0時頃まで、夕食やお風呂も そこそこに、ネットショッピングやラインに熱中する、という日常。
本来なら交感神経が鎮まるはずの時間帯に、スマホが発する強烈な ブルーライトを浴び続けていれば、眠れなくなるのは当然。
《対応策》
実行すること1週間ほどで、寝付きがスムーズになり、徐々に『 スマホ断ち』の効果が現れた。
夜間のスマホ使用を控えるだけで、簡単に眠れるようになる人が少な くありません 。
それだけブルーライトの刺激は、眠りをもたらす副交感神経にと って有害なのです。
~私の睡眠時間はこれで解決しました~ 患者体験談
★朝起きて、夜眠る。
(生体リズムの基本を取り戻しただけで、不眠もストレスもなくなりました)
40代 女性…フリーライター
30代後半までは「2~3日寝なくても書きまくれる」と豪語していたが、40過ぎてから『寝付きの悪さ』に悩まされるようになってしまった。性格のまじめさゆえ、締め切りが近づくと間に合うかどうか、強い
メラトニンの働きを強める不眠症治療薬『ロゼレム』を処方する
《対応策》
- まずは、起床時間の前倒しからスタート。たとえ前日の就寝がどんなに遅くても、朝は9時に起床。
- ベランダに出て直射日光を全身に浴びた後、窓際にテーブルを置き、そこでトリプトファンを多く含む朝食を食べたり、新聞を読んだりして過ごすように指示。そして『気分が盛り上がる』音楽を大音量で聴いて、交感神経をたかめてから執筆するようにすすめる。
- おやつは、スナック菓子からトリプトファンの多いナッツやチーズなどに切り替え、コーヒーやチョコレートが多い飲食物は夕方6時以降は控えるようにしてもらう。その上、夕食時間は7時に早め、これもトリプトファンの多い魚中心の献立にするよ伝える。
- 仕事も、夜9時以降は執筆しない。PCの電源を落とすことをルール化した。その上、ブルーライトを浴びずに済む仕事だけを選んで行うことにした。『メラトニンの分泌を妨げない暗さ』を作るため、夜9時には天井の蛍光灯も消し、テーブルの電気スタンドのみを点灯するようにした。暗さに慣れると、赤や緑のランプが常時点灯する家電製品が気になり出し、固定電話や空気清浄機にカバーをかけて極力目に入らないようにした。
- 夜10時から30分間ストレッチで軽く汗を流し、10時半に入浴して体温をさらに上げ、 体温が下がり始める11時半頃には布団に入ることを日課とした。
最初の数日間は布団に入ってもすぐ寝付けず、夜中2~3時まで読 書をしてしまった。
しかし、仕事で起きることは止めた。
また朝は、どんなに眠くとも 起床時間を毎日15分ずつ早めることも守った。
すると寝付くまでの時間が徐々に短くなり、1週間が経つ頃には午前0時前に眠りにつき、翌朝7時頃には自然 と目が覚めるようになった。
この生体リズムを極力崩さないように心掛けていると、布団に入ると、あっという間に寝てしまうようになり『寝付きの悪 さ』というストレスが解消された。
しかし、仕事で起きることは止めた。
また朝は、どんなに眠くとも
すると寝付くまでの時間が徐々に短くなり、1週間が経つ頃には午前0時前に眠りにつき、翌朝7時頃には自然
この生体リズムを極力崩さないように心掛けていると、布団に入ると、あっという間に寝てしまうようになり『寝付きの悪
★『帰宅と起床を1時間ずつ前倒し』で不眠のスパイラルから完全離脱
40代男性…ビジネスパーソン
40代男性…ビジネスパーソン
「もう半年以上満足に眠れてません。」
40代半ばの男性ビジネスパーソンで、悩みは仕事で疲れているのに寝付きが悪く眠りが浅い。1年前に課長に昇進して以来、仕事量が激増して取引先との対応で
《対応策》
- 帰宅時間をそれまでの夜11時から10時に、起床時間を朝6時
から5時にそれぞれ1時間ずつ前倒しする。
- 就寝時に胃に負担のかからないように、夕食は会社であらかじめ食べておき、帰宅後に口にするのは液化のいい軽食に。
- 食後にソファでうたた寝せず、夜11時までに風呂に入り体温を上げる。
- 体温が下がるタイミングを逃さず、午前0時前にベットに入る。
この方は、仕事のストレスが原因で寝付きが悪いだけでなく、
就寝
結果…『入浴による体温上昇 → その後の降下』というタイミングを生かす
ルネスタを服用したのは最初の数日だけ。後は使わず。
『手元にあるでけで安心でき、安眠効果につながるように思えたそ
1ヶ月ですっかり不眠解消。
『交感神経を鎮めることが安眠への最大の近道』であることを痛感。
20代女性毎月生理前に不眠傾向が強まるなど、以前から寝付きがが良くなかった。入社後、さらに寝付きが悪くなり、ここ1ヶ月ほどは毎晩3時頃ま
原因は… 帰宅はたいてい夜9時頃。そこから午前0時頃まで、夕食やお風呂も
《対応策》
- 就寝時間の2時間前以降はスマホを使わない。
- メールやラインが着信するたびに、眠りを妨げられることがないよう、サイレントモードにすること。
実行すること1週間ほどで、寝付きがスムーズになり、徐々に『